2025年度 大学入学共通テスト 追試験 リスニング 解答・解説

目次

解答

スクリプト

解説

第1問

問1:正解①

<問題要旨>

カフェでの会話から、話者とその友人が次にとる行動を把握する問題です。会話の状況と、話者たちの意図を正確に聞き取ることが求められます。

<選択肢>

①【正】

「The speaker and her friend are leaving the café soon. (話者と友人はもうすぐカフェを出ます)」が正解です。音声の会話は「そろそろ行こうか」という提案と、それに対する同意で構成されており、まさにカフェを出ようとしている直前の状況を表しています。したがって、「もうすぐ出る」というこの選択肢が最も適切です。

②【誤】

「The speaker and her friend are ordering coffee now. (話者と友人は今コーヒーを注文しています)」は、これから注文する状況であり、「これから店を出る」という音声の内容とは異なります。

③【誤】

「The speaker and her friend have finished their coffee. (話者と友人はコーヒーを飲み終えました)」は、カフェを出る理由の一つかもしれませんが、会話の要点は「これから出発する」という未来の行動に関する合意であり、すでに完了した行動を述べているこの選択肢は最適ではありません。

④【誤】

「The speaker and her friend have left the café. (話者と友人はカフェを出ました)」は、すでに出発してしまった後の状況を表します。「これから出る」という音声の内容とは時制が合わないため、誤りです。

問2:正解④

<問題要旨>

ある状況に対する話者の感情や態度を理解する問題です。話者が何に対して、どのような感情を抱いているかを正確に聞き取る必要があります。

<選択肢>

①【誤】

「The speaker is complaining about the crowd. (話者は人混みについて不平を言っています)」は、不満の対象が「人混み」であることを示唆します。しかし、音声中の話者の不満は「さらに歩かなければならないこと」に向けられており、対象が異なるため誤りです。

②【誤】

「The speaker is excited about walking to the stadium. (話者はスタジアムまで歩くことにワクワクしています)」は、ポジティブな感情を示していますが、話者は不満を表明しているため、感情の方向性が正反対です。

③【誤】

「The speaker isn’t feeling annoyed about the situation. (話者はこの状況にイライラしていません)」は、話者が状況を許容していることを示しますが、音声では明確に不満を述べているため、内容が逆になります。

④【正】

「The speaker isn’t happy about walking more. (話者はもっと歩くことを快く思っていません)」が正解です。音声の中で話者は、思ったより長く歩かなければならないことに対して、不満やうんざりした気持ちをはっきりと示しています。この選択肢がその感情を最も正確に表しています。

問3:正解④

<問題要旨>

コンピュータに関する会話から、登場人物たちが直面している問題と、その解決策を把握する問題です。誰が何をする必要があるのかを正確に聞き取る必要があります。

<選択肢>

①【誤】

「Scott forgot to take his computer there. (スコットはそこにコンピュータを持ってくるのを忘れました)」は、スコット一人の問題としていますが、音声の内容は、その場にいる誰もコンピュータを持っていないという状況を示しています。

②【誤】

「Scott told them to bring a computer. (スコットは彼らにコンピュータを持ってくるように言いました)」は、過去の指示に関する内容ですが、会話の焦点は現在の問題点とその解決策にあります。

③【誤】

「They all have a computer with them there. (彼らは全員そこにコンピュータを持っています)」は、音声で述べられている「誰もコンピュータを持っていない」という状況と正反対です。

④【正】

「They need someone to bring a computer. (彼らは誰かにコンピュータを持ってきてもらう必要があります)」が正解です。音声では、その場にコンピュータがなく、作業に必要であるため、誰かに持ってきてもらう必要があるという結論に至っています。

問4:正解④

<問題要旨>

写真についての会話から、話者の要望を正確に聞き取る問題です。似たような選択肢の中から、最も的確なものを選ぶ必要があります。

<選択肢>

①【誤】

「The speaker got the photo from her teacher. (話者は先生から写真をもらいました)」は、すでに写真を受け取ったことを示しており、未来の要望を述べている音声の内容と異なります。

