2023年度 大学入学共通テスト 本試験 英語(リスニング) 解答・解説

目次

解答

スクリプト

解説

第1問

問1:正解①

<問題要旨>

女性がサムに対して何かを依頼している短い発話を聞き、その内容と最も合致する選択肢を選ぶ問題です。

<選択肢>

①【正】

音声で女性は “Can you close the door?” と明確に言っています 。これは「ドアを閉めてください」という意味であり、この選択肢の内容と一致します。

②【誤】

“The TV is too loud”(テレビの音が大きすぎます)と言っているため 、テレビはすでについていることがわかります。したがって、テレビをつけるよう頼んでいるわけではありません。

③【誤】

話者は “close the door”(ドアを閉める)ように頼んでおり 、ドアを開ける(open the door)とは逆の内容です。

④【誤】

話者は “I’m working”(仕事をしています)と言っており 、テレビの音によって仕事の妨げになっている状況です。仕事中にテレビを見ようとしているわけではありません。

問2:正解①

<問題要旨>

女性が台所での作業状況について説明している短い発話を聞き、その内容と最も合致する選択肢を選ぶ問題です。

<選択肢>

①【正】

話者は “I’ve already washed the bowl”(すでにお椀は洗いました)と言っています 。これは「お椀を洗い終えた」という意味であり、この選択肢の内容と一致します。

②【誤】

話者は “…but I haven’t started cleaning the pan”(でもフライパンはまだ洗い始めていません)と言っており 、フライパンを洗い終えたわけではありません。

③【誤】

話者はフライパンをまだ洗い始めていない(haven’t started cleaning the pan)と言っているため 、今フライパンを洗っているわけではありません。

④【誤】

話者はすでにお椀を洗い終えた(’ve already washed the bowl)と言っているため 、今お椀を洗っているわけではありません。

問3:正解①

<問題要旨>

女性が叔父から届いたものについて話している短い発話を聞き、その内容と最も合致する選択肢を選ぶ問題です。

<選択肢>

①【正】

話者は “Look at this postcard my uncle sent me from Canada.”(叔父がカナダから送ってくれたこのハガキを見て)と言っています 。これは叔父からハガキを受け取ったことを意味し、この選択肢の内容と一致します。

②【誤】

話者は叔父からハガキを受け取った側であり、カナダにいる叔父に送ったわけではありません。

③【誤】

話者は実際に叔父から送られてきたハガキを見せているため、叔父がハガキを送り忘れたわけではありません。

④【誤】

ハガキを受け取ったのは話者であり、叔父がカナダからハガキをもらったわけではありません。叔父はカナダからハガキを送った側です。

問4:正解④

<問題要旨>

女性が教室の現在の生徒数と、今後の変化について説明している短い発話を聞き、その内容と最も合致する選択肢を選ぶ問題です。

<選択肢>

①【誤】

話者は “There are twenty students in the classroom”(教室には20人の生徒がいます)と述べており 、現在の生徒数は20人です。したがって、20人未満ではありません。

②【誤】

現在の生徒数は20人であり 、22人ではありません。22人になるのは昼食後のことです。

③【誤】

昼食後には2人増える(two more will come after lunch)ので 、生徒数は22人になります。18人に減るわけではありません。

④【正】

現在20人の生徒がおり、昼食後にさらに2人来る(two more will come after lunch)と話しています 。したがって、後の生徒数は22人となり、これは20人よりも多いです。この選択肢の内容と一致します。

問5:正解③

<問題要旨>

ボトルに残っているお茶の量についての短い発話を聞き、その状況を最もよく表しているイラストを選ぶ問題です。

<選択肢>

①【誤】

この絵はボトルがほぼ満杯の状態を示していますが、音声では “not much tea left”(お茶があまり残っていない)と言っています 。

②【誤】

この絵はボトルが8割程度満たされている状態を示していますが、音声の内容とは一致しません。

③【正】

この絵はボトルに少量のお茶しか残っていない状態を示しています。音声の “There’s not much tea left in the bottle.”(ボトルにはお茶があまり残っていません)という説明と一致します 。

