2024年度 大学入学共通テスト 本試験 英語(リスニング) 解答・解説

目次

解答

スクリプト

第1問

問1:正解③

<問題要旨>

話し手が「ノートは持っているが、鉛筆を忘れた」状況を伝え、相手に鉛筆を貸してほしいと依頼する内容を聞き取る問題です。 

<選択肢>

①【誤】

話し手は “I have my notebook” と言っているので、ノートは持っています。 したがって、「話し手は鉛筆を持ってきた」というこの選択肢は誤りです。 

②【誤】

話し手は “I forgot my pencil” と言っているのであり、ノートを忘れたわけではありません。 したがって、「話し手はノートを忘れた」というこの選択肢は誤りです。 

③【正】

話し手は “I forgot my pencil. Can I borrow yours?” と、鉛筆を忘れたので貸してほしいと頼んでいます。 したがって、「話し手は鉛筆を必要としている」というこの選択肢が正解です。 

④【誤】

話し手はノートを持っており、欲しいのは鉛筆です。 したがって、「話し手はノートを欲しがっている」というこの選択肢は誤りです。 

問2:正解③

<問題要旨>

昨日のお礼として、今度は自分が相手(ケン)のために映画のチケット代を支払いたいと提案する内容を聞き取る問題です。 

<選択肢>

①【誤】

昼食をおごることを提案しているのは話し手であり、ケンではありません。 したがって、この選択肢は誤りです。 

②【誤】

ケンが支払ったのは昨日の昼食代であり、チケット代ではありません。 したがって、この選択肢は誤りです。 

③【正】

話し手は “shall I buy our movie tickets tonight?” と、今夜の映画のチケットを買うことを提案しています。 これは、話し手がチケット購入を申し出ていることを示しており、この選択肢の内容と一致します。 

④【誤】

話し手が支払ったのではなく、ケンが昨日の昼食代を支払いました。 したがって、この選択肢は誤りです。 

問3:正解④

<問題要旨>

話し手が、古い市役所には行ったことがあるが、新しい市役所への行き方がわからないため、道順を尋ねている内容を聞き取る問題です。 

<選択肢>

①【誤】

話し手は “I’ve only been to the old one.” と言っており、古い市役所へは行ったことがあるため、場所を知っています。 したがって、この選択肢は誤りです。 

②【誤】

話し手は新しい市役所へは一度も行ったことがありません。 したがって、この選択肢は誤りです。 

③【誤】

話し手は古い市役所へは行ったことがあります。 したがって、この選択肢は誤りです。 

④【正】

話し手は “Do you know how to get to the new city hall?” と尋ねています。 これは「新しい市役所への道(way)を知りたい」という内容と一致するため、この選択肢が正解です。 

問4:正解①

<問題要旨>

作ったパスタが5人分には足りないため、追加でサンドイッチとサラダも作るという状況を理解する問題です。 

<選択肢>

①【正】

話し手は “This pasta I made isn’t enough for five people.” と言っています。 これは「作った食事が十分にない」という状況と一致するため、この選択肢が正解です。 

②【誤】

サンドイッチはこれから作るところであり、十分に作ったわけではありません。 したがって、この選択肢は誤りです。 

③【誤】

パスタを追加で出すのではなく、サンドイッチとサラダを追加で作ります。 したがって、この選択肢は誤りです。 

④【誤】

話し手は追加で料理を準備しようとしています。 したがって、この選択肢は誤りです。

問5:正解②

<問題要旨>

英文で描写される季節の情景と最もよく合っている絵を選ぶ問題です。

<選択肢>

①【誤】

木に実がなっており、秋の収穫の様子を描いていますが、葉が落ちている描写とは異なります。

②【正】

“The season’s changing. See, the leaves are falling.”(季節が変わっていくわね。見て、葉が落ちている)という描写に合致しています。  木から葉が舞い落ちる秋の情景が描かれているため、これが正解です。