②【誤】

「The speaker sent the photo by email. (話者はEメールで写真を送りました)」は、話者が写真を送る側であることを示しており、受け取りたいという音声の内容と逆です。

③【誤】

「The speaker wants her teacher to email the photo. (話者は先生にEメールで写真を送ってほしいと思っています)」は、Eメールという特定の手段に限定しています。音声では、手段を特定せず、単に写真が欲しいという願望を述べているため、より広い意味を持つ④が適切です。

④【正】

「The speaker would like to receive the photo. (話者はその写真を受け取りたいと思っています)」が正解です。音声の中で話者は、その写真が欲しいという全般的な希望を表明しています。この選択肢が、話者の要望を最も広く、かつ正確に表しています。

問5:正解③

<問題要旨>

食べ物の調理に関する短い説明を聞き、その内容に最も合致する絵を選ぶ問題です。調理のどの段階を描写しているかを聞き取ることが重要です。

<選択肢>

①【誤】

鶏肉を食べている絵です。音声は調理中の場面を描写しているため、食事中のこの絵は当てはまりません。

②【誤】

皿に盛り付けられたローストチキンの絵です。これは調理が完了し、食卓に出された状態を示しており、調理中の場面を描写した音声の内容とは異なります。

③【正】

オーブンの中でローストチキンが調理されている絵です。音声で「オーブンで調理中である」旨の説明があるため、この絵が正解となります。

④【誤】

パックに入った生の鶏肉の絵です。これは調理前の購入してきた状態を示しており、調理中の場面を描写した音声の内容とは異なります。

問6:正解②

<問題要旨>

ある場所での飲み物の持ち込みルールに関する説明を聞き、許可されているものと禁止されているものを正しく示す絵を選ぶ問題です。

<選択肢>

①【誤】

タンブラーとコーヒーカップが許可され、ペットボトルが禁止されている絵です。音声の説明とは逆の組み合わせです。

②【正】

ペットボトルが許可され、タンブラーとコーヒーカップが禁止されている絵です。音声では「ペットボトルの水は持ち込み可能だが、カップに入った飲み物は不可」という説明がされるため、この絵が正解です。