④【誤】

この絵はボトルが空の状態を示していますが、音声では「あまり残っていない」と言っているだけで、全くないとは言っていません。

問6:正解①

<問題要旨>

牛が見える場所についての短い発話を聞き、その状況を最もよく表しているイラストを選ぶ問題です。

<選択肢>

①【正】

話者は最初 “I can’t see any cows.”(牛が一頭も見えない)と言った後、”Oh, I see one behind the fence.”(あ、柵の後ろに一頭いる)と言っています 。このイラストは、柵の後ろに牛が一頭いる様子を描いており、音声の内容と一致します。

②【誤】

このイラストでは牛が納屋の上にいますが、音声では「柵の後ろに」いると述べています。

③【誤】

このイラストでは牛が柵の前にいますが、音声では「柵の後ろに」いると述べています。

④【誤】

このイラストには牛が描かれておらず、”I see one” という音声の内容と一致しません。

問7:正解②

<問題要旨>

人物の服装と持ち物についての短い発話を聞き、その状況を最もよく表しているイラストを選ぶ問題です。

<選択肢>

①【誤】

このイラストの人物は白いズボンを履いていますが、音声では “black pants”(黒いズボン)と言っています 。

②【正】

話者は “I’m wearing black pants and holding a skateboard.”(黒いズボンを履いていて、スケートボードを持っています)と言っています 。このイラストの人物は黒いズボンを履き、スケートボードを手に持っており、音声の内容と一致します。

③【誤】

このイラストの人物はスケートボードを手に持っておらず、足元に置いています。また、白いズボンを履いています。

④【誤】

このイラストの人物は黒いズボンを履いていますが、スケートボードは手に持たず、足元に置いています。

第2問

問8:正解④

<問題要旨>

バーチャルイベントで、友人同士がアバターについて話している対話を聞き、女性のアバターがどれかを特定する問題です。

<選択肢>

①【誤】

男性が “This avatar with the glasses must be you!”(このメガネをかけたアバターは君に違いない!)と言っていますが 、女性はそれを肯定も否定もせず、”Why, because I’m holding my favorite drink?”(どうして?好きな飲み物を持っているから?)と返しています。さらに男性は “And you always have your computer with you.”(それに、君はいつもコンピューターを持っているじゃないか)と続けています 。したがって、メガネ、飲み物、コンピューターの3つの特徴を持つアバターが正解となります。この選択肢は飲み物しか持っていません。

②【誤】

このアバターはメガネをかけておらず、飲み物とコンピューターを持っています。

③【誤】

このアバターは飲み物を持っておらず、メガネとコンピューターを持っています。

④【正】

このアバターは、対話で言及された「メガネ(glasses)」「好きな飲み物(favorite drink)」「コンピューター(computer)」の3つの特徴をすべて満たしています 。

問9:正解④

<問題要旨>

ゴミの分別についての対話を聞き、女性が手に持っているものを特定する問題です。

<選択肢>

①【誤】

男性が「紙コップはここ」とすでに分別場所を説明しているため、女性が持っているものではありません。

②【誤】

男性が「ペットボトルはここ」とすでに分別場所を説明しているため、これも女性が持っているものではありません。

③【誤】

男性は、女性が入れようとしたゴミ箱を指して「そっちはガラス用だ」と言っています。女性が持っているものをそこに入れることを否定しているため、女性はガラス瓶を持っていません。

④【正】

対話の内容から、女性が持っているものは紙コップ、ペットボトル、ガラス瓶ではないことがわかります。消去法により、残った選択肢である缶が正解となります。

問10:正解③

<問題要旨>

靴屋での店員と客の対話を聞き、男性が最終的に購入する靴を選ぶ問題です。

<選択肢>

①【誤】

男性は “tying shoelaces takes too much time.”(靴紐を結ぶのは時間がかかりすぎる)と言っているため 、靴紐のあるこの靴は選びません。

②【誤】

これも靴紐のあるタイプの靴なので、男性の好みではありません。

③【正】

女性店員が靴紐のない別のスタイルを勧め、”These are 50% off, too.”(こちらも50%オフですよ)と言ったところ、男性は “Nice! I’ll take them.”(いいね!それにします)と答えています 。イラストは靴紐がなく、セール価格($60→$30)が表示されており、対話の内容と一致します。

