2025年度 大学入学共通テスト 本試験 英語(リスニング) 解答・解説

目次

解答

スクリプト

解説

第1問

問1:正解②

<問題要旨>

話者がリリーに対して、車で家まで送ってほしいと依頼する場面です。話の内容を正確に聞き取り、状況に最も合う選択肢を選びます。

<選択肢>

①【誤】

「リリーは話者を職場まで車で送った」という意味ですが、会話ではこれから家まで送ってほしいと頼んでいるため、時系列が逆です。

②【正】

“Can you drive me home, Lily?”(リリー、家まで車で送ってくれる?)という発言から、話者がリリーに車に乗せてくれるよう頼んでいることがわかります。したがって、この選択肢は正しいです。

③【誤】

“It was fine this morning”(今朝は晴れていた)と話しており、「今朝は天気が良くなかった」というこの選択肢の内容とは一致しません。

④【誤】

「彼らは雨の中を歩いて家に帰るつもりだ」という意味ですが、話者は車で送ってもらおうとしているため、誤りです。

問2:正解④

<問題要旨>

話者が相手に対して、泳ぎに行く前に宿題を済ませることを提案する場面です。「AするまでBしない」という表現の意図を正しく理解することが求められます。

<選択肢>

①【誤】

「話者はすでに宿題を終えている」という意味ですが、会話ではこれから宿題をすると示唆されているため、誤りです。

②【誤】

「話者は一人で泳ぎに行った」という意味ですが、会話はこれから泳ぎに行くかどうかを話している場面なので、誤りです。

③【誤】

「話者は今すぐ泳ぎに行くことを勧めている」という意味ですが、”Let’s not go swimming until we finish our homework.”(宿題を終えるまで泳ぎに行くのはやめよう)と、正反対のことを言っているため、誤りです。

④【正】

“Let’s not go swimming until we finish our homework.”(宿題を終えるまで泳ぎに行くのはやめよう)という発言は、裏を返せば「まず宿題をしよう」という提案になります。したがって、この選択肢は正しいです。

問3:正解②

<問題要旨>

話者が、券売機で紙幣が使えないため、相手に硬貨を持っているか尋ねている場面です。機械が受け付けるものと受け付けないものを正確に聞き取る問題です。

<選択肢>

①【誤】

「その機械は硬貨と紙幣の両方を受け付ける」という意味ですが、”This ticket machine doesn’t accept bills.”(この券売機は紙幣を受け付けない)と明確に否定しているため、誤りです。

②【正】

“This ticket machine doesn’t accept bills.”(この券売機は紙幣を受け付けない)という発言から、この機械は硬貨は受け付けるが紙幣は受け付けないことがわかります。したがって、この選択肢は正しいです。

③【誤】

「話者はこれ以上硬貨を必要としていない」という意味ですが、”Do you have any coins?”(硬貨を持っていますか?)と尋ねていることから、硬貨を必要としていることがわかるため、誤りです。

④【誤】

「話者はその機械のために紙幣を欲しがっている」という意味ですが、紙幣は受け付けられないので、求めているのは硬貨です。したがって、誤りです。

問4:正解①

<問題要旨>

話者が来年の修学旅行の行き先について思いを巡らせている場面です。話者の希望や推測を正確に理解することが求められます。

<選択肢>

①【正】

“I wonder where we’ll go on next year’s field trip.”(来年の修学旅行はどこに行くのかなあ)という発言から、話者は行き先を知らないことがわかります。したがって、この選択肢は正しいです。