③【誤】

タンブラーとペットボトルが許可され、コーヒーカップが禁止されている絵です。音声ではカップ類全般が禁止されているため、この組み合わせは誤りです。

④【誤】

すべての飲み物が禁止されている絵です。音声ではペットボトルは許可されているため、この絵は当てはまりません。

問7:正解①

<問題要旨>

庭のホースに関する状況説明を聞き、その内容を最も的確に表している絵を選ぶ問題です。状況を説明するキーワード(例:水漏れ)を聞き取ることが鍵となります。

<選択肢>

①【正】

ホースから水が漏れ、地面に水たまりができている絵です。音声では「ホースが水漏れしている」というトラブルを描写しているため、この絵が正解です。

②【誤】

ホースがきちんと片付けられている絵です。トラブルが発生している音声の内容とは異なります。

③【誤】

男の子が花に水をやっている絵です。ホースが正常に使われている場面であり、トラブルを描写した音声の内容とは異なります。

④【誤】

子どもたちがホースで遊んでいる絵です。これもトラブルではなく、正常な(?)使用場面であり、音声の内容とは異なります。

問8:正解①

<問題要旨>

Tシャツのデザインに関する説明を聞き、その内容と完全に一致する絵を選ぶ問題です。複数のキャラクターの位置関係や行動を正確に聞き取る必要があります。

<選択肢>

①【正】

ペンギンが小さいネズミを捕まえ、大きいネズミが逃げているデザインのTシャツです。音声によるデザイン説明と完全に一致するため、これが正解です。

②【誤】

猫がネズミを捕まえているデザインです。音声ではペンギンがネズмиを捕まえていると説明されるため、キャラクターが異なります。

③【誤】

ペンギンがネズミを捕まえていますが、大きいネズミが逃げずにペンギンの方を向いています。音声で説明される行動と異なります。

④【誤】

猫とペンギンが登場していますが、キャラクター間の関係性が音声の説明と異なります。

第2問

問9:正解①

<問題要旨>

ポスターのレイアウトについて話し合っている対話を聞き、修正すべき点を表す図を選ぶ問題です。対話で指摘されている問題点を正確に把握する必要があります。

<選択肢>

①【正】

ポスターの上部にあるタイトル部分が修正箇所として示されています。対話の中で「タイトルが小さすぎて読みにくいので、もっと大きくしよう」という結論になるため、この図が正解です。

②【誤】

グラフ部分が修正箇所として示されています。対話の焦点はタイトルにあり、グラフについては言及されません。

③【誤】

地図部分が修正箇所として示されています。対話の焦点はタイトルにあり、地図については言及されません。

④【誤】

ポスター全体の配置に関する修正を示していますが、対話ではタイトルという特定の要素のサイズが問題とされています。

問10:正解③

<問題要旨>

環境プロジェクトのシンボルマークを決める対話を聞き、最終的に選ばれたデザインを選ぶ問題です。対話を通して、どの案がプロジェクトの趣旨に最も合うとして選ばれたかを聞き取ります。

<選択肢>

①【誤】

魚のデザインです。対話の中で、これは海のプロジェクトと誤解される可能性があるとして、選ばれません。

②【誤】

島とヤシの木のテザインです。プロジェクトのテーマとは関連性が低いとして、選ばれません。

③【正】

山と川のデザインです。対話の中で、プロジェクトのテーマである「川の浄化」を象徴するデザインとして、これが最適であると結論付けられるため、正解となります。

④【誤】

雨雲のデザインです。対話の中で、ややネガティブな印象を与える可能性があるとして、選ばれません。

問11:正解③

<問題要旨>

男性が待ち合わせ場所について尋ねている対話を聞き、指示された場所を図の中から特定する問題です。場所を示すための目印(ランドマーク)を聞き取ることが重要です。

<選択肢>

①【誤】

ベンチそのものを指しています。待ち合わせ場所はベンチですが、場所を特定する目印として「フェンスのそば」という情報が重要になります。

②【誤】

建物の裏手を指しています。対話で指示される場所とは異なります。

③【正】

屋根付きベンチの横にあるフェンス(柵)を指しています。対話の中で、待ち合わせ場所であるベンチを特定するために「フェンスのそばにある」という説明がなされるため、この場所が指示されたエリアとして最も適切です。

④【誤】

正門の門柱を指しています。対話で指示される場所とは異なります。

第3問

問12:正解③

<問題要旨>

自作の家具についての対話を聞き、二人が今週末にする予定を答える問題です。会話の流れから、次に行う具体的な行動を推測します。

<選択肢>

①【誤】

「Buy a bookshelf (本棚を買う)」は、完成品を購入する行動です。会話は家具を自作する流れなので、誤りです。

②【誤】

「Collect information (情報を集める)」は、行動としては曖昧です。会話ではより具体的な行動を計画しています。

③【正】

「Look for materials (材料を探す)」が正解です。女性が家具を自作したことに感心した男性が、自分も作りたいと述べ、それに対して女性が「週末に材料を探しに行こう」と提案し、合意する流れとなります。

④【誤】

「See some furniture (家具を見に行く)」は、参考のために見に行く、あるいは購入するために見に行く場合であり、作るための「材料探し」とは異なります。

問13:正解④

<問題要旨>

留学を希望する学生へのアドバイスの会話を聞き、女性が提案した内容を答える問題です。数あるアドバイスの中から、女性が特に強調した点を捉える必要があります。

<選択肢>

①【誤】

「Change his appointment (予約を変更する)」という提案は会話の中ではされていません。

②【誤】

「Get an application form (申込用紙をもらう)」は留学手続きの一部ですが、女性がアドバイスの中心とした内容ではありません。

③【誤】

「Go to another university (他の大学へ行く)」という、計画の根本的な変更を促すようなアドバイスはしていません。

④【正】

「Talk to other students (他の学生と話す)」が正解です。女性は、手続き上のことだけでなく、実際に留学を経験した他の学生から直接話を聞くことが非常に有益であると提案しています。

