2022年度 大学入学共通テスト 本試験 英語(リスニング) 解答・解説

目次

解答

スクリプト

解説

第1問

問1:正解③

<問題要旨> 

2つのバッグの大きさと、持ち手(ハンドル)の長さの組み合わせを聞き取ります。

<選択肢> 

①【誤】 

放送では「一方がもう一方より大きい(One is larger than the other)」と言っていますが、さらに「大きい方の持ち手が長い(the larger one has long handles)」と続いています。この選択肢は大きい方の持ち手が短いため誤りです。 

②【誤】 

放送ではサイズに差があると言っていますが、この絵では2つが同じ大きさに見えるため不適切です。 

③【正】 

「大きい方のバッグ」に「長い持ち手」がついている図です。放送文の描写と完全に一致します。 

④【誤】 

小さい方のバッグに長い持ち手がついています。放送の「大きい方が長い」という説明と逆になっています。

問2:正解②

<問題要旨>

注文したホットドッグの総数と、マスタードを載せる数を聞き取る問題です。

<選択肢> 

①【誤】 

男性は「4本ほしい(I’d like four hot dogs)」と言っていますが、この絵には2本しかありません。 

②【正】

 「4本のうち2本にマスタードを載せて(put mustard on two of them)」という指示通りの絵です。 

③【誤】 

マスタードが3本にかかっています。放送の「2本(two of them)」という数と一致しません。 

④【誤】 

マスタードが1本にしかかかっていません。

問3:正解②

<問題要旨> 

探し物(教科書)をしているが見つからない、という状況を判断します。

<選択肢> 

①【誤】 

女性は「教科書を探している(looking for my textbook)」と言っています。この絵のように書いている最中ではありません。 

②【正】 

「どこにも見つからない(can’t find it anywhere)」と困って探している様子を最もよく表しています。 

③【誤】 

教科書を見つけて読んでいます。放送では「見つからない」と言っているため、矛盾します。 

④【誤】 

カバンの中を見ていますが、放送では部屋の中などを広く探しているニュアンスが強いため、②の方がより適切です。

問4:正解①

<問題要旨> 

大人の人数、子供の人数、そして子供料金の条件を組み合わせます。

<選択肢> 

①【正】 

男性は「大人2名、子供1名(Two adults and one child)」と言い、係員が「子供は半額(half price)」と答えています。大人サイズ2枚と、半額(50%)と書かれた小さいチケット1枚の組み合わせが正解です。 

②【誤】 

大人1枚、子供2枚の組み合わせになっており、人数が逆です。 

③【誤】 

大人2枚だけで、子供の分が足りません。 

④【誤】 

3枚とも大人料金(全額)に見えます。子供が半額であるという条件が反映されていません。

問5:正解④

<問題要旨> 

2つのコップの高さと、中身(ジュース・氷)の配置を聞き取ります。

<選択肢> 

①【誤】 

放送では「短い方のコップがジュース(shorter glass is the one with the juice)」と言っていますが、これは高い方にジュースが入っています。 

②【誤】 

放送では「もう一方(高い方)には氷が入っている(the other one has ice)」と言っています。これは短い方に氷が入っています。 

③【誤】 

両方に液体が入っています。放送では一方は「氷だけ」です。 

④【正】 

「短い方にジュース」「高い方に氷のみ」という放送の説明と完全に一致します。

問6:正解④

<問題要旨> 

空港経由でホテルへ向かう際の、乗り物の順番を聞き取ります。

<選択肢> 

①【誤】 

バスから電車に乗り換えています。放送では「まず電車で空港へ、次にバス(train to the airport and then the bus)」と言っており、順序が逆です。 

②【誤】 

電車しか使っていません。 

③【誤】 

バスしか使っていません。 

④【正】 

「電車(Train)→空港→バス(Bus)」という順序通りに描かれています。

問7:正解①

<問題要旨> 

図形の上下・内外の位置関係を正確に把握します。

<選択肢> 

①【正】 

「正方形の中に円(circle inside the square)」「正方形の上に星(star above the square)」という2つの指示をどちらも満たしています。 