②【誤】

「話者は来年どこにも行きたくないと望んでいる」という意味ですが、話者は行き先について考えているので、旅行がないことを望んでいるわけではありません。

③【誤】

「話者はどこか遠くへ旅行したがっている」という意味ですが、”Not far, I hope.”(遠くないといいな)と言っており、内容は正反対です。

④【誤】

「話者は旅行があるかどうか疑問に思っている」という意味ですが、旅行があることは前提で、その行き先について思いを巡らせています。

問5:正解①

<問題要旨>

話者が欲しい時計の特徴を説明している場面です。色、形、バンドの特徴を聞き取り、合致する絵を選びます。

<選択肢>

①【正】

話者は”that gray one”(あの灰色のもの)、”Not the square one”(四角いものではなく)、”with the white band”(白いバンドの)と説明しています。灰色の丸い文字盤で、バンドが白い①の絵が、すべての特徴と一致します。

②【誤】

文字盤が四角いため、”Not the square one”という説明と一致しません。

③【誤】

バンドが灰色であるため、”with the white band”という説明と一致しません。

④【誤】

文字盤が四角いため、”Not the square one”という説明と一致しません。

問6:正解④

<問題要旨>

話者が人々の服装について描写している場面です。手袋とスカーフの着用状況を正確に聞き取り、合致する絵を選びます。

<選択肢>

①【誤】

この絵では3人ともスカーフを着用しておらず、「2人がスカーフを着用している」という説明と一致しません。

②【誤】

この絵では2人が手袋を着用しており、「誰も手袋をしていない」という説明と一致しません。

③【誤】

この絵ではスカーフを着用しているのが1人だけであり、「2人がスカーフを着用している」という説明と一致しません。

④【正】

“None of those people is wearing gloves”(その人たちは誰も手袋を着用していない)、”but two are wearing scarves”(しかし2人はスカーフを着用している)という説明と完全に一致します。

問7:正解①

<問題要旨>

話者が犬に引っ張られている子供の状況を描写している場面です。状況に合致する絵を選びます。

<選択肢>

①【正】

“Look at that kid being pulled by the dog.”(犬に引っ張られているあの子を見て)という説明と、子供が犬に強く引っ張られている様子の絵が一致します。

②【誤】

子供が落ち着いて犬の散歩をしており、「引っ張られている」状況とは異なります。

③【誤】

子供は犬に吠えられておびえていますが、引っ張られているわけではありません。

④【誤】

犬は寝そべっており、子供を引っ張ってはいません。

問8:正解③

<問題要旨>

話者が釣りの成果について語っている場面です。期待と実際の結果のギャップを表現している状況を理解し、合致する絵を選びます。

<選択肢>

①【誤】

箱いっぱいの魚が描かれており、これは話者の期待(lots of fish)を表しますが、実際の結果とは異なります。

②【誤】

この絵は釣った魚を逃がしているように見え、話の内容とは異なります。

③【正】

“I was expecting to catch lots of fish, so I brought this box. But I only caught a couple.”(たくさん釣れると期待してこの箱を持ってきた。でも2、3匹しか釣れなかった)という説明通り、大きな箱の中に少数の魚しか入っていない状況が描かれています。

④【誤】

この絵はたくさんの魚を逃がしているように見え、話の内容とは異なります。

第2問

問9:正解④

<問題要旨>

男女がスマートフォンのアプリの配置について話しています。男性のスマートフォンの特徴を聞き取り、合致するイラストを選びます。

<選択肢>

①【誤】

女性が”you arrange yours at the bottom”(あなたはあなたのを下に配置している)と男性に言われているので、これは女性のスマートフォンです。

②【誤】

アプリが上下両方に配置されており、会話内容と一致しません。

③【誤】

アプリが上部に配置されていますが、男性が”you have just a few apps on your phone, like me”(君は僕みたいに、スマホのアプリが少ししかないね)と言っていることから、女性(アプリ4つ)と同程度の数であるべきです。このイラストはアプリが5つあり、④より数が多いため不適切です。

④【正】

女性との会話で、男性のスマートフォンはアプリが上部にあること(”you put yours at the top”)、そしてアプリの数が少ないこと(”a few apps, like me”)がわかります。女性のアプリは下部に4つ(①)なので、男性のアプリも同程度の数で上部にある④が最も適切です。