③【誤】

葉がすべて落ちきって地面に積もっており、冬枯れの様子を描いています。

④【誤】

雪が降り、雪だるまがある冬の情景です。

問6:正解③

<問題要旨>

英文で描写される人物と動物の様子を正確に捉え、合致する絵を選ぶ問題です。

<選択肢>

①【誤】

男の子はくつろいでいますが、犬は寝ておらず、おもちゃで遊んでいます。

②【誤】

犬は寝ていますが、男の子はテレビを見ておらず、くつろいでいるだけです。

③【正】

“Our dog always sleeps by my brother while he plays video games.”(兄弟がテレビゲームをしている間、犬はいつも彼のそばで寝ている)という描写と完全に一致します。  男の子がテレビ画面に向かってゲームをし、その横で犬が寝ているため、これが正解です。

④【誤】

男の子はゲームをしていますが、犬は起きていてボールで遊んでいます。

問7:正解④

<問題要旨>

二つの商品の特徴(形状と価格)を比較している英文の内容と合致する絵を選ぶ問題です。

<選択肢>

①【誤】

白い扇風機が最も薄いという描写と一致しません。

②【誤】

白い扇風機が最も薄いという描写と一致しません。

③【誤】

扇風機の薄さは描写と合っていますが、価格が “the black one is the cheapest”(黒い方が最も安い)という描写と一致しません。 

④【正】

“The white fan is the slimmest, but the black one is the cheapest.”(白い扇風機が最も薄いけれど、黒い方が一番安い)という描写に合致します。  形状と価格の両方が正しく示されているため、これが正解です。

第2問

問8:正解②

<問題要旨>

迷子になった猫の外見的な特徴を対話から聞き取り、合致する絵を選ぶ問題です。 

<選択肢>

①【誤】

灰色一色で、縞模様がありません。

②【正】

男性は自分の猫について、”He’s gray with black stripes.”(灰色で黒い縞模様なんだ)、”He has a long tail.”(しっぽが長くて)、そして “its tip is white.”(その先端が白いんだ)と説明しています。このすべての特徴(縞模様、長いしっぽ、先端が白い)に合致するため、この選択肢が正解です。

③【誤】

しっぽは長いですが、先端が白くありません。

④【誤】

縞模様でしっぽの先端も白いですが、しっぽが短いです。

問9:正解④

<問題要旨>

子ども時代の写真を見ながら、どの人物が対話している女性本人であるかを、対話の内容から特定する問題です。 

<選択肢>

①【誤】

この人物は後方にいて帽子をかぶっていますが、女性は “I’m in the front.” と言っています。 

②【誤】

この人物は本を持っていますが、女性は “Actually, that’s my best friend.” と言っているため、本人ではありません。 

③【誤】

この人物は前方にいますが、帽子をかぶっていません。

④【正】

女性は自分のことを “I’m in the front”(私は前にいる)と言い、さらに男性の “Ah, you’re the one with the hat!”(ああ、帽子をかぶっている人だね!)という確認に “That’s right!”(その通り!)と答えています。  したがって、前方にいて帽子をかぶっているこの人物が正解です。

問10:正解①

<問題要旨>

職場にいる母親からの電話で、机の上にある特定の封筒を探すという場面です。対話から、母親が探している封筒の大きさや場所を特定し、合致する絵を選ぶ問題です。 

<選択肢>

①【正】

女性が探しているのは “a white envelope”(白い封筒)で、男性に大きい方か聞かれた際に “No, it’s smaller.”(いいえ、もっと小さい方)と答えています。 そして、”Can you check under the computer?”(コンピューターの下を確認してくれる?)と頼み、男性が “Yes, here it is.”(はい、ここにあります)と見つけています。  これらの条件にすべて合致するため、この選択肢が正解です。

②【誤】

これはコンピューターの近くにありますが、大きい方の封筒です。

③【誤】

これは机の引き出しの中にある封筒です。

④【誤】

これは机の下にある大きい方の封筒です。

問11:正解④

<問題要旨>

レストランへの予約の電話で、希望の席が空いていないため、代わりの席を提案され、それを検討するという場面です。女性が最終的にどの席を予約する可能性が高いかを推測する問題です。 