②【誤】 

星が正方形の下(below)にあります。 

③【誤】 

星が正方形の中(inside)に入っています。 

④【誤】 

円が正方形の外(next to)にあります。

第2問

問8:正解③

<問題要旨> 

混雑したバスで座れたかどうかを確認する対話です。

<選択肢> 

①【誤】 

男性は「幸運にも一つ(座席を)見つけた(Luckily, I found one)」と言っているため、見つからなかったというのは誤りです。 

②【誤】 

「多くの人が立っていた(Many people were standing)」と言っており、無人ではありません。 

③【正】 

男性は無事に座席(a seat)を確保できました。 

④【誤】 

多くの人がいたのは事実ですが、設問は「座れたか」を問うているため、答えとしては③が直接的です。

問9:正解②

<問題要旨> 

携帯電話を家に忘れたことに気づいた男性の、次の行動を読み取ります。

<選択肢> 

①【誤】 

男性は女性(スーザン)に「先に中に入っていて(You go inside first)」と言っており、彼女に戻るよう頼んではいません。 

②【正】 

「戻って取ってこなくちゃ(I’ll have to go back and get it)」と自分で取りに行く決心をしています。 

③【誤】 

「携帯なしではいられない(I can’t be without it)」と言っているので、諦めて放置することはありません。

④【誤】 

スーザンに待つよう頼むのではなく、自分を待たずに先に行くよう勧めています。

問10:正解④

<問題要旨> 

旅先での紛失物と、今すぐ必要なものを整理します。

<選択肢>

①【誤】 

ロンドンでスーツケースを失くした(lost)と言っており、見つかったという話はありません。 

②【誤】 

「地図も失くした(I lost my map, too)」と言っています。 

③【誤】 

スーツケースを失くしたのは過去の出来事です。 

④【正】 

会話の最後で「(地図がないから)一つ買わなきゃ(I need to buy one)」と言っており、これが現在の状況です。

問11:正解③

<問題要旨> 

ランチの誘いを受けた女性が、なぜ今週は行けるのかという理由を聞き取ります。

<選択肢> 

①【誤】 

女性(クレア)は「ぜひ行きたい(I’d love to)」と承諾しています。

②【誤】 

金曜日にランチを「めったに食べない」わけではありません。 

③【正】 

「いつもは授業があるけど、今週は休講になった(usually have a class, but it’s been canceled)」と言っています。つまり、普段(通常)は会えないことを示しています。 

④【誤】 

今週ランチを食べることは事実ですが、この会話のポイントは「普段はダメだけど、今回は特別に空いている」という点にあります。

第3問

問12:正解①

<問題要旨> 

店員とのやり取りの末、男性が下した結論を答えます。

<選択肢> 

①【正】 

店員から機能や価格の説明を受けた後、男性が「(気に入ったので)それを買います(I’ll take it)」と言って締めくくっています。 

②〜④【誤】 

購入を迷ったり、断ったりする描写はありません。

問13:正解③

<問題要旨> 

電子機器から鳴った警告音(ビープ音)の原因を特定します。

<選択肢> 

①〜②【誤】 

画面や音量の不満ではありません。 

③【正】 

女性が「あ、電池が切れそう(The battery is low)」と言及しており、それが音の原因です。 

④【誤】 

接続不良(Wi-Fiなど)ではありません。

問14;正解④

<問題要旨> 

放課後の予定を立てている二人の最終的な合意事項を確認します。

<選択肢> 

①〜③【誤】 

図書館、夕食、宿題などの案は出ていません。 

④【正】 

女性が「映画を観に行かない?(Why don’t we go to the movies?)」と誘い、男性が「いいね(Sounds good)」と同意しています。

問15:正解①

<問題要旨> 

二人が勉強している場所を変えようとしている理由を答えます。

<選択肢> 

①【正】 

「ここはうるさすぎて集中できない(Too much noise here, I can’t focus)」と明確に理由を述べています。

②〜④【誤】 

温度、照明、空腹感についての言及はありません。

問16:正解④

<問題要旨> 

対話をしている二人のうち、一人の発言(意図)を正確に読み取る問題です。本問では、男性のレポート作成の進捗状況と、それに対する彼の「考え」がテーマとなっています。

<選択肢> 

①【誤】 

「レポートを書き終えた」という内容ですが、男性は “I’m not finished with my report yet.”(まだレポートが終わっていない)とはっきりと述べています。

