2025年度 大学入学共通テスト 追試験「化学基礎」の問題冊子をPDFで公開しています。全設問の解答・解説も無料で読めます。印刷して実戦形式の演習にお使いください。
目次
この問題の概要
2025年度 追試験 化学基礎は、試験時間30分・満点50点、大問2題(第1問30点・第2問20点、計14問)の構成です。解答PDFは「物理基礎/化学基礎/生物基礎/地学基礎(100点満点)」の中の「出題範囲:化学基礎(50点満点)」として示されています。第1問が各3点・10問の小問集合で、物質の分類から電子配置・分子の構造・物質量・中和・イオン化傾向まで全分野を一巡し、第2問が分離操作から標準溶液の調製、酸化還元滴定までを1つの実験の流れとして追う探究型の大問です。第2問問4aには全部正解の場合のみ得点となる(注)が付いています。
| 大問 | 出題内容 | 配点 | 難易度 | ひとこと |
|---|---|---|---|---|
| 第1問 | 純物質と混合物の分類/ネオンと同じ電子配置/水分子の構造と性質/メタンの性質/物質の三態と状態変化/標準状態での気体の分子数の比較/気体の発生と捕集装置/酸と塩基を混合した後の[H⁺]の比較/イオン化傾向の決定/亜鉛と酸の量的関係のグラフ | 30 | ★★☆☆☆ | 10問すべて各3点で、前半5問は教科書の知識で即答できます。差がつくのは問8の中和後にどれが最も酸性になるかの比較と、問10のグラフを酸の種類を変えた場合に読み替える設問です |
| 第2問 | 分離操作の分類と熱分解の質量変化からの気体の物質量/標準溶液の調製に使う器具とモル濃度の計算/水酸化ナトリウムと塩酸が標準溶液に向かない理由/酸化還元滴定による過マンガン酸カリウム水溶液の濃度計算と、滴下量が少なくなった原因の考察 | 20 | ★★★☆☆ | 実験を一本の流れで追う探究型です。問4aは解答番号116〜118の3桁を全部正解して初めて3点になるため、途中で丸めずに有効数字を保ったまま計算し切る必要があります |
対策のポイント: 第1問は各3点の10問で30点、全体の6割を占めます。物質の分類・電子配置・分子の形・状態変化といった基本事項を確実に固めて10分程度で通過し、残りを第2問にあてるのが理想の配分です。第2問の計算は問1b・問2b・問4aの3か所で、とくに問4aは3桁そろって初めて得点になるので有効数字を最後まで丁寧に扱いましょう。問4bのような「滴下量が少なくなった原因」は、ビュレット側の濃度が濃くなったのか、ビーカー側の物質量が減ったのかの2方向で整理すると迷いません。 各設問の詳しい解き方は上の「解答・解説はこちら」からどうぞ。
※ 難易度は当サイトの独自評価です(★1 基礎 〜 ★5 難)。