問10:正解③

<問題要旨>

電話でどの商品を買うべきかを確認している場面です。デザインと価格の条件を聞き取り、合致するイラストを選びます。

<選択肢>

①【誤】

デザインが虹(rainbow)であり、女性が指定した太陽(sunshine)ではないため、誤りです。

②【誤】

デザインが虹(rainbow)であり、女性が指定した太陽(sunshine)ではないため、誤りです。

③【正】

女性は”the kind with the sunshine mark”(太陽のマークがついた種類)を希望し、さらに箱(box)とボトル(bottle)のうち”Whichever is cheaper”(どちらか安い方)と指定しました。太陽マークのついた商品は③(箱、$8)と④(ボトル、$10)で、より安いのは③の箱です。したがって、これが買うべき商品です。

④【誤】

太陽(sunshine)のデザインですが、値段が$10で③の箱より高いため、「安い方」という条件に一致しません。

問11:正解②

<問題要旨>

車で出かける際のルートを決めている場面です。会話から、立ち寄る必要のある場所と、立ち寄らない場所を特定し、正しいルートを選びます。

<選択肢>

①【誤】

食料品店(groceries)に立ち寄っていますが、男性が”No, we’re fine.”と言って食料品店への立ち寄りを否定しているため、誤りです。

②【正】

男性の発言から、”pick up Josh at the station”(駅でジョシュを拾う)、”we need gas, too”(ガソリンも必要)という2つの条件がわかります。また、食料品店には立ち寄りません。②のルートは、駅から出て、ガソリンスタンドに寄り、目的地に向かっており、すべての条件を満たしています。

③【誤】

食料品店(groceries)に立ち寄っているため、会話内容と一致しません。

④【誤】

ガソリンスタンドに立ち寄らず、食料品店に立ち寄っているため、会話内容と一致しません。

第3問

問12:正解④

<問題要旨>

博物館の入り口で、チケット購入について話している場面です。会話の結果、二人が次にとる行動を推測します。

<選択肢>

①【誤】

女性が”I already bought our tickets online.”(もうオンラインでチケットを買ったわ)と言っているため、これから買うのではありません。

②【誤】

女性はオンラインチケットがあるので、列に並ぶ必要はなく、”we can go straight through.”(まっすぐ通り抜けられる)と言っています。

③【誤】

オンラインで検索するのではなく、すでに購入済みです。

④【正】

女性がオンラインでチケットを購入済みで、スマートフォンを見せるだけでよいと説明し、”we can go straight through.”(まっすぐ通り抜けられる)と言っていることから、二人はそのまま入場することがわかります。

問13:正解③

<問題要旨>

女性が探している教室の場所を男性に尋ねている場面です。会話から、女性が今いる階を特定します。

<選択肢>

①【誤】

会話に1階に関する言及はありません。

②【誤】

会話に2階に関する言及はありません。

③【正】

女性が探している書道教室は4階(the fourth floor)にあります。それに対して男性は、”We’re one floor below that.”(私たちはその1つ下の階にいる)と言っています。4階の1つ下の階は3階なので、現在地は3階です。

④【誤】

4階は目的地であり、現在地ではありません。

問14:正解①

<問題要旨>

夫婦が帰宅の交通手段について話し合っている場面です。会話の最終的な結論を理解することが求められます。

<選択肢>

①【正】

当初、男性は安いバスを提案しますが、女性が「タクシー料金はバス2人分より少し高いだけ」と説得し、男性も”So it won’t cost much more than the bus. All right.”(じゃあバスよりそんなに高くはつかないね。わかった)と同意します。よって、彼らはバスより少し高いタクシーに乗ることを決めました。