④【誤】

この靴は靴紐がありませんが、セール対象ではありません。男性は50%オフになった靴を買うことに決めたため、これは選びません。

問11:正解②

<問題要旨>

野球場で友人同士が待ち合わせ場所を決めている対話を聞き、二人が会う場所を案内図から特定する問題です。

<選択肢>

①【誤】

この場所には、車椅子マークと鍵(ロッカー)のマークがあります。女性はロッカーを使いたいと言っていますが、男性は食べ物を買いたいと言っているので、両方のニーズを満たしていません。

②【正】

男性は “I want to get some food before the game.”(試合の前に何か食べ物を買いたい)と言い 、女性は “And I need to use a locker.”(そして私はロッカーを使う必要がある)と言っています 。二人は “Then, let’s meet there.”(じゃあ、そこで会おう)と合意しています 。この場所には、飲み物・食べ物のマークと鍵(ロッカー)のマークがあり、二人の要望を両方満たしています。

③【誤】

この場所には、飲み物・食べ物のマークとトイレのマークがありますが、ロッカーはありません。

④【誤】

この場所には、車椅子マークとトイレのマークしかなく、食べ物を買うこともロッカーを使うこともできません。

第3問

問12:正解②

<問題要旨>

地下鉄の駅で、男性が目的地への行き方を尋ねている対話を聞き、男性が最初に利用する路線を答える問題です。

<選択肢>

①【誤】

ブルーラインは、リバーサイド駅で乗り換える路線として言及されていますが 、最初に乗る路線ではありません。

②【正】

女性は “After you take the Green Line, just transfer to the Blue Line or the Yellow Line at Riverside Station.”(グリーンラインに乗った後、リバーサイド駅でブルーラインかイエローラインに乗り換えるだけです)と説明しています 。したがって、男性が最初に使うのはグリーンラインです。

③【誤】

男性がレッドラインを最初に使えるか尋ねたところ、女性は “it’s closed for maintenance.”(メンテナンスのため閉鎖されています)と答えています 。

④【誤】

イエローラインも、リバーサイド駅で乗り換える路線として言及されていますが 、最初に乗る路線ではありません。

問13:正解④

<問題要旨>

夫婦が夕食について話し合っている対話を聞き、二人が最終的に何をすることにしたかを答える問題です。

<選択肢>

①【誤】

もっと安いレストランを選ぶという選択肢は対話に出てきません。外食自体をやめることになりました。

②【誤】

女性が “we shouldn’t spend too much money this week.”(今週はあまりお金を使いすぎるべきではない)と懸念を示したため 、レストランで一緒に食事をする案はなくなりました。

③【誤】

インド料理のデリバリーを頼むという選択肢は対話に出てきません。

④【正】

外食はお金がかかると女性が言った後、男性が “Then, why don’t we just cook it ourselves, instead?”(じゃあ、代わりに自分たちで料理するのはどう?)と提案し、女性が “That’s a better idea!”(その方がいいわ!)と同意しています 。したがって、彼らは家でインド料理を作ることになります。

問14:正解④

<問題要旨>

高校生同士が授業後に話している対話を聞き、男の子が何をしたかを答える問題です。

<選択肢>

①【誤】

女性が “When did you use it last? In class?”(最後に使ったのはいつ?授業中?)と尋ねましたが、男性は “No” と答えています 。

②【誤】

辞書を家に忘れたのではなく、バスの中に忘れたようです。

③【誤】

これからバス会社のオフィスに電話をすると言っている  ことから、まだバックパック(や辞書)をオフィスに持って行ったわけではありません。

④【正】

男性は “but I took it out of my backpack this morning in the bus to check my homework.”(でも、今朝バスの中で宿題を確認するためにバックパックから出したんだ)と言っています 。このことから、バスで辞書を使ったことがわかります。

問15:正解④

<問題要旨>

寮のパーティーで、先輩と新入生が話している対話を聞き、新入生についての事実として正しいものを選ぶ問題です。

<選択肢>

①【誤】

彼はロンドンで生まれましたが、その後ドイツに移り住んだため、イングランドで育ったわけではありません。

②【誤】

彼はここの大学の学生であり、ロンドンをただ訪れているだけではありません。

③【誤】

彼はドイツに住んでいましたが、現在はロンドンの大学で学んでいます。ドイツで勉強しているわけではありません。

④【正】

女性が “So, are you originally from here? I mean, London?”(出身はここ?つまりロンドン?)と尋ねたのに対し、男性は “Yes, but my family moved to Germany after I was born.”(はい、でも生まれた後に家族でドイツに引っ越しました)と答えています 。生まれた場所はロンドン、つまりUK(イギリス)であるため、この選択肢は正しいです。

