2026年度 大学入学共通テスト 追試験 生物 過去問題

2026年度 大学入学共通テスト 追試験「生物」の問題冊子をPDFで公開しています。全設問の解答・解説も無料で読めます。印刷して実戦形式の演習にお使いください。

目次

この問題の概要

2026年度 追試験 生物は、試験時間60分・満点100点、大問5題(第1問〜第5問が各20点、解答番号1〜25)で、すべて必答の構成です。第1問は学名と分類階級・塩基配列の違いから作る系統樹と分岐年代・高山植物の地理的隔離と送粉昆虫、第2問は硝化と NH₄⁺・NO₃⁻ の吸収および同化の場所、第3問は神経管からのニューロンの分化と脊髄の構造・静止電位、第4問は光受容体の基礎と青色光受容体タンパク質Aの領域解析、第5問は種間競争・生活空間の選択・外来生物の移入による間接効果・菌根菌との相利共生です。知識問題は各大問の前半に置かれ、後半はグラフ・表・実験条件を突き合わせる考察問題が中心になっています。

大問出題内容配点難易度ひとこと
第1問学名と分類階級/塩基の違いの表から系統樹を判定し分岐年代を計算/高山植物の地理的隔離が起きた順序/雪解け日・開花日・送粉昆虫の出現日と結実率20★★★★☆問3は表1で最も小さい数値の組合せを探すのが出発点です。問5は「適当でないもの」を選ぶ設問なので、図4と図5を「日数」でつないで確かめてください
第2問窒素を含む化合物/硝化を担う細菌と酸素/キャベツとイネの無機窒素吸収曲線の比較/仮説を検証する実験の適否/¹⁵N で追う同化の場所20★★★☆☆問3(1)のグラフは培地に残っている濃度です。「100 % からどれだけ下がったか」が吸収量だと置き換えてから選択肢を読みましょう
第3問脊髄の白質・灰白質と背根/腹根/脊索と底板の分泌物質を示す培養実験/タンパク質Xの濃度勾配とニューロンB・Cの分化/静止電位と K⁺ の移動20★★★☆☆問1は二つ選んで各3点です。問3は培養実験の「濃度」を神経管の「腹側・背側」に読み替えられるかで差がつきます
第4問光受容体と光応答の基礎知識/真核生物の転写・スプライシング/タンパク質Aの領域と DNA 結合/青色光に依存した可逆的な構造変化20★★★★☆問3(1)アは、領域が一つだけ違う二つを比べるのが定石です。問3(2)は「5分以内に可逆的」がわかれば最後の5分間の光条件だけで決まります
第5問種間競争と種内競争/瀬と淵の個体群密度の関係を示すグラフの選択/外来魚の移入による食物網の間接効果/菌根菌と植物の栄養のやり取り20★★★★☆問2(1)は折れ曲がり点と傾きの二つを分けて見ます。問3(2)は図4と図5で1とした菌根菌が入れ替わっているので、基準を確認してから比べてください

対策のポイント: 5題すべてが必答で各20点の均等配点です。知識だけで答えられるのは第1問の問1・問2、第2問の問1・問2、第3問の問1・問4、第4問の問1・問2、第5問の問1に限られ、残りはすべて図・表・グラフの読み取りと実験考察なので、知識問題を手早く片づけて考察に時間を残す配分が基本になります。配点5点の設問(第1問問4、第2問問3(2)、第3問問2・問3、第4問問3(2))はどれも手数がかかるため、ここに10分以上を残しておきたいところです。グラフでは「縦軸は何を1とした相対値か」「残っている量か吸収した量か」を最初に確認する習慣が、第2問問3(1)や第5問問3(2)のような取り違えを防ぎます。 各設問の詳しい解き方は上の「解答・解説はこちら」からどうぞ。

※ 難易度は当サイトの独自評価です(★1 基礎 〜 ★5 難)。

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