<選択肢>

①【誤】

これはメインダイニングルームのソファ席ですが、窓際ではありません。

②【誤】

これは円卓で、女性が希望した窓際の席ではありません。

③【誤】

これは個室ですが、”Sorry, it’s already booked.”(申し訳ありません、すでに予約で埋まっています)と言われているため、予約できません。 

④【正】

女性は最初に希望した個室が予約済みだったため、次に “Do you have a window table?”(窓際のテーブルはありますか?)と尋ね、店員が “We sure do.”(はい、ございます)と答えています。  したがって、女性はメインダイニングルームの窓際のテーブルを予約する可能性が最も高いです。この選択肢がその状況を表しているため、正解となります。

第3問

問12:正解②

<問題要旨>

カフェでの注文時、店員から割引の提案を受けますが、今回はその条件を満たさないため、定価で支払うという場面です。 

<選択肢>

①【誤】

割引を求めてはいません。

②【正】

男性が注文した紅茶は400円です。 店員から「自分のカップがあれば30円引きになる」と言われますが、男性は “I don’t have one today”(今日は持っていない)と答えています。 したがって、今回は割引が適用されず、定価(the full price)を支払うことになります。 よってこの選択肢が正解です。 

③【誤】

新しいカップを購入するという話は出てきていません。 

④【誤】

自分のカップを使うのは “next time”(次回)であり、今回ではありません。

問13:正解②

<問題要旨>

ピアノの購入を考えていた男性が、近所への騒音を懸念していると話したところ、女性から電子キーボードという代替案を提案され、それに同意するという対話の流れを理解する問題です。 

<選択肢>

①【誤】

“I’ve really been enjoying my piano lessons.” と言っていることから、ピアノのレッスンは既に始めています。 

②【正】

男性はピアノ購入の懸念として “I don’t want to disturb my neighbors”(近所に迷惑をかけたくない)と述べています。 それに対し女性が、音量調節やヘッドホン使用が可能な電子キーボードを提案したところ、男性は “That’s a good idea! I’ll get that instead!”(それは良い考えだ!代わりにそれを買うよ!)と賛同しています。 したがって、男性はこの後、電子キーボードを買うと考えられます。 

③【誤】

別のピアノを検討するのではなく、電子キーボードという別の楽器に考えを変えています。 

④【誤】

ヘッドホンの交換については言及されていません。 

問14:正解②

<問題要旨>

ジャケットを買いたいという女性に、男性が古着屋を提案し、二人がそこへすぐに向かうことになるという対話の流れを把握する問題です。 

<選択肢>

①【誤】

お気に入りの店で買うという話は出てきていません。 

②【正】

女性がジャケットを買いたいと言ったのに対し、男性は “a second-hand shop”(古着屋)を提案します。 女性はそれに興味を示し “Can you take me now?”(今、連れて行ってくれる?)と尋ね、男性も “Sure, let’s go!”(もちろん、行こう!)と同意しています。 したがって、二人はこの後、今日(today)古着屋に行くことになります。 

③【誤】

来週ではなく、今すぐ行こうとしています。 

④【誤】

女性が友人を連れて行くのではなく、友人に連れて行ってもらいます。 

問15:正解④

<問題要旨>

引越しの荷造り中に、二人が作業の分担について話している場面です。女性が現在行っている行動を特定する問題です。 

<選択肢>

①【誤】

寝室の準備をしているのは男性です。 

②【誤】

女性はリビングで作業しており、男性を手伝ってはいません。 

③【誤】

荷物をリビングに運び込んでいるわけではなく、リビングにあるものを箱詰めしています。 

④【正】

女性は “I’m putting everything here in the living room into boxes.”(ここのリビングにあるもの全てを箱に詰めているの)と言っています。 したがって、女性が現在していることは、リビングのアイテムを荷造りすることです。 