問16:正解①

<問題要旨>

同僚同士の対話を聞き、男性がこの後何をするかを答える問題です。

<選択肢>

①【正】

男性はアレルギーの症状が出ており、薬を持っていないため、”I’ll drop by the drugstore on my way home to get my regular allergy pills.”(家に帰る途中でドラッグストアに寄って、いつものアレルギーの薬をもらってくるよ)と言っています 。

②【誤】

男性が行くのはドラッグストア(drugstore)であり、診療所(clinic)ではありません。

③【誤】

男性は女性に早く退社するよう勧められ、”Yes, I think I’ll leave now.”(うん、もう帰ろうと思う)と言っているため 、仕事を続けるわけではありません。

④【誤】

男性は “Do you have some medicine?”(薬は持ってる?)という女性の問いに “No” と答えているため 、すでに持っているアレルギーの薬を飲むわけではありません。

問17:正解①

<問題要旨>

友人同士がペットについて話している対話を聞き、男性がこれから何をしようとしているかを答える問題です。

<選択肢>

①【正】

男性はもともと “I’m planning to get a cat.”(猫を飼うつもりなんだ)と言っていました 。女性からペットショップで買う代わりに保護されたペットの里親になる「adopt」という方法を教えられ、”That’s a good idea. I’ll do that!”(それはいい考えだ。そうするよ!)と答えています 。したがって、彼は猫の里親になることを決めました。

②【誤】

男性が飼うつもりなのは猫(cat)であり、犬(dog)ではありません。

③【誤】

男性は女性の提案に賛同し、里親になる(adopt)ことにしたため、猫を買う(buy)わけではありません。

④【誤】

男性が飼うつもりなのは猫であり、また、里親になることを決めたため、犬を買うわけではありません。

第4問

問18:正解①

<問題要旨>

仕事を選ぶ要因に関する調査結果についての説明を聞き、グラフの空欄に入る適切な項目を選ぶ問題群(問18~21)のうち、問18に該当する選択肢を答える問題です。

<選択肢>

①【正】

説明の中で、”The graph shows that ‘content of work’ increased the most.”(グラフは「仕事内容」が最も増加したことを示しています)と述べられています 。グラフの空欄18を見ると、2011年(濃いグレー)から2021年(薄いグレー)にかけての伸びが最も大きくなっています。したがって、18は “Content of work” です。

②【誤】

“Income”(収入)は少し減少したと説明されています 。

③【誤】

“Location”(場所)は大幅に減少したと説明されています 。

④【誤】

“Working hours”(労働時間)はわずかに増加したと説明されています 。

問19:正解④

<問題要旨>

問18に続き、仕事を選ぶ要因に関する調査結果の説明を聞き、グラフの空欄19に該当する選択肢を答える問題です。

<選択肢>

①【誤】

“Content of work”(仕事内容)は最も増加した項目であり、18に該当します。

②【誤】

“Income”(収入)は少し減少したと説明されています 。空欄19のグラフは増加を示しているため、当てはまりません。

③【誤】

“Location”(場所)は大幅に減少したと説明されています 。空欄19のグラフは増加を示しているため、当てはまりません。

④【正】

説明の中で、”Finally, ‘working hours’ was chosen slightly more by graduates in 2021.”(最後に、「労働時間」は2021年の卒業生によってわずかに多く選ばれました)と述べられています 。グラフの空欄19は、2011年から2021年にかけてわずかに増加しているため、”Working hours” に該当します。