②【誤】

女性が”But it takes longer.”(でも(バスは)もっと時間がかかる)と言っており、バスの方が遅いため、誤りです。

③【誤】

タクシーの方が「少し高い(just a bit more)」と説明されているため、「費用がより少ない」というこの選択肢は誤りです。

④【誤】

バスを待つのではなく、タクシーに乗ることに決めたため、誤りです。

問15:正解③

<問題要旨>

学生二人がコンサート前の練習日程について話し合っている場面です。会話の中から、コンサート(本番)の日時を特定します。

<選択肢>

①【誤】

“it’s already 4:30″という発言は、現在の時刻を示しているだけで、コンサートの日時ではありません。

②【誤】

“tomorrow at 10:00″は、二人が練習をすることに決めた日時であり、コンサートの日時ではありません。

③【正】

男性がコンサートについて、”It’s the day after tomorrow.”(明後日だよ)と明確に述べています。”The day after tomorrow”は「2日後」を意味するため、この選択肢が正しいです。

④【誤】

5日後という情報はありません。

問16:正解③

<問題要旨>

友人同士が子供の頃に集めていたものについて話しています。二人の会話から共通点を見つけ出す問題です。

<選択肢>

①【誤】

貝殻(seashells)を集めていたのは女性だけです。

②【誤】

男性は”There was no ocean where I grew up.”(僕が育った場所には海がなかった)と言っており、海の近くで育ったのは女性だけです。

③【正】

男性が野球カード(baseball cards)を集めていたと言うと、女性が”Oh, I loved those!”(ああ、それ大好きだった!)と反応しています。このことから、二人とも野球カードが好きだったという共通点が見つかります。

④【誤】

男性はコレクションをまだ持っているか聞かれ、”Yes, I do.”と答えているため、失っていません。

問17:正解②

<問題要旨>

男性が電車に財布を忘れたものの、無事に戻ってきた出来事について話しています。しかし、彼にはまだ心配事が残っており、その内容を特定する問題です。

<選択肢>

①【誤】

男性は”nothing was missing.”(何もなくなっていなかった)と言っており、お金を盗まれたわけではないので、これは心配事ではありません。

②【正】

財布は戻ってきたものの、男性は”but it’s scary to think that somebody might have all my information.”(でも、誰かが僕の個人情報を全部持っているかもしれないと考えると怖い)と述べています。これが彼の心配事です。

③【誤】

財布を忘れたのは家(his house)ではなく、電車(the train)です。

④【誤】

電車に乗り遅れた(missing the train)のではなく、乗った電車に忘れ物をしました。

第4問

問18:正解④

<問題要旨>

大学での朝食の好みに関する4年間の調査結果についての説明です。各項目(パン、シリアル、米、ヨーグルト)がグラフのどの線に対応するかを特定します。18はヨーグルト(Yogurt)の推移を示す線を選びます。

<選択肢>

④【正】

音声で”the percentage of those who ate yogurt rose fairly consistently”(ヨーグルトを食べた人の割合はかなり一貫して上昇した)と説明されています。グラフの中で、2021年から2024年にかけて一貫して右肩上がりの推移を示しているのは、◆で示された点線です。したがって、18はヨーグルトです。

問19:正解③

<問題要旨>

問18に続き、朝食の好みの調査結果に関する問題です。19は米(Rice)の推移を示す線を選びます。

<選択肢>

③【正】

音声で”Rice’s popularity fell sharply at one point, but in 2024 it returned to about the same level as in 2021″(米の人気はある時点で急落したが、2024年には2021年とほぼ同じ水準に戻った)と説明されています。グラフの中で、2022年に急落し、その後回復して2024年に2021年とほぼ同じ位置に戻っているのは、○で示された実線です。したがって、19は米です。

問20:正解①

<問題要旨>

問18に続き、朝食の好みの調査結果に関する問題です。20はパン(Bread)の推移を示す線を選びます。

<選択肢>

①【正】

音声で”the percentage of students who chose bread steadily decreased”(パンを選んだ学生の割合は着実に減少した)と説明されています。グラフの中で、4年間を通して一貫して右肩下がりになっているのは、▲で示された破線です。したがって、20はパンです。