問16:正解③

<問題要旨>

明日の予定についての対話から、男性が具体的に何をするのかを正確に聞き取る問題です。 

<選択肢>

①【誤】

男性は “I’m afraid of horses”(馬が怖い)と言っており、乗馬は習いません。 

②【誤】

男性は乗馬はしません。 

③【正】

女性の乗馬の誘いに対し、男性は馬が怖いので乗らない代わりに “I’ll just take photos of you riding”(君が乗っているところの写真を撮るよ)と答えています。 その後、一緒にハイキングをすることにも同意しているため、彼の行動には写真撮影が含まれます。 

④【誤】

訪れるのは「女性の」祖父の牧場であり、男性の祖父の牧場ではありません。 

問17:正解①

<問題要旨>

理科の宿題について、男性が宿題の内容を勘違いしており、本来やるべきこととは違うことをしてしまった、という状況を理解する問題です。 

<選択肢>

①【正】

女性に宿題が終わったか聞かれた男性は “Yes. It took so long.”(うん。すごく時間がかかったよ)と答えています。 彼は宿題が実験のレポートを書くことだと勘違いしていましたが、そのレポートを書き終えたことは事実です。 したがって、この選択肢が正解です。 

②【誤】

レポートは書き終えています。 

③【誤】

教科書を読むことが本来の宿題でしたが、彼は “Oh, I didn’t do that.”(ああ、それはやっていない)と言っているため、これは彼が「しなかった」ことです。 

④【誤】

教科書を読むのに長い時間をかけたのではなく、読んでいません。

第4問

問18:正解②

<問題要旨>

遊園地での一日の行動が時系列で語られます。話の順番を正しく記憶し、それぞれのイラストを正しい順番に並べる問題です。 

<選択肢>

話の流れは以下の通りです。

“To start off, we purchased some limited-edition souvenirs and put them into lockers.” → 最初にお土産を買い、ロッカーに入れた。(イラスト②) 

“Then we dashed to the… roller coaster, but the line was too long so we decided to eat lunch instead.” → 次にジェットコースターに行ったが混んでいたので、代わりに昼食を食べた。(イラスト①) 

“After lunch, we saw a parade marching by” → 昼食の後、パレードを見た。(イラスト④) 

“Finally, we rode the roller coaster” → 最後に、ジェットコースターに乗った。(イラスト③) 

したがって、正解は以下の通りです。

問18(1番目):②

問19(2番目):①

問20(3番目):④

問21(4番目):③

問19:正解①

問18に記載

問20:正解④

問18に記載

問21:正解③

問18に記載

問22:正解⑤

<問題要旨>

留学先の大学で、夏期講座の時間割についてのアナウンスを聞き、内容を表の空欄に正しく当てはめる問題です。 

<選択肢>

アナウンスの内容を時間割に当てはめると、以下のようになります。

“Immediately after the Monday Social Welfare class, you’ll have Math class.” → 月曜の「Social Welfare」の後は「Math」。  よって、問22(月曜2限目)の正解は⑤です。

“On Tuesday and Friday, you’ll hear lectures about ancient Egypt and the Roman Empire during first period.” → 火曜と金曜の1限目は、古代エジプトとローマ帝国に関する講義、つまり「World History」。  よって、問23(火曜1限目)の正解は⑥です。

“after Social Welfare on Thursday, you’ll have your French or Spanish class.” → 木曜の「Social Welfare」の後は「French or Spanish」、つまり「Languages」。  よって、問24(木曜2限目)の正解は④です。

“…lectures about ancient Egypt and the Roman Empire…These lectures will be followed by Business Studies on both days.” → 「World History」の後は「Business Studies」。  よって、問25(金曜2限目)の正解は②です。

問23:正解⑥

問22に記載

問24:正解④

問22に記載

問25:正解②

問22に記載

問26:正解①

<問題要旨>

4つの文化祭の企画案の中から、「A. 参加者が20分以内で体験できること」「B. 一度に10人以下で運営できること」「C. 費用が全くかからないこと」という3つの条件をすべて満たすものを一つ選ぶ問題です。 