問20:正解③

<問題要旨>

問18に続き、仕事を選ぶ要因に関する調査結果の説明を聞き、グラフの空欄20に該当する選択肢を答える問題です。

<選択肢>

①【誤】

“Content of work”(仕事内容)は最も増加した項目であり、18に該当します。

②【誤】

“Income”(収入)は少し減少したと説明されています 。空欄20のグラフは大幅に減少しているため、当てはまりません。

③【正】

説明の中で、”Although ‘location’ was the second most chosen answer in 2011, it dropped significantly in 2021.”(「場所」は2011年に2番目に多く選ばれた回答でしたが、2021年には大幅に減少しました)と述べられています 。グラフの空欄20は、高い位置から大幅に減少しており、この説明と一致します。

④【誤】

“Working hours”(労働時間)はわずかに増加した項目であり、19に該当します。

問21:正解②

<問題要旨>

問18に続き、仕事を選ぶ要因に関する調査結果の説明を聞き、グラフの空欄21に該当する選択肢を答える問題です。

<選択肢>

①【誤】

“Content of work”(仕事内容)は最も増加した項目であり、18に該当します。

②【正】

説明の中で、”‘Income’ decreased a little in 2021 compared with 2011.”(「収入」は2011年と比較して2021年には少し減少しました)と述べられています 。グラフの空欄21は、2011年から2021年にかけてわずかに減少しており、この説明と一致します。

③【誤】

“Location”(場所)は大幅に減少した項目であり、20に該当します。

④【誤】

“Working hours”(労働時間)はわずかに増加した項目であり、19に該当します。

問22:正解①

<問題要旨>

ゲーム大会の結果と賞品に関する説明を聞き、表の空欄を埋める問題群(問22~25)のうち、Dark Dragonsチームがもらえる賞品を答える問題です。

<選択肢>

①【正】

説明によると、メダルもトロフィーも獲得しなかったチームメンバーはゲームをもらえる(”Team members not winning any medals or trophies will receive a game from our online store.”)とあります 。Dark DragonsはStage A, Bともに3位、最終順位4位であり、メダル(各ステージの1位に授与 )もトロフィー(最終順位1位に授与 )も獲得していません。したがって、もらえる賞品は “Game” です。

②【誤】

メダルは各ステージのトップチームに贈られます 。

③【誤】

トロフィーは最終順位が最も高いチームに贈られます 。

④【誤】

このチームはゲームしかもらえません。

⑤【誤】

このチームはゲームしかもらえません。

⑥【誤】

このチームはゲームしかもらえません。

問23:正解⑥

<問題要旨>

問22に続き、ゲーム大会の賞品に関する説明を聞き、Elegant Eaglesチームがもらえる賞品を答える問題です。

<選択肢>

①~⑤【誤】

このチームはメダルとトロフィーの両方を獲得します。

⑥【正】

説明によると、”the top team in Stage A will be awarded medals” 、”The top team in Stage B will also receive medals” 、”the team that got the highest final rank will win the champion’s trophies”  とあります。Elegant EaglesはStage Aで1位、Stage Bで2位、最終順位で1位です。したがって、Stage Aの1位としてメダルを、最終順位1位としてトロフィーを獲得します。賞品は “Medal, Trophy” です。

問24:正解②

<問題要旨>

問22に続き、ゲーム大会の賞品に関する説明を聞き、Shocking Sharksチームがもらえる賞品を答える問題です。

<選択肢>

①【誤】

このチームはメダルを獲得します。

②【正】

Shocking SharksはStage Aで1位、Stage Bで4位、最終順位で2位です。説明によると、”the top team in Stage A will be awarded medals” とあるため、彼らはメダルを獲得します。トロフィーは最終順位1位のチームに贈られるため 、獲得できません。したがって、賞品は “Medal” です。

③【誤】

トロフィーは最終順位1位のチームに贈られます 。

④~⑥【誤】 このチームはメダルしかもらえません。

問25:正解①

<問題要旨>

問22に続き、ゲーム大会の賞品に関する説明を聞き、Warrior Wolvesチームがもらえる賞品を答える問題です。

<選択肢>

①【正】

Warrior WolvesはStage Aで2位、Stage Bで4位、最終順位で3位です。メダル(各ステージの1位 )もトロフィー(最終順位1位 )も獲得していません。したがって、”Team members not winning any medals or trophies will receive a game from our online store.”  というルールに従い、もらえる賞品は “Game” です。