問21:正解②

<問題要旨>

問18に続き、朝食の好みの調査結果に関する問題です。21はシリアル(Cereal)の推移を示す線を選びます。

<選択肢>

②【正】

音声で”The percentage of students selecting cereal remained the lowest throughout”(シリアルを選んだ学生の割合は、期間を通じて最も低いままであった)と説明されています。グラフの中で、4年間を通して最も低い位置で推移しているのは、●で示された一点鎖線です。したがって、21はシリアルです。

問22:正解④

<問題要旨>

週間天気予報を聞き、表の空欄を埋める問題です。22は火曜日の午後の天気を選びます。

<選択肢>

④【正】

“it looks like there will be a lot of showers Tuesday afternoon”(火曜日の午後にはにわか雨がたくさんありそうです)と説明されています。”showers”は「にわか雨」なので、天気を表す④のRainy(雨)が最も適切です。

問23:正解②

<問題要旨>

週間天気予報を聞き、表の空欄を埋める問題です。23は水曜日の朝の天気を選びます。

<選択肢>

②【正】

“On Wednesday morning, watch out for some thick fog.”(水曜日の朝は、濃い霧に注意してください)と説明されています。”fog”は「霧」なので、②のFoggy(霧の)が適切です。

問24:正解⑥

<問題要旨>

週間天気予報を聞き、表の空欄を埋める問題です。24は土曜日の朝の天気を選びます。

<選択肢>

⑥【正】

“Friday will be clear, with this continuing into Saturday morning.”(金曜日は晴れで、これは土曜日の午前中まで続くでしょう)と説明されています。”clear”は「晴れ」を意味するので、⑥のSunny(晴れ)が適切です。

問25:正解⑤

<問題要旨>

週間天気予報を聞き、表の空欄を埋める問題です。25は日曜日の朝の天気を選びます。

<選択肢>

⑤【正】

“On Saturday afternoon, clouds will start building up, leading to a stormy Sunday morning”(土曜日の午後に雲が増え始め、日曜日の朝は嵐になるでしょう)と説明されています。”stormy”は「嵐の」という意味なので、⑤のStormyが適切です。

問26:正解②

<問題要旨>

サーフィンをするビーチを選ぶために、4つのビーチの説明を聞き、3つの条件(A.サーファーが少ない、B.波が1m程度、C.清掃活動がある)すべてに合致するものを選びます。

<選択肢>

①【誤】

North Beachは清掃活動(C)はありますが、”lots of surfers”(多くのサーファー)がいるため、条件Aに合いません。

②【正】

South Beachは”not known to many surfers”(多くのサーファーに知られていない)ので条件Aに合い、波が”about 1 metre high”(約1メートル)なので条件Bに合い、”regular beach clean-up event”(定例の海岸清掃イベント)があるので条件Cに合います。すべての条件を満たしています。

③【誤】

East Beachはサーファーが少なく(A)、波の高さ(B)も適切ですが、”no one cleans up the beach”(誰も海岸を掃除しない)ため、条件Cに合いません。

④【誤】

West Beachは波が”over 2 meters high”(2メートルを超える)ため条件Bに合わず、清掃も行われていないため条件Cにも合いません。

第5問

問27:正解②

<問題要旨>

「再贈与(Regifting)」に関する講義を聞き、ワークシートの空欄を埋める問題です。27では、贈り物が環境に有害である理由を特定します。

<選択肢>

①【誤】

ギフト包装が資源を多く使うという点も環境問題ではありますが、講義で直接言及されている主要な理由ではありません。

②【正】

講義の冒頭で”up to one-third of those gifts remain unused or are thrown away. Reducing this waste would help protect the environment.”(それらの贈り物の3分の1までが未使用のままか捨てられています。この無駄を減らすことが環境保護につながるでしょう)と述べられており、この選択肢の内容と一致します。