<選択肢>

①【正】

ボーリングの提案では、「リサイクル品を使うので無料(free recycled materials)」(条件Cクリア)、「一度に8人(8 people)で運営」(条件Bクリア)、「15分以内(within 15 minutes)に終わる」(条件Aクリア)と述べられており、すべての条件を満たします。 したがって、これが正解です。 

②【誤】

フェイスペインティングの提案では、「20人全員(all 20 of us)が必要」と述べられており、条件B(10人以下)を満たしません。 

③【誤】

ファッションショーの提案では、「12人(12 of us)で運営」と述べられており、条件B(10人以下)を満たしません。 

④【誤】

茶道体験の提案では、「お茶と和菓子を買う必要がある(need to buy the tea and Japanese sweets)」と述べられており、条件C(費用ゼロ)を満たしません。 

第5問

問27:正解④

<問題要旨>

ガラスの特性に関する講義内容から、ワークシートの空欄を埋める問題です。「ガラスがしないこと(Glass does NOT…)」のリストに入る特徴を選びます。 

<選択肢>

①【誤】

講義では “recycled repeatedly”(繰り返しリサイクルできる)と述べられており、これはガラスが「すること」です。 

②【誤】

これもリサイクルに関する特徴であり、ガラスが「すること」です。

③【誤】

“bacteria cannot pass through it”(バクテリアは通り抜けられない)と述べられており、これはガラスが「すること」(バクテリアを外に保つこと)です。 

④【正】

講義では “bacteria cannot pass through it”(バクテリアは通り抜けられない)と述べられています。 したがって、「バクテリアが通り抜けることを許す(permit bacteria to go through)」は、ガラスが「しないこと」に該当します。よって、これが正解です。 

問28:正解③

<問題要旨>

ガラスの製造方法と最新技術に関する講義内容から、ワークシートの空欄を埋める問題です。

<選択肢>

問28:丸い形状(round shapes)を作るための古代の技術として “blow air into hot glass”(熱いガラスに空気を吹き込む)が説明されています。 したがって、正解は「③ Blown into」です。 

問29:窓ガラスのような平らなものを作る技術として “Spreading hot glass onto a sheet of hot metal”(熱いガラスを熱い金属板の上に広げる)が説明されています。 したがって、正解は「⑥ Spread into」です。 

問30:最新技術の例として、録音スタジオや家で “control sound levels”(音量を調節する)のに役立つガラスが挙げられています。 したがって、正解は「① Adjusts sound in」です。 

問31:道路の安全性(safety)を向上させる例として、夜間に道路を見やすくするために塗料に含まれるガラス片が挙げられています。 したがって、正解は「④ Improves safety of」です。 

問29:正解⑥

問28に記載

問30:正解①

問28に記載

問31:正解④

問28に記載

問32:正解①

<問題要旨>

ガラスに関する講義全体の主旨と最も一致する選択肢を選ぶ問題です。

<選択肢>

①【正】

講義では、3Dプリンターによるレンズ製造、スマートガラス、音響制御ガラス、道路塗料など、現代生活(modern life)における様々な技術(technology)によってガラスが改良され、応用されている例が数多く挙げられています。 これが講義の結論部分の主旨と合致するため、正解です。 

②【誤】

ガラスが安価な新素材に取って代わられたという話は出てきません。 

③【誤】

重さ、壊れやすさ、費用によって用途が限られるという否定的な内容は述べられていません。 

④【誤】

ガラス作りはメソポタミアで約4500年前に始まったと述べられており、現代の発明(modern invention)ではありません。 

問33:正解④

<問題要旨>

講義の続きとグラフの内容を統合し、正しい記述を選ぶ問題です。講義全体からわかる事実と、グラフから読み取れる事実の両方が正しい選択肢を選ぶ必要があります。

<選択肢>

①【誤】

グラフを見ると、クロアチアでは「製品の入手のしやすさ(Availability of Products)」が7%で最も低い理由です。「リサイクルのしやすさ(Ease of Recycling)」は24%であり、最も低い理由ではないため、この記述は誤りです 。

②【誤】

講義の音声で、ガラスは「環境に優しい(friendly to the environment)」と説明されているため、「環境に有害である(is harmful to the environment)」という記述は内容と一致しません 。