②【誤】

メダルは各ステージのトップチームに贈られます 。

③~⑥【誤】

トロフィーは最終順位が最も高いチームに贈られます 。

問26:正解④

<問題要旨>

生徒会長選挙の4人の候補者の演説を聞き、あなたが設定した3つの条件(A. 全校生徒のための行事を増やす、B. 食堂のベジタリアン向けメニューを増やす、C. コンピューター室の利用時間を増やす)に最も合致する候補者を選ぶ問題です。

<選択肢>

①【誤】

Charlieは、A(行事を増やす)とC(コンピューター室の時間を増やす)には賛成していますが、Bについては「食堂の肉料理の選択肢を増やす」と述べており 、ベジタリアンメニューとは逆の主張をしています。

②【誤】

Junは、B(ベジタリアンメニューを増やす)とC(コンピューター室の時間を長くする)には賛成していますが、Aについては「学校行事は減らすべきだ」と述べており 、条件に合いません。

③【誤】

Nancyは、A(学校行事を拡充する)には賛成していますが、Bについては「フライドチキンを復活させるべき」と述べており 、ベジタリアンメニューとは異なります。またCについては「全生徒にコンピューターを与えれば研究室は必要ない」と主張しており 、条件に合いません。

④【正】

Philipは、”I don’t think there are enough events for students. We should do more together!”(生徒のためのイベントが十分にあるとは思えません。もっと一緒に何かするべきです!)とAに賛成し 、”vegans like me need more vegetable-only meals in our cafeteria.”(私のようなヴィーガンは、食堂にもっと野菜だけの食事が必要です)とBに賛成し 、”we should be able to use the computer lab at the weekends, too.”(週末にもコンピューター室を使えるようにすべきです)とCに賛成しています 。3つの条件すべてに合致するのはPhilipです。

第5問

問27:正解②

<問題要旨>

アジアゾウに関する講義を聞き、ワークシートの空欄を埋める問題群(問27~31)のうち、ゾウの特性(Characteristics)に関する空欄27を埋める問題です。

<選択肢>

①【誤】

攻撃的(Aggressive)であるとは述べられていません。

②【正】

講義の中で、アジアゾウは “sociable animals that usually live in groups and are known for helping each other.”(通常は群れで生活し、互いに助け合うことで知られる社会的な動物です)と説明されており 、これは協力的(Cooperative)であることを示します。また、”intelligent and have the ability to use tools.”(知能が高く、道具を使う能力を持っています)と述べられていることから 、賢い(smart)こともわかります。したがって、この選択肢が最も適切です。

③【誤】

友好的(Friendly)や穏やか(calm)という具体的な記述はありません。

④【誤】

ゾウは通常群れで生活する(live in groups)と述べられているため 、独立的(Independent)ではありません。

問28:正解②

<問題要旨>

問27に続き、アジアゾウが直面する脅威に関する講義を聞き、ワークシートの空欄28(象の体の一部が何に使われるか)を埋める問題です。

<選択肢>

①【誤】

衣類(clothing)については言及されていません。

②【正】

講義では、象の体の一部(皮膚や尾の毛など)の市場が拡大していると述べ、”These body parts are used for accessories, skin care products, and even medicine.”(これらの体の部位は、アクセサリー、スキンケア製品、そして薬にも使われます)と説明しています 。空欄の前後に accessories と medicine があるため、空欄28には skin care products(スキンケア製品)、つまり化粧品(cosmetics)が入るのが適切です。

③【誤】

死(deaths)は、人間と象の衝突の結果として生じるものであり、象の体の一部の用途ではありません。

④【誤】

友情(friendship)は文脈に合いません。

⑤【誤】

群れ(group)は文脈に合いません。

⑥【誤】

パフォーマンス(performances)は、生きた象を捕獲する理由であり、象の体の一部の用途ではありません。

問29:正解⑥

<問題要旨>

問27に続き、アジアゾウが直面する脅威に関する講義を聞き、ワークシートの空欄29(生きた象を捕獲する目的)を埋める問題です。

<選択肢>

①【誤】

衣類(clothing)については言及されていません。

②【誤】

化粧品(cosmetics)は象の体の一部の用途です。

③【誤】

死(deaths)は文脈に合いません。

④【誤】

友情(friendship)は文脈に合いません。

⑤【誤】

群れ(group)は文脈に合いません。

⑥【正】

講義では、”the number of wild elephants caught illegally is increasing because performing elephants are popular as tourist attractions.”(ショーをする象が観光名所として人気があるため、違法に捕獲される野生の象の数が増加しています)と述べられています 。したがって、生きた象はパフォーマンス(performances)のために捕獲されます。

