2023年度 大学入学共通テスト 本試験「化学基礎」の問題冊子をPDFで公開しています。全設問の解答・解説も無料で読めます。印刷して実戦形式の演習にお使いください。
目次
この問題の概要
2023年度 本試験 化学基礎は、試験時間30分・満点50点、大問2題(第1問30点・第2問20点、計14問)の構成です。第1問が原子の構造から分子の極性、状態変化、混合気体の組成、金属のイオン化傾向、中和滴定までを幅広く問う小問集合、第2問がしょうゆに含まれる塩化物イオンを硝酸銀水溶液で滴定して定量する実験をテーマにした総合問題です。
| 大問 | 出題内容 | 配点 | 難易度 | ひとこと |
|---|---|---|---|---|
| 第1問 | 小問集合(質量数と原子番号から中性子の数/分子の極性/ハロゲンの性質と酸化剤のはたらき/加熱曲線と状態変化/二酸化炭素とメタンの構造と密度/ヘリウムと窒素の混合気体の組成/アルミニウムと酸化数/イオン化傾向と金属の析出/中和滴定からモル濃度を表す式) | 30 | ★★☆☆☆ | 問6は質量の式を一本立てれば即決、問9は途中で加えた水30mLを計算に入れない点が分かれ目。他の七問は教科書知識で取り切りたいところです |
| 第2問 | しょうゆ中の塩化物イオンの定量実験(クロム酸イオンからニクロム酸イオンへの反応式の係数とクロムの酸化数/滴下に用いる器具の選択/実験操作と結果の正誤/硝酸銀の滴下量と塩化銀の沈殿質量のグラフ/しょうゆAの塩化物イオン濃度と塩化ナトリウムの質量) | 20 | ★★★☆☆ | 問1(a)は係数三つすべて正解で初めて3点。問3と問5は希釈倍率と滴下量から濃度を出す同じ計算が土台で、ここを一度作れば両方まとめて取れます |
対策のポイント: 第1問は教科書レベルの知識で解ける設問が多く、ここでどれだけ落とさないかが勝負どころです。第2問は目新しい沈殿滴定ですが、問われているのは中和滴定と同じ「濃度×体積」の関係と器具の役割なので、メスフラスコ・ホールピペット・ビュレットの使い分けと希釈操作の意味を自分の言葉で説明できるようにしておきましょう。複数の解答番号をまとめて採点する設問は全部正解でないと得点にならない点にも注意が必要です。 各設問の詳しい解き方は上の「解答・解説はこちら」からどうぞ。
※ 難易度は当サイトの独自評価です(★1 基礎 〜 ★5 難)。