問14:正解④

<問題要旨>

忘れ物をした男性と女性の会話を聞き、会話の最後で男性が抱いた感情を答える問題です。状況の変化に伴う感情の移り変わりを理解する必要があります。

<選択肢>

①【誤】

「Afraid (怖がって)」は、状況に合わない感情です。

②【誤】

「Confused (混乱して)」は、忘れ物が見つからず困っている序盤の感情かもしれませんが、最終的な感情ではありません。

③【誤】

「Excited (興奮して)」は、喜びの感情ですが、この状況では「感謝」の方がより適切です。

④【正】

「Grateful (感謝して)」が正解です。忘れ物をして困っていた男性が、女性の助けによってそれが見つかった(あるいは見つかる見込みが立った)ため、会話の終わりには安堵し、女性に対して深く感謝している様子がうかがえます。

問15:正解①

<問題要旨>

ホテルの従業員と宿泊客の女性との朝食に関する会話を聞き、女性がこの後とる行動を予測する問題です。会話での選択と決断を聞き取ることが鍵です。

<選択肢>

①【正】

「Buy some food near the hotel (ホテルの近くで食べ物を買う)」が正解です。女性はホテルの朝食を食べ損ね、従業員から提案された軽食(サンドイッチ)では満足できないため、外に出て何か食べ物を買うことに決めます。

②【誤】

「Eat a sandwich at the restaurant (レストランでサンドイッチを食べる)」は、従業員からの提案でしたが、女性はこの選択肢を選びませんでした。

③【誤】

「Go out to have a full breakfast (しっかりした朝食を食べに外へ出る)」は、外食する点は合っていますが、「レストランで食べる」のではなく「何か食べ物を買う」という結論に至るため、①の方がより正確です。

④【誤】

「Try to find a nice coffee shop (素敵な喫茶店を探そうとする)」は、会話の内容とは異なります。女性の目的はしっかりとした食事です。

問16:正解④

<問題要旨>

夫婦が定期券の購入について話し合っている会話を聞き、男性の最終的な決断を答える問題です。会話を通じて、男性の考えがどのように変わるかを追う必要があります。

<選択肢>

①【誤】

「Buy a new train pass next month (来月新しい定期券を買う)」は、更新を先延ばしにする案であり、最終的な決断とは逆です。

②【誤】

「Check when he will get paid (いつ給料が支払われるか確認する)」は、決断に至る前段階の行動であり、最終決定ではありません。

③【誤】

「Pay 2,000 yen more for his pass (彼の定期券のためにもう2000円多く支払う)」という具体的な金額についての言及はあっても、それが最終的な行動決定そのものではありません。

④【正】

「Renew his pass immediately (すぐに定期券を更新する)」が正解です。当初は金銭的な理由で更新をためらっていた男性が、妻に促され、先延ばしにするとかえって損だと考え直し、すぐに更新することを決意します。

問17:正解①

<問題要旨>

同窓会について話している男女の会話を聞き、女性が何をしたいと考えているかを答える問題です。彼女の願望と、それを実現するために取ろうとしている行動を理解する必要があります。

<選択肢>

①【正】

「Adjust her schedule (彼女のスケジュールを調整する)」が正解です。女性は同窓会に参加したいと考えていますが、その日は仕事の予定が入っています。そのため、なんとか仕事のスケジュールを調整して、同窓会に出席しようと考えています。

②【誤】

「Change her registration (登録を変更する)」は、例えば参加から不参加へ変更する場合などが考えられますが、彼女は参加したがっているため、文脈に合いません。