問30:正解⑤

<問題要旨>

問27に続き、生息地の喪失がもたらす問題に関する講義を聞き、ワークシートの空欄30を埋める問題です。

<選択肢>

①【誤】

衣類(clothing)については言及されていません。

②【誤】

化粧品(cosmetics)は文脈に合いません。

③【誤】

死(deaths)は文脈に合いません。

④【誤】

友情(friendship)は文脈に合いません。

⑤【正】

講義では、人間の活動が象の生息地を分断し(”created barriers between elephant groups”)、その結果として “there is less contact between elephant groups and their numbers are declining.”(象の群れ同士の接触が減少し、その数が減少しています)と述べられています 。したがって、象の群れ(group)同士の交流(interaction)が減少している、と文を完成させるのが適切です。

⑥【誤】

パフォーマンス(performances)は文脈に合いません。

問31:正解③

<問題要旨>

問27に続き、生息地の喪失がもたらす問題に関する講義を聞き、ワークシートの空欄31を埋める問題です。

<選択肢>

①【誤】

衣類(clothing)については言及されていません。

②【誤】

化粧品(cosmetics)は文脈に合いません。

③【正】

講義の後半で、多くの象が人間の近くに住むことを余儀なくされ、”resulting in deadly incidents for both humans and elephants.”(人間と象の双方にとって致命的な出来事につながっています)と述べられています 。これは人間と象の衝突(interaction)が増加し、その結果として死(deaths)が増えていることを意味します。したがって、空欄31には deaths が入ります。

④【誤】

友情(friendship)は文脈に合いません。

⑤【誤】

群れ(group)は文脈に合いません。

⑥【誤】

パフォーマンス(performances)は文脈に合いません。

問32:正解③

<問題要旨>

アジアゾウに関する講義の全体の内容と一致する選択肢を選ぶ問題です。

<選択肢>

①【誤】

違法行為を止める努力は、人間の住宅プロジェクトを拡大させるためではなく、象を保護するために行われています。

②【誤】

農業開発が減少しているとは述べられていません。むしろ、農業開発によって象の生息地が失われていると説明されています。

③【正】

講義の最後で、違法行為の監視や、象の生息地をつなぐルートの作成、地域住民の居住区の周りに柵を建設するなどの対策が紹介されており 、これらは人間とアジアゾウが共存する(live together)ことを目指すものです。これが象の命と生息地を守る鍵であるという内容は、講義全体の趣旨と一致します。

④【誤】

アジアゾウを絶滅危惧種に指定したにもかかわらず、個体数は減少している(”The Asian elephant’s population has dropped greatly over the last 75 years, even though this animal is listed as endangered.”)と述べられており 、指定自体が環境問題の解決策となっているわけではありません。

問33:正解④

<問題要旨>

スリランカにおける人間と象の衝突による死亡数に関するグラフと追加の説明を聞き、講義全体の内容と合わせて言えることを選ぶ問題です。

<選択肢>

①【誤】

グラフは人間と象の衝突による死亡数を示しており、スリランカの象の総数が増加したことを示すものではありません。むしろ、死亡数は増加傾向にあります。

②【誤】

グラフを見ると、象の死亡数は2015年から増加傾向にあり、2018年には最高値に達しています 。したがって、象の死をなくすことに効果があったとは言えません。

③【誤】

グラフの実線(Elephants)は、2015年以降、全体として増加傾向にあり、特に2016年と2018年に急増しています 。したがって、人間との衝突で死んだ象の数が増加していない、というのは誤りです。

④【正】

追加の説明で、スリランカでの取り組みはインドなど他の国とは異なる傾向を示していると述べられています 。グラフを見ると、象と人間の双方の死亡数が依然として発生しており、特に象の死亡数は増加傾向にあることがわかります 。これは、象を保護するための対策が、スリランカではまだ望ましい結果を生んでいないことを示唆しており、この選択肢の内容と一致します。

