2026年度 大学入学共通テスト 追試験 化学 過去問題

2026年度 大学入学共通テスト 追試験「化学」の問題冊子をPDFで公開しています。全設問の解答・解説も無料で読めます。印刷して実戦形式の演習にお使いください。

目次

この問題の概要

2026年度 追試験 化学は、試験時間60分・満点100点、大問5題(第1問〜第5問がいずれも20点、解答番号1〜32)の構成です。選択問題はなく全問必答で、配点は5つの大問に完全に均等配分されています。第1問は結晶の分類・浸透圧・濃度の換算・実在気体のずれとトルエンの分子量測定実験、第2問は反応速度・水のイオン積・溶解度積に加えて水素の製造と燃料電池をめぐる平衡と熱量計算、第3問は乾燥剤・14族元素・2族元素の知識とマグネシウムおよびチタンの工業的製法、第4問はアルケン・医薬品プロカイン・芳香族の異性体・核酸 AMP の構造式、第5問は金・金属イオンの分離・ヘリウムの回収・天然ゴムと合成ゴムという資源の有効利用がテーマです。理論・無機・有機・高分子がひととおり並び、各大問に必ず 1 問以上の量的関係の計算が置かれています。

大問出題内容配点難易度ひとこと
第1問結晶の分類・浸透圧・濃度の換算・実在気体のずれと、トルエンの分子量測定実験の考察20★★☆☆☆問5bは「求めたモル質量が92より小さくなった」向きに合う説明を選ぶ設問です。凝縮量が増えれば測る質量は増える、と符号を確かめてから選びましょう
第2問反応速度の定義・水のイオン積と pH・溶解度積による分別沈殿と、水素の製造・燃焼・燃料電池をめぐる平衡と熱量計算20★★★★☆問3は求めた[Cl⁻]をそのまま答えてしまう取り違えが起きやすい設問です。PbCl₂ から[Cl⁻]を出し、それを AgCl の溶解度積に代入する二段構えで進めます
第3問気体の乾燥剤・14族元素・2族元素の知識と、金属と酸の反応の量的関係、マグネシウムとチタンの工業的製法20★★★☆☆問4cは式(4)〜(7)を順にたどって「Ti 1 mol に電子4 mol」まで持ち込めば一本道です。数値を入れず文字式のまま処理する練習をしておきましょう
第4問アルケンの性質と付加反応・医薬品プロカインの官能基・芳香族化合物の異性体・核酸 AMP の構造式20★★★★☆問3aは解答番号22〜24の3か所を同じ選択肢群から選びます。「ベンゼン環をもつ異性体が他にあるか」を C₈H₁₀・C₇H₈O・C₆H₄Cl₂ それぞれで数え直すのが近道です
第5問金の性質と電解精錬・金属イオンの分離・ヘリウムの回収と圧力計算・加硫とシス形ポリイソプレン・SBR の組成比20★★★☆☆問4cの220gは水素が付加したあとの質量です。ブタジエン単位の式量を54ではなく56として計算しないと合いません

対策のポイント: 配点は第1問から第5問まで各20点の完全な均等配分で、選択問題はありません。理論(第1問・第2問)、無機(第3問)、有機・高分子(第4問・第5問)とどの分野も 20 点単位で並ぶため、苦手分野を残すとそのまま失点に直結します。計算問題はどの大問にも置かれていますが、第2問問3の溶解度積、第3問問4cの電気量、第5問問4cの SBR はいずれも二段・三段の誘導なので、第3問問1・問2、第5問問1・問2のように知識だけで即答できる設問を先に片づけ、残した時間を計算に回す組み立てが有効です。第4問は選択肢が10個ある設問や、同じ選択肢群から3か所を選ぶ設問があり、条件を一つずつ照合する時間を見込んでおきましょう。 各設問の詳しい解き方は上の「解答・解説はこちら」からどうぞ。

※ 難易度は当サイトの独自評価です(★1 基礎 〜 ★5 難)。

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