③【誤】

「Get some more work (もっと仕事を得る)」は、同窓会の話の流れとは関係ありません。

④【誤】

「Make some new friends (新しい友達を作る)」は、同窓会の目的の一つかもしれませんが、彼女が今したいと考えている具体的な行動ではありません。

第4問

問18:正解③

<問題要旨>

人気のアルバイトに関するグラフの空欄を埋める問題です。音声による説明とグラフの数値を照合し、どの項目がどのアルバイトに該当するかを特定します。18は、2019年に50%で最も人気が高く、2024年には45%に減少した項目です。

<選択肢>

①【誤】

Convenience storesは、24%から29%に増加した項目(19)に該当します。

②【誤】

Cram schoolsは、13%から15%に増加した項目(21)に該当します。

③【正】

Restaurantsが正解です。音声で「2019年に最も人気だったのはレストランで50%でしたが、2024年には45%に減少しました」といった説明がなされます。

④【誤】

Retail shopsは、13%から11%に減少した項目(20)に該当します。

問19:正解②

<問題要旨>

人気のアルバイトに関するグラフの空欄を埋める問題です。音声による説明とグラフの数値を照合し、どの項目がどのアルバイトに該当するかを特定します。19は、2019年に24%、2024年に29%と、割合が増加した項目です。

<選択肢>

①【誤】

Convenience stores(コンビニエンスストア)は、グラフの別の数値(パーセンテージ)に該当します。音声では、24%から29%に増加した項目としては説明されません。

②【正】

Cram schools(学習塾)が正解です。音声で「学習塾で働く人気は、2019年の24%から2024年には29%に増加しました」といった説明がなされ、斜線のグラフ(19)が示す数値の推移と一致します。

③【誤】

Restaurants(レストラン)は、グラフの中で最も割合の高い項目(18)に該当し、その数値は50%から45%へと減少しています。したがって、数値が異なるため誤りです。

④【誤】

Retail shops(小売店)は、グラフの別の数値(パーセンテージ)に該当します。24%から29%への増加とは異なる推移をたどるため、誤りです。

問20:正解④

<問題要旨>

問18に続き、人気のアルバイトに関するグラフの空欄を埋める問題です。20は、2019年に13%、2024年に11%と、割合が減少した項目です。

<選択肢>

①【誤】

Convenience storesは、増加した項目(19)に該当します。

②【誤】

Cram schoolsは、増加した項目(21)に該当します。

③【誤】

Restaurantsは、最も人気の高かった項目(18)に該当します。

④【正】

Retail shopsが正解です。音声の説明と数値を照らし合わせると、この項目が小売店に該当することがわかります。

問21:正解①

<問題要旨>

人気のアルバイトに関するグラフの空欄を埋める問題です。音声による説明とグラフの数値を照合し、どの項目がどのアルバイトに該当するかを特定します。21は、2019年に13%、2024年に15%と、割合がわずかに増加した項目です。

<選択肢>

①【正】

Convenience stores(コンビニエンスストア)が正解です。音声で、コンビニエンスストアで働くことの人気が2019年の13%から2024年には15%に増加した、という主旨の説明があり、点線のグラフ(21)が示す数値の推移と一致します。

②【誤】

Cram schools(学習塾)は、グラフの中で24%から29%へと増加した項目(19)に該当するため、数値が異なり誤りです。

③【誤】

Restaurants(レストラン)は、グラフの中で最も割合の高い項目(18)に該当し、その数値は50%から45%へと減少しています。したがって、数値が異なるため誤りです。