第6問

問34:正解③

<問題要旨>

ハイキングに関するデビッドと母親のスーの対話を聞き、デビッドの考えに最も合致する選択肢を選ぶ問題です。

<選択肢>

①【誤】

デビッドは一人でハイキングに行くことの利点として、自分のペースで歩けることを挙げていますが、長い距離を歩くことが楽しいハイキングに必要だとは言っていません。

②【誤】

デビッドは一人でのハイキングについて “imagine the sense of achievement once you’re done”(やり遂げた時の達成感を想像してみて)と言っており 、グループハイキングについてではありません。

③【正】

デビッドは一人でハイキングに行くことの利点として、”you can select a date that’s convenient for you”(自分に都合のいい日を選べる)と明確に述べています 。これはこの選択肢の内容と一致します。

④【誤】

デビッドは一人でのハイキングの準備には時間と労力がかかると述べていますが 、誰も助けてくれないから難しいとは言っていません。むしろ、一人で行くことに前向きです。

問35:正解①

<問題要旨>

問34の対話を聞き、会話の終わり時点での、一人でのハイキングに対するスー(母親)の意見を最もよく表している選択肢を選ぶ問題です。

<選択肢>

①【正】

スーは最初、一人でのハイキングに反対していましたが(”you should never go hiking alone”) 、デビッドの説明を聞いて “That’s a good point.”(それは一理あるわね)と理解を示します 。最終的に、明日行くのではなく、準備ができる来週末まで待つなら一人で行ってもよい(”Why not wait until next weekend when you’re ready? Then you can go on your own.”)と提案しています 。これは、条件付きで一人でのハイキングを容認した(acceptable)ことを示します。

②【誤】

創造的(creative)であるとは考えていません。

③【誤】

素晴らしい(fantastic)とまでは言っていません。慎重な姿勢は崩していません。

④【誤】

ばかげている(ridiculous)とは考えていません。最終的には理解を示し、容認しています。

問36:正解①

<問題要旨>

寮に住む4人の学生の会話を聞き、会話が終わった時点で、街の中心部(downtown)に住むと決めている人物を特定する問題です。

<選択肢>

①【正】

ジミーは一貫して都心での生活を主張しており、”We should enjoy the city life while we’re young.”(若いうちは都会の生活を楽しむべきだ)と言い 、最後には “For me, a small apartment downtown is just fine. In fact, I’ve already found a good one.”(僕にとっては、都心の小さなアパートで全く問題ない。実は、もういい物件を見つけたんだ)と述べています 。したがって、ジミーは都心に住むことを決めています。

②【誤】

リサは “The rent is too expensive. I want to save money.”(家賃が高すぎる。節約したいの)と言っており 、郊外に住むことを選んでいます。

③【誤】

メアリーは当初、都心に住むつもりでしたが(”definitely close to the company”) 、リサに犬のことを指摘され “Yeah, you may be right, Lisa. Hmm, now I have to think again.”(そうかもしれないわね、リサ。うーん、もう一度考え直さないと)と心が揺らいでいます 。したがって、決めたわけではありません。

④【誤】

コウタはリサに同調し、”I’m with you, Lisa. I don’t mind waking up early and commuting to work by train.”(リサに賛成だ。早起きして電車で通勤するのは気にならない)と述べており 、郊外に住むことを選んでいます。

問37:正解②

<問題要旨>

問36の会話を踏まえ、リサの考え(都心は家賃が高いので郊外に住みたい)の根拠となる図表を選ぶ問題です。

<選択肢>

①【誤】

このグラフはペットに使う月々の費用を示しており、家賃とは関係ありません。

②【正】

リサは都心に住まない理由として “The rent is too expensive.”(家賃が高すぎる)と明確に述べています 。この棒グラフは、都心(Downtown)の平均家賃が郊外(Suburbs)よりも著しく高いことを示しており 、リサの考えの根拠として最も適切です。

③【誤】

この表は通勤中に人気のある活動を示しており、家賃とは関係ありません。

④【誤】

このグラフは住む場所を選ぶ理由を示しており、家賃の高さそのものを比較しているわけではありません。

投稿を友達にもシェアしよう!
  • URLをコピーしました!
目次