2023年度 大学入学共通テスト 本試験 地学基礎 過去問題

2023年度 大学入学共通テスト 本試験「地学基礎」の問題冊子をPDFで公開しています。全設問の解答・解説も無料で読めます。印刷して実戦形式の演習にお使いください。

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この問題の概要

2023年度 本試験 地学基礎は、試験時間30分・満点50点、大問4題(第1問19点・第2問7点・第3問14点・第4問10点、計15問)の構成です。第1問がA 地球の形とプレート/B 地層と鍵層/C 火成岩と火山の三区分、第2問がA 高気圧の移動/B 黒潮の流路という大気と海洋、第3問が星団・星雲から太陽の黒点と銀河系までの宇宙分野、第4問が火山の恵み・石灰岩と変成作用・日本に降水をもたらす気象現象を扱う分野横断の構成です。

大問出題内容配点難易度ひとこと
第1問A エラトステネスの方法による地球の全周の計算/プレート境界と地形・深発地震・火山活動 B 鍵層として適した地層の条件/二地域の柱状図の対比から堆積速度と堆積環境を考察 C 深成岩の自形・他形と鉱物の晶出順序/火山の形とマグマの粘性・SiO₂量の対応19★★★☆☆問1は南中高度の差4.5°を中心角として比を立てるだけの計算。問4は凝灰岩層にはさまれた層の厚さを比べて堆積速度を判断できるかがねらいどころです
第2問A 地上天気図から高気圧の東西の幅と移動速度を読み取り通過に要する時間を求める計算と高気圧内の下降流 B 年平均海面水温の分布図から黒潮の流路を推定7★★★☆☆二問で七点と軽いぶん取りこぼせません。問1は経度幅20°を900kmの二倍=1800kmに直し、30km毎時で割って60時間と出す換算が勝負どころです
第3問宇宙(散開星団と球状星団・散光星雲と惑星状星雲の区別/星雲が淡く光って見える理由/太陽の黒点が暗く見える理由と磁場/銀河系の円盤部の大きさとアンドロメダ銀河の見える方向)14★★☆☆☆問1の四つの天体の対応は教科書どおりで確実に四点。問4は円盤部の直径が約10万光年という数値と、M31が天の川とは別方向に見えるという二点で決まります
第4問火山の恵みとして適当でないもの/石灰岩の起源と続成作用・変成作用/梅雨前線・台風・温帯低気圧・冬の季節風と日本の降水10★★☆☆☆問1は化石燃料が火山の恵みではないという判断、問3は梅雨前線が停滞前線であるという定番の言い換えに気づけるかどうか。知識で十点取り切りたい大問です

対策のポイント: 計算が必要なのは第1問問1と第2問問1の二つだけで、どちらも比例で処理できる基本レベルです。残りは教科書の用語と図の対応を問うものが中心なので、プレート境界の三種類、鍵層の条件、自形と他形、火山の形とSiO₂量、星団と星雲の四つの区別といった「対になる用語」をセットで覚え直しておくと得点が安定します。第2問は設問が二つしかないぶん一問の重みが大きいので、天気図と海面水温図の読み取りは落ち着いて処理しましょう。 各設問の詳しい解き方は上の「解答・解説はこちら」からどうぞ。

※ 難易度は当サイトの独自評価です(★1 基礎 〜 ★5 難)。

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