④【誤】

Retail shops(小売店)は、グラフの中で13%から11%へと減少した項目(20)に該当するため、数値の推移が異なり誤りです。

問22:正解③

<問題要旨>

食料品店の配達スケジュールに関する説明を聞き、リストの空欄を埋める問題です。22は、火曜日に配達される品目についての空欄です。

<選択肢>

①【誤】

beef(牛肉)は、火曜日の配達品目としてすでに記載されているため、この空欄には入りません。

②【誤】

dairy products(乳製品)も、火曜日の配達品目としてすでに記載されているため、誤りです。

③【正】

fish(魚)が正解です。音声で「火曜日には、乳製品と牛肉に加えて、魚が配達されます」という主旨の説明があるため、この選択肢が適切です。

④【誤】

fruit(果物)は、別の曜日に配達される品目として説明されるため、火曜日には該当しません。

⑤【誤】

vegetables(野菜)は、月曜日と木曜日の配達品目であるため、火曜日には該当しません。

⑥【誤】

none(なし)は、週末の配達状況を表す選択肢であり、火曜日の状況とは異なります。

問23:正解④

<問題要旨>

食料品店の配達スケジュールに関する説明を聞き、リストの空欄を埋める問題です。23は、木曜日に配達される品目についての空欄です。

<選択肢>

④【正】

fruitが正解です。音声で「木曜日には、乳製品と野菜に加えて、火曜日と同じく果物も配達されます」といった説明がなされます。

問24:正解①

<問題要旨>

食料品店の配達スケジュールに関する説明を聞き、リストの空欄を埋める問題です。24は、金曜日に配達される品目についての空欄です。

<選択肢>

①【正】

beefが正解です。音声で「金曜日には、魚に加えて、牛肉も配達されます」といった説明がなされます。

問25:正解②

<問題要旨>

食料品店の配達スケジュールに関する説明を聞き、リストの空欄を埋める問題です。25は、週末の配達についての空欄です。

<選択肢>

①【誤】

beef(牛肉)は、平日の配達品目として説明されるため、週末には該当しません。

②【正】

dairy products(乳製品)が正解です。音声で「週末には、乳製品が配達されます」という主旨の説明がなされるため、この選択肢が適切です。

③【誤】

fish(魚)は、平日の配達品目として説明されるため、週末には該当しません。

④【誤】

fruit(果物)は、平日の配達品目として説明されるため、週末には該当しません。

⑤【誤】

vegetables(野菜)は、平日の配達品目として説明されるため、週末には該当しません。

⑥【誤】

none(なし)は、配達がないことを意味します。しかし、音声では週末に乳製品の配達があると説明されるため、この選択肢は誤りです。

問26:正解④

<問題要旨>

企業研修先を選ぶにあたり、4つの会社に関する説明を聞き、「環境への配慮」「地域住民の雇用」「社内キャリアアッププログラム」という3つの条件をすべて満たす会社を選ぶ問題です。

<選択肢>

①【誤】

Heart Bishopは、3つの条件のうち1つか2つを満たしていないと説明されます。

②【誤】

Honest Kingは、3つの条件のうち1つか2つを満たしていないと説明されます。

③【誤】

Queen Crewは、3つの条件のうち1つか2つを満たしていないと説明されます。

④【正】

Redbird Aceが正解です。音声による説明で、この会社のみが提示された3つの条件(A, B, C)をすべて満たしていることがわかります。

第5問

問27:正解④

<問題要旨>

「パッシブクーリング(受動冷却)」に関する講義を聞き、その定義として最も適切なものを選択する問題です。講義の導入で述べられる概念の核心を捉える必要があります。

<選択肢>

①【誤】

「涼しい建物を開発すること」に限定されており、都市計画や自然の利用というより広い概念が含まれていないため不十分です。

②【誤】

「新しいタイプの温度制御システム」は、機械に頼るアクティブな手法を指すため、パッシブ(受動的)の定義とは逆です。

③【誤】

「交通技術の設計」は、講義のテーマである都市の冷却とは直接関係ありません。

④【正】

「the use of nature along with city planning to decrease temperatures (都市計画と共に自然を利用して気温を下げること)」が正解です。パッシブクーリングの本質である、自然の力(風、緑など)を都市計画に取り入れて涼しさを生み出す、という点を正確に表しています。

問28:正解⑥

<問題要旨>

講義内容に関するワークシートの空欄を埋める問題です。「Street layout (街路配置)」が、何を使って気温を下げるのを可能にするかを答えます。

<選択肢>

⑥【正】

windが正解です。講義では、風が通り抜ける道を計画的に作ることで都市全体の温度を下げる、という街路配置の役割が説明されます。したがって、「風が気温を下げるのを可能にする (allows wind to lower temperatures)」が適切な表現です。