③【誤】

講義の音声で、ガラス容器を選ぶのは「ヨーロッパ人の約40%(approximately 40% of Europeans)」と述べられており、「半分(half of Europeans)」ではないため、この記述は誤りです 。

④【正】

この選択肢は、講義の内容とグラフの内容の両方と一致します。

講義の内容: ガラス作りがメソポタミアで始まったことや、吹きガラスのような「古代の技術(ancient techniques)」が使われていると説明されています 。

グラフの内容: グラフを見ると、クロアチアでは「製品の入手のしやすさ(Availability of Products)」が7%、フランスでは9%であり、どちらの国でも3つの理由の中で最も低い(the least common reason)ことがわかります 。

したがって、両方の記述が正しいため、この選択肢が正解です。

第6問

問34:正解②

<問題要旨>

イギリスからフランスへの旅行方法について、ミシェルが会話中に表明した意見を特定する問題です。 

<選択肢>

①【誤】

眺めの良いホテルの部屋を予約することについては話していません。 

②【正】

ミシェルは対話の冒頭で “I’ve always wanted to see the English coast from the ferry. I imagine it would be so beautiful.”(フェリーからイギリスの海岸を見てみたかったの。とても美しいと思うわ)と述べています。 景色(scenery)を楽しみたいというのが、彼女が表明した意見です。 

③【誤】

ミシェルは “We can also smell the sea air”(潮風の香りもかげるし)と肯定的に述べており、不快(unpleasant)だとは思っていません。 

④【誤】

フェリーが電車より速いとは言っていません。 

問35:正解④

<問題要旨>

対話の結果、二人が最終的に何をすることに決めたかを特定する問題です。

<選択肢>

①【誤】

ジャックは薬を試したことがあるが効かなかったと述べており、これから薬を買いに行くわけではありません。 

②【誤】

ホテルの部屋を変更するという話は出てきません。 

③【誤】

最終的に電車で行くことに決めたため、フェリーのスケジュールは確認しません。 

④【正】

ジャックが船酔いすることを知ったミシェルはフェリーを諦め、ジャックが提案する電車の利便性(街の中心部に直接行ける、ホテルに近い)に同意します。 最後にジャックが “Great. Let’s check the schedule.”(よかった。時刻表を調べよう)と言っており、二人はフランスへ電車で行くことを決めています。 したがって、これが正解です。 

問36:正解①

<問題要旨>

4人の会話が終わり、新年の抱負としてウォーキングをすることに決めた人物を特定する問題です。 

<選択肢>

①【正】

エイミーは会話の中で “I also want to do something, like walking” とウォーキングを提案し、クリスに断られた後も “I’m going to start walking to the station every day.” と述べ、自分の意思を変えていません。 したがって、ウォーキングをすることに決めたのはエイミーです。 

②【誤】

ハルキは既にランニングをしています。 

③【誤】

クリスは最終的に短時間ワークアウトをすることに決めました。 

④【誤】

クリスとリンダは一緒に短時間ワークアウトをすることにしました。

問37:正解②

<問題要旨>

会話の内容を踏まえ、リンダが提案した「超短時間ワークアウト」の考え方の根拠となる図表を選ぶ問題です。 

<選択肢>

①【誤】

運動がもたらす一般的な効果(創造的になる、長生きするなど)を示しており、運動の「時間」や「強度」には触れていません。 

②【正】

リンダは “One workout takes only 10 minutes.” “Super-short workouts are really efficient.” と、短時間でも非常に効率的だと説明しています。 この図表は、「10分間の激しい運動(10 minutes of intense exercise)」と「45分間の中程度の運動(45 minutes of moderate exercise)」が、フィットネスへの効果(Effect on Fitness)において同等であることを示しています。  これは、リンダの主張の根拠として最も適切です。

③【誤】

運動の負荷と病気のリスクの関係を示しており、運動の「時間」と「効果」の関係を示してはいません。 

④【誤】

人々がいつ運動するかを示した円グラフであり、運動の効果については何も示していません。

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