③【誤】

何百万ドルもが贈り物に使われることは事実かもしれませんが、それが環境に「有害」である直接の理由として講義では述べられていません。

④【誤】

贈り物の3分の1がリサイクル不可能であるとは述べられていません。「未使用か捨てられる」と述べられています。

問28:正解⑥

<問題要旨>

講義内容に基づき、ワークシートの空欄を埋める問題です。28では、「再贈与者(Regifters)」が現在どのように感じているかを特定します。

<選択肢>

⑥【正】

講義の中で、”it was the person doing the regifting who felt bad about it”(それについて気が引けると感じたのは再贈与をしている人だった)や、”regifters remain overly concerned”(再贈与者は過度に心配したままである)と述べられています。これらの内容から、「心配している」を意味する⑥の”worried”が最も適切です。

問29:正解③

<問題要旨>

講義内容に基づき、ワークシートの空欄を埋める問題です。29では、「最終的な受取人(Final receivers)」がどのように感じているかを特定します。

<選択肢>

③【正】

講義の中で、”90 percent of the final gift receivers were content with their gifts”(最終的な贈り物の受取人の90パーセントは、その贈り物に満足していた)と述べられています。”content”は「満足して」という意味なので、同義の③”satisfied”が最も適切です。

問30:正解①

<問題要旨>

講義内容に基づき、ワークシートの空欄を埋める問題です。30では、イベント(National Regifting Dayなど)によって、再贈与がどのようになると述べられているかを特定します。

<選択肢>

①【正】

講義の中で、”National Regifting Day”という特別な日について知らされたグループは、”feel regifting was OK”(再贈与は問題ないと(OKだと)感じた)と述べられています。したがって、再贈与が「受け入れられる(acceptable)」ようになる、という①が最も適切です。

問31:正解⑤

<問題要旨>

講義内容に基づき、ワークシートの空欄を埋める問題です。31では、オンラインのギフト交換などのシステムによって、贈り物を無駄にすることがどのようになると述べられているかを特定します。

<選択肢>

⑤【正】

講義の中で、オンライン交換システムなどがあれば、”people would hardly ever throw away unwanted gifts”(人々は不要な贈り物をほとんど決して捨てなくなるだろう)と述べられています。これは、贈り物を無駄にすることが「珍しくなる(uncommon)」ことを意味するため、⑤が最も適切です。

問32:正解①

<問題要旨>

講義の内容と、二人の学生(A、B)の発言が一致するかどうかを判断する問題です。

<選択肢>

①【正】

学生Aの発言「アメリカ人の再贈与に関する考えを変えることは、無駄を減らす助けになりうる」は、講義全体の趣旨(”Reducing this waste would help protect the environment. An effective way to do this would be to change people’s attitudes towards regifting.”)と一致します。一方、学生Bの発言「元の贈り主の態度を変えることが重要だ」は、講義内容(”most of the original gift givers thought the regifters were free to do what they wanted” – 元の贈り主の多くは気にしていない)と一致しません。したがって、Aの発言のみが一致します。

②【誤】

学生Bの発言は講義内容と一致しません。

③【誤】

学生Bの発言は講義内容と一致しないため、誤りです。

④【誤】

学生Aの発言は講義内容と一致するため、誤りです。

問33:正解④

<問題要旨>

講義の内容、ニュージャージー州での再贈与の理由に関するグラフ、そしてJoeとMayの会話を踏まえて、導き出される結論として最も適切なものを選びます。

<選択肢>

①【誤】

「ほとんどのアメリカ人は再贈与という考えを拒絶しているが」という部分が、講義内容(76%がOKだと考えている)と矛盾します。

②【誤】

ニュージャージーの22%の人が「オンラインのギフト交換サイトを使って」不要な贈り物を処分している、と断定する根拠は会話やグラフにはありません。

③【誤】

「ナショナル・リギフティング・デーのおかげで、ニュージャージーでは不要な贈り物を譲ることが一般的になった」という事実は述べられていません。

④【正】

グラフから、ニュージャージーで再贈与する最大の理由は「他の人により合っているから(Better suited for others)」(60%)であることがわかります。Joeは会話で、その理由を「家族や友人がどんな贈り物を好むか知っているから」と補足説明しています。この二つを合わせると、この選択肢の内容が導き出されます。