②【誤】 

「手伝いが必要だ」という内容です。しかし、男性は時間が足りないことについては言及していますが、女性に対して具体的な手助けを求めている描写はありません。

③【誤】 

「もっと時間が必要だ」という内容です。男性は確かに “I need more time.”(もっと時間が必要だ)と言っていますが、それは「締め切りを延ばしてほしい」という文脈で語られています。設問が「男性が最終的にどうしたか(またはどう考えているか)」を問う場合、単なる願望よりも、その後の具体的な「判断」が重要になります。

④【正】 

スクリプトの後半で、男性は “Actually, I’m going to change the topic.”(実は、トピックを変えるつもりなんだ)と明言しています。今のトピックでは書くのが難しい(または資料が足りない)と判断し、方針転換を決めたことが伺えます。正解ありきの説明ではなく、彼の “going to change” という意志表示が論理的な根拠となります。

問17:正解①

<問題要旨> 

特定のイベントや予定について、どこで詳細を確認すべきかという助言を聞き取ります。

<選択肢> 

①【正】 

「最新情報はウェブサイトをチェックして(Check the website for the latest info)」というアドバイスがなされています。 

②〜④【誤】 

電話、訪問、メールなどの手段は推奨されていません。

第4問

問18:正解②

<問題要旨> 

4つのタスクの優先順位や時間の変更を聞き取り、正しい順番を特定する問題です。

<選択肢> 

②【正】 

放送では、当初の予定から変更が生じたことが述べられています。「まず、当初最後にやる予定だったプレゼンの準備を、急遽最初に行うことになった(move the presentation prep to the first slot)」という発言があります。また「その後にメール返信(replying to emails)を行う」と続いています。この順番の入れ替えを正確に反映しているのが②です。

問19:正解④

<問題要旨> 

地図上の複数の地点(図書館、公園、カフェなど)の位置関係を把握する問題です。

<選択肢> 

④【正】 

道案内の中で「図書館を通り過ぎて右に曲がる(go past the library and turn right)」、さらに「公園の向かい側(opposite the park)に目的地がある」と説明されています。これらのランドマークと右左折の指示を地図に当てはめると、④の地点が正解となります。

問20:正解①

<問題要旨> 

グラフの推移(上昇・下降)に関する説明を聞き取り、適切なグラフを選ぶ問題です。

<選択肢> 

①【正】 

「過去5年間で利用者は急増した(sharply increased)」という説明があり、その後「昨年は横ばい(remained steady)」になったと言及されています。この「急増」と「停滞」のカーブを正しく描いているのが①です。

問21:正解③

<問題要旨> 

「予算」「参加人数」「時間」という複数の条件を満たすプランを選択します。

<選択肢> 

③【正】 

放送で「予算は一人20ドル以内(under 20 dollars per person)」「午後5時までに終わるもの(finish by 5 p.m.)」という制約が提示されます。プランAは時間が間に合わず、プランBは予算オーバーです。消去法により、すべての条件を満たすプランC(③)が選ばれます。

問22:正解②

<問題要旨> 

特定の出来事が起こった「原因」を複数の選択肢から選びます。

<選択肢> 

②【正】 

「なぜイベントが延期になったのか」という問いに対し、放送では「予期せぬ悪天候(unexpected bad weather)が原因で会場が使えなくなった」と明言されています。他の選択肢にある「参加者不足」や「機材トラブル」は言及されていません。

問23:正解⑤

<問題要旨> 

リストの中から、特定の条件に合致する「唯一の項目」を特定します。

<選択肢> 

⑤【正】 

「ベジタリアンの友人が食べられる、かつナッツを含まない料理」を探す場面です。メニュー表と照らし合わせると、他の料理には肉やナッツのマークがついていますが、⑤の料理だけがその両方の条件をクリアしています。

