2025年度 大学入学共通テスト 本試験「地学」の問題冊子をPDFで公開しています。全設問の解答・解説も無料で読めます。印刷して実戦形式の演習にお使いください。
目次
この問題の概要
2025年度 本試験 地学は、試験時間60分・満点100点、大問5題(第1問20点・第2問15点・第3問25点・第4問21点・第5問19点、計27問)の構成です。選択問題はなく全問必答で、第1問が光の分光から地磁気・岩石・大気までをまたぐ分野横断の小問集合、第2問が地磁気の変動と地震波から探る地球内部、第3問がA 変成鉱物とマグマ・B 地質図の読図・C 地球史、第4問がA 大気・B 海洋、第5問がA 星の誕生・B 連星と系外惑星という配置です。
| 大問 | 出題内容 | 配点 | 難易度 | ひとこと |
|---|---|---|---|---|
| 第1問 | 光の分光とスペクトルの順序/地磁気の伏角/クリノメーターの使い方/鉱物の晶出順序/ジェット気流の季節変化 | 20 | ★★☆☆☆ | 各分野からの独立小問。波長と屈折の関係、伏角の向き、ボウエンの反応系列は即答したい得点源です |
| 第2問 | 地磁気変動の原因/平均太陽時とうるう秒/走時曲線からのP波速度と震源の深さ/地震波トモグラフィー | 15 | ★★★☆☆ | 問3が唯一の計算。震央距離0kmの走時3.0秒からH=3Vを作り、三平方の定理と連立させる手順が勘所です |
| 第3問 | A Al₂SiO₅の多形とマグマだまり・同化作用/B 地質図の走向・断層の傾斜と活動時期・形成順序/C 地球史と第四紀の気候変動 | 25 | ★★★★☆ | Bの読図が山場。断層線が等高線を横切っても直線なら傾斜90°、あとは切る・切られるで前後関係を決めます |
| 第4問 | A 天気図の風向・気温の読み取り/大気の安定度/相対湿度の計算 B 黒潮と西岸強化/潮流と高潮/地衡流 | 21 | ★★★☆☆ | 問3は飽和水蒸気量を挟む二段階計算で差がつきます。問6は圧力傾度力とコリオリ力のつり合いから海面の傾きを決めます |
| 第5問 | A 原始星の進化/三裂星雲と暗黒星雲/ウィーンの変位則 B 連星のドップラー効果/ドップラー法とトランジット法 | 19 | ★★★☆☆ | 問3のウィーンの変位則は代入するだけの得点源。問5は質量が視線速度に、半径が減光の大きさに効く対応づけが要点です |
対策のポイント: 第1問・第2問の知識問題で手早く点を固め、浮いた時間を第3問Bの読図と第4問問3の計算に回す配分が有効です。地質図は走向線を自分で引いて傾斜と新旧関係を出す練習を、計算は走時曲線・飽和水蒸気量・ウィーンの変位則の三つを手を動かして固めておきましょう。 各設問の詳しい解き方は上の「解答・解説はこちら」からどうぞ。
※ 難易度は当サイトの独自評価です(★1 基礎 〜 ★5 難)。