第6問

問34:正解④

<問題要旨>

KelseyとDanの食事に関する会話です。Kelseyが会話の中で表明した意見として最も適切なものを選びます。

<選択肢>

①【誤】

「疲れていると食欲が減る」といった内容は会話に出てきません。

②【誤】

「柔らかい食べ物を食べると消化が良くなる」という内容は会話に出てきません。むしろ、Kelseyは「よく噛むことは消化に良い(chewing a lot is good for digestion)」と述べています。

③【誤】

「ゆっくり食べると風味を失う」という内容は、Kelseyの意見とは逆です。彼女はよく噛むことで風味を楽しめると言っています。

④【正】

Kelseyは”since I started chewing more, I’ve been enjoying all the flavors, and food tastes better.”(もっと噛むようになってから、あらゆる風味を楽しんでいて、食べ物がよりおいしく感じられる)と明確に述べています。この選択肢の内容と一致します。

問35:正解①

<問題要旨>

KelseyとDanの食事に関する会話です。会話の終わりまでに、Danが何をすることに決めたかを特定します。

<選択肢>

①【正】

DanはKelseyの話を聞き、”From now on, I’ll chew more, eat less, and then I’ll feel healthier.”(これからは、もっと噛んで、食べる量を減らして、そうすればもっと健康に感じられるだろう)と決意しています。これは、これまでの食べ方を変え、「異なる食習慣を取り入れる(adopt different eating habits)」ことを意味します。

②【誤】

「より少ない時間でより多くの食べ物を食べる」というのは、Danが決意したこと(もっと噛み、食べる量を減らす)と正反対です。

③【誤】

「一口のサイズを大きくする」といった内容は会話に出てきません。

④【誤】

「より良い食べ物の選択をする」のではなく、食べ物の「食べ方」を変えることを決意しています。

問36:正解③

<問題要旨>

Haruka、Emily、Dougの三人が、鳥にえさを与えることについて会話しています。会話が終わった時点で、えさを与えるべきではない、と考えている人数を答える問題です。

<選択肢>

①【誤】

会話の結果、3人全員が否定的な考えに至っています。

②【誤】

会話の結果、3人全員が否定的な考えに至っています。

③【正】

Dougは最初から反対していました。HarukaはDougの意見を聞いて同意しました。Emilyも最初は楽しんでいましたが、DougとHarukaから病気や鳥が攻撃的になるリスクを聞き、最終的に”I won’t do that again.”(もう二度としません)と考えを改めました。したがって、会話の終わりには3人全員が「えさを与えるべきではない」と考えています。

④【誤】

会話の結果、3人全員が否定的な考えに至っています。

問37:正解③

<問題要旨>

三人の会話を踏まえ、Dougの考え(鳥にえさを与えるべきではない)の根拠となる図表を選ぶ問題です。

<選択肢>

①【誤】

「ゴミ捨て場に鳥が現れる季節」のグラフであり、Dougが述べた根拠(病気のリスク、鳥の健康への悪影響)とは直接関係ありません。

②【誤】

「バードストライクの年間コスト」の表であり、Dougの主張とは関係ありません。

③【正】

Dougは、鳥が人間に有害なウイルスを運ぶ可能性を指摘し、”People have been infected in the past”(過去に人々が感染したことがある)と述べています。③のグラフは「病気を運ぶ鳥によって影響を受けた人々の数」が年々増加していることを示しており、Dougの主張を裏付ける根拠となります。

④【誤】

「近隣地域での野鳥の目撃数」のグラフであり、Dougが述べた根拠とは直接関係ありません。

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