2023年度 大学入学共通テスト 本試験「現代社会」の問題冊子をPDFで公開しています。全設問の解答・解説も無料で読めます。印刷して実戦形式の演習にお使いください。
目次
この問題の概要
2023年度 本試験 現代社会は、試験時間60分・満点100点、大問5題(第1問25点・第2問22点・第3問20点・第4問22点・第5問11点、計30問)の構成です。第1問が国際経済と国際社会、第2問が青年期・企業と雇用・財政、第3問が経済のしくみと現代の市場、第4問が法と政治(司法・人権・国会・選挙・地方自治)、第5問が「子どもの貧困」をテーマにした資料読解型の探究問題です。
| 大問 | 出題内容 | 配点 | 難易度 | ひとこと |
|---|---|---|---|---|
| 第1問 | 国際経済と国際社会(サービス貿易の4形態/外国為替/EUと地域経済統合/国連と国際機関/FTAの貿易転換効果/ヴェール着用をめぐる三つの立場/医薬品特許と医療格差) | 25 | ★★★★☆ | 問5はFTAの貿易転換効果を数値例で計算させる設問で、手順どおり進めれば取れる。問6・問7は立場と記述の対応づけで、知識より読解で決まる |
| 第2問 | 青年期・企業と雇用・財政(青年期の心理と思想家/統計表と会話文/社会的企業とCSR/有効求人倍率と戦後経済史/西洋思想/財政と予算/マズローの欲求階層説) | 22 | ★★★☆☆ | 問4の有効求人倍率は石油危機・バブル・構造改革とグラフの山谷を対応させれば決まる。問1・問5・問7の思想分野は用語の即答で確保したい |
| 第3問 | 経済のしくみと現代の市場(名目GDPと実質GDP/独占禁止法など市場への介入/日本とアジアの経済関係/財とサービスの区別/プラットフォームとネットワーク効果/国家・政府の役割) | 20 | ★★★☆☆ | 問1の名目GDPと実質GDPの計算と、問4の定義に沿って「サービス」を選び出す設問が取りどころ。問5は会話文の流れを追えば無理なく埋まる |
| 第4問 | 法と政治(刑事司法制度/応報刑・一般予防・特別予防/防犯カメラと人権/最高裁判例/国会と国会議員/公職選挙法/住民の直接請求) | 22 | ★★★☆☆ | 問4の最高裁判例と問6の公職選挙法は暗記が効く得点源。問2の刑罰論三つの区別と、問7の直接請求の要件・手続きは混同しやすいので整理しておきたい |
| 第5問 | 子どもの貧困(絶対的貧困と相対的貧困の統計/教育機会と社会的孤立への取組み/所得再分配と地域社会という二つの解決策) | 11 | ★★★★☆ | 3問で11点だが、問1は表の注釈まで読んで絶対的貧困と相対的貧困を区別する必要があり手間がかかる。後回しにすると崩れるので時間を残しておきたい |
対策のポイント: 第1問と第5問は資料読解と計算に時間がかかる一方、第2問〜第4問には政治・経済・思想の知識で即答できる設問がまとまっています。知識問題を先に片づけて60点前後を固め、第1問問5の計算と第5問の統計読解に十分な時間を残す組み立てが有効です。 各設問の詳しい解き方は上の「解答・解説はこちら」からどうぞ。
※ 難易度は当サイトの独自評価です(★1 基礎 〜 ★5 難)。