問29:正解③

<問題要旨>

講義内容に関するワークシートの空欄を埋める問題です。「Street layout (街路配置)」が、何のレベルを下げるのに役立つかを答えます。

<選択肢>

③【正】

pollutionが正解です。講義では、風通しの良い街路配置にすることで、大気汚染物質が都市に滞留するのを防ぎ、汚染レベルを下げる効果があると説明されます。

問30:正解⑥

<問題要旨>

講義内容に関するワークシートの空欄を埋める問題です。「Buildings (建物)」に関して、低い建物が何を都市に入り込ませるかを答えます。

<選択肢>

⑥【正】

windが正解です。講義では、高層ビルが壁のように風を遮るのに対し、低い建物は風が都市部に入り込むのを許容する、と説明されます。

問31:正解①

<問題要旨>

講義内容に関するワークシートの空欄を埋める問題です。「Buildings (建物)」に関して、何の多様性が良い眺めを作るかを答えます。

<選択肢>

①【正】

heightが正解です。講義では、建物の高さに変化(多様性)を持たせることが、単調でない、美しい景観(a nice view)を生み出すと説明されます。

問32:正解②

<問題要旨>

講義内容の要約に関するメンバーAとBの発言を聞き、それぞれが講義内容と一致しているかどうかを判断する問題です。活動1で聞き取った講義内容との照合が必要です。

<選択肢>

①【誤】

「Aの発言のみ一致する」は誤りです。Aの発言は講義内容と一致しません。

②【正】

「Bの発言のみ一致する」が正解です。音声で、Bは講義の内容を正しく要約しているのに対し、Aの要約には誤りが含まれています。したがって、Bの発言のみが講義内容と一致します。

③【誤】

「どちらの発言も一致する」は誤りです。Aの発言が不正確です。

④【誤】

「どちらの発言も一致しない」は誤りです。Bの発言は正確です。

問33:正解②

<問題要旨>

講義内容全体と、緑被率と冷却スコアの関係を示すグラフ、そしてそのグラフについてのJoeとMayの会話を踏まえて、導き出される結論として最も適切なものを選ぶ問題です。複数の情報を統合して判断する思考力が求められます。

<選択肢>

①【誤】

「40%の緑被率がベスト」という記述は、グラフで40%のスコアが最も低くなっているため、明らかに誤りです。

②【正】

「Low-rise buildings can cool cities and, at certain times of day, high-rise buildings can cool better than green coverage. (低い建物は都市を涼しくすることができ、一日のある時間帯においては、高い建物は緑化よりも冷却効果が高いことがある)」が正解です。「低い建物が都市を冷やす」のは講義内容と一致します。後半の「高い建物が緑化より効果が高いことがある」という点は、グラフのデータ(緑化だけでは単純に冷却効果が上がらない例)と、講義で示唆されたであろう建物の効果(例えば日陰を作る効果など)を総合的に解釈した結論として最も妥当です。

③【誤】

「高い建物は冷却に効果がない」と断定していますが、②で示唆されるように部分的な効果はありえます。また「わずかな緑化でも気温を下げる」という部分は、グラフで0%から40%にかけてスコアが下がっている事実と矛盾します。

④【誤】

「スコア22.1がベスト」という点はグラフから読み取れますが、その理由を「緑化を増やせば気温が下がるから」と単純化している点が不適切です。グラフは、緑化と冷却効果が単純な比例関係にないことを示しています。

第6問

問34:正解④

<問題要旨>

FrankとRachelの夜食に関する対話を聞き、Rachelが表明した意見を特定する問題です。会話の主旨や、彼女がFrankに伝えたかった核心的なメッセージを捉える必要があります。

