2025年度 大学入学共通テスト 本試験「生物」の問題冊子をPDFで公開しています。全設問の解答・解説も無料で読めます。印刷して実戦形式の演習にお使いください。
目次
この問題の概要
2025年度 本試験 生物は、試験時間60分・満点100点、大問5題(第1問18点・第2問20点・第3問20点・第4問18点・第5問24点、計19問)の構成です。選択問題はなく全問必答で、第1問が一塩基多型とPTC感受性、第2問がタンパク質・酵素と遺伝子組換え、第3問が森林の光環境と植物の物質生産、第4問が配偶子形成と発生における誘導、第5問がA イネの発芽・開花と品種改良・B 重力屈性という配置です。二つの解答をまとめて答える設問が複数あり、一部の設問には部分点も設定されています。
| 大問 | 出題内容 | 配点 | 難易度 | ひとこと |
|---|---|---|---|---|
| 第1問 | 神経の興奮と刺激の強弱/分子系統樹による変異順序の推定/遺伝暗号表からのSNP特定とmRNA上の塩基位置の計算/PTC感受性と対立遺伝子の優劣 | 18 | ★★★☆☆ | 問3(2)はコドンが3塩基という一点だけで解ける計算。問2の最節約経路と問4のグラフ読解が取りどころです |
| 第2問 | タンパク質の構造とアミノ酸の性質/マーカー遺伝子と栄養要求性変異株による選抜/実験計画と対照実験/アロステリック阻害と部分分解の影響 | 20 | ★★★★☆ | 問1は正解を二つ選ぶ形式で各3点。問3は(1)(2)とも対照の置き方を読み切れるかで決まり、失点しやすい大問です |
| 第3問 | 種の共存とニッチ/森林の光環境の季節変化と光合成特性/クロロフィルとルビスコ量の適応/バイオマスの季節変化と物質収支 | 20 | ★★★☆☆ | 図と表を突き合わせる読解型。問4は葉以外の根や茎の呼吸も差し引くと気づけば、8点をまとめて確保できます |
| 第4問 | 卵形成の減数分裂におけるDNA量と核相の変化/シグナル伝達物質による誘導/神経誘導の実験解釈 | 18 | ★★★★☆ | 問1は知識で5点を確保。問3は「抑制の抑制」という制御関係を実験の組合せから組み立てる、最も重い設問です |
| 第5問 | A イネ種子の発芽とジベレリン/フロリゲンと光周性/交配と純系 B 重力屈性とオーキシン/ラッカセイ子房柄の正の重力屈性 | 24 | ★★★☆☆ | Aは問1・問3を知識で取り切りたい。Bは屈性の向きがオーキシンの濃度分布と組織の感受性のどちらで決まるかが軸です |
対策のポイント: 知識だけで即答できるのは第1問問1・第4問問1・第5問問1問3などに限られ、大半は図表と実験結果の読解です。対照実験について「何を変えて何を揃えたのか」を毎回言葉にする練習を重ね、配点の大きい第5問と第2問・第3問に時間を残す配分を意識しましょう。 各設問の詳しい解き方は上の「解答・解説はこちら」からどうぞ。
※ 難易度は当サイトの独自評価です(★1 基礎 〜 ★5 難)。