<選択肢>

①【誤】

「Having hot milk gives you energy. (ホットミルクを飲むと元気が出る)」は、夜食の具体例に関する発言かもしれませんが、彼女の意見の中心ではありません。

②【誤】

「Relaxing at night is important. (夜にリラックスするのは大切だ)」も彼女の意見の一部かもしれませんが、より具体的な提案が意見の核心です。

③【誤】

「Staying up late makes you hungry. (夜更かしをするとお腹がすく)」は、事実の指摘であり、彼女の主張そのものではありません。

④【正】

「Studying in the morning is better. (朝に勉強する方が良い)」が正解です。Rachelは、Frankが夜食を食べながら夜更かしして勉強していることに対し、それは非効率的だと指摘し、代わりに早寝早起きして朝に勉強するライフスタイルを提案します。これが彼女の意見の核心です。

問35:正解②

<問題要旨>

問34の対話の続きで、Rachelのアドバイスを受けたFrankが、最終的に何をすることに決めたかを答える問題です。会話の結論を聞き取る必要があります。

<選択肢>

①【誤】

「Add sugar to his drink (飲み物に砂糖を加える)」は、健康的な選択とは言えず、会話の流れに合いません。

②【正】

「Eat yogurt with fruit (フルーツ入りのヨーグルトを食べる)」が正解です。FrankはRachelのアドバイスを受け入れ、夜更かしを改めることにしますが、それでも夜お腹が空いた時のために、より健康的で消化の良い夜食として、フルーツ入りヨーグルトを食べることに決めます。

③【誤】

「Eliminate midnight snacks (夜食をやめる)」は、完全になくすという決断ではなく、内容を健康的なものに変えるという結論に至ります。

④【誤】

「Try chocolate ice cream (チョコレートアイスクリームを試す)」は、健康的な夜食を探している文脈には合わない選択肢です。

問36:正解④

<問題要旨>

3人の学生(Rob, Shoma, Stacy)のスマートフォン利用に関する会話を聞き、会話の結果、使用時間を減らすと決めた人数を答える問題です。3人それぞれの最終的な意向を正確に聞き分ける必要があります。

<選択肢>

①【誤】

1人ではありません。会話の結果、使用時間を減らすと決めた学生はいませんでした。

②【誤】

2人ではありません。会話の結果、使用時間を減らすと決めた学生はいませんでした。

③【誤】

3人ではありません。会話の結果、使用時間を減らすと決めた学生はいませんでした。

④【正】

0人が正解です。音声の会話では、3人の学生がスマートフォンの利用について話し合いますが、デメリットを認識しつつも、最終的には誰も利用時間を減らすという決断には至りません。したがって、使用時間を減らすと決めた人数は0人となります。

問37:正解①

<問題要旨>

問36の会話内容を踏まえ、Stacyの発言内容に最も合致する図表を選ぶ問題です。スマホ時間を減らすことに反対したStacyが、その理由として述べたであろう内容を推測し、関連するグラフを選びます。

<選択肢>

①【正】

「Common Uses of Smartphones (スマートフォンの一般的な使い方)」のグラフが正解です。Stacyは、スマホは娯楽だけでなく、検索エンジンや地図など、生活に役立つ様々な機能を持つツールであると主張し、自身の使い方を肯定します。この「スマホの多用途性・有用性」という主張は、様々な用途が挙げられているこのグラフの内容と最もよく合致します。

②【誤】

「Daily Internet Time by Device (デバイス別の1日のインターネット時間)」のグラフは、年代別の利用状況を示すもので、Stacy個人の主張の根拠としては直接的ではありません。

③【誤】

「Health Risks of Smartphone Overuse (スマホ使いすぎの健康リスク)」のグラフは、むしろスマホ利用を減らそうとするRobやShomaの意見を裏付けるデータであり、Stacyの主張とは逆の方向性です。

④【誤】

「Paper Book and E-Book Choices (紙の本と電子書籍の選択)」のグラフは、スマホ利用の一側面に過ぎず、Stacyが主張するスマホ全体の有用性を示す根拠としては限定的です。

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