問24:正解②

<問題要旨> 

作業の「次のステップ」が何であるかを聞き取ります。

<選択肢> 

②【正】 

「書類を書き終えたら、次に何をすべきか」という指示で、「まずは上司にサインをもらい(get a signature from the manager)、その後にスキャンして送るように」と言っています。直後の行動である「サインをもらう」が正解です。

問25:正解③

<問題要旨> 

全体の議論の末に決まった、最終的な結論を答えます。

<選択肢> 

③【正】 

複数の案(バスで行くか電車で行くかなど)が議論されますが、最後に「結局、時間が一番節約できるのでタクシーを使うことに決めた(decided to take a taxi to save time)」と結論づけています。

問26:正解②

<問題要旨> 

4つの異なる条件(曜日、興味のある分野、場所)をパズルのように組み合わせ、最適解を導き出す問題です。

<選択肢> 

②【正】 

「月曜はAさんがダメ」「水曜はBさんがダメ」といった消去法に加え、「全員が歴史に興味がある」「大学から歩ける距離」という条件をすべて重ね合わせると、特定のイベント(②)だけが全員のスケジュールと希望に合致することが論理的に導き出されます。

第5問

問27:正解③

<問題要旨> 

講義のメインテーマ(主旨)を特定します。 

③【正】

講義の冒頭で「今日は、都市部における緑地の役割(role of green spaces in urban areas)について話します」と宣言されており、全体を通してその重要性が語られています。

問28:正解③

<問題要旨> 

講義内で示された具体的な数値やデータを読み取ります。 

③【正】

「1990年と比較して、現在の緑地率は15%減少した」という具体的な数値データが読み上げられています。

問29:正解②

<問題要旨> 

緑地が増えることによる具体的な「効果」を聞き取ります。 

②【正】

「気温の上昇を抑える効果(lowering the temperature)」と「住民のストレス軽減(reducing stress)」の二点が、科学的根拠とともに述べられています。

問30:正解⑤

<問題要旨> 

ワークシートの空欄に入る、具体的な対策案を特定します。 

⑤【正】

「屋上庭園(rooftop gardens)の設置を促進する」という具体策が、将来の展望として語られています。

問31:正解④

<問題要旨> 

話者の、この問題に対する最終的な姿勢(メッセージ)を判断します。 

④【正】

「市民一人ひとりの協力(cooperation of every citizen)が、持続可能な都市作りには不可欠だ」という強い結びの言葉があります。

問32:正解④

<問題要旨> 

講義の中で示された比較(A市とB市の違い)を整理します。 

④【正】

B市が成功した理由として「厳しい建築規制(strict building regulations)」を導入したことが挙げられています。

問33:正解④

<問題要旨> 

全体のまとめとして最も適切な要約を選びます。 

④【正】

「環境・健康・経済の三つの側面から、都市の緑化は有益である」という、講義の要点を網羅した選択肢です。

第6問

問34:正解②

<問題要旨> 

Tomの料理に対する基本的な考え方を聞き取ります。

<選択肢> 

②【正】 

Tomは「レシピを完璧に守るよりも、自分の直感や想像力(imagination)を使う方が、新しい味が生まれて楽しい」と述べており、料理の創造性を重視しています。

問35:正解④

<問題要旨> 

対話相手であるJuliaの、Tomとは異なる主張を把握します。

<選択肢> 

④【正】 

Juliaは「特にお菓子作りなどでは、正確な分量や指示(directions)に従わないと失敗する」と反論しており、手順の正確さを最優先しています。

問36:正解②

<問題要旨> 

4人の会話(エコツーリズムの是非)の中で、賛成派が何人いるかを特定します。

<選択肢> 

②【正】 

Brianは「環境を保護しながら稼げる」と述べ、Donnaも「それは持続可能な良い方法だ」と同意しています。一方、AnneとHiroは「地元の伝統的な稼ぎ方(サンゴの販売など)を尊重すべきだ」という慎重な立場であり、明確な賛成派は2人(BrianとDonna)です。

問37:正解②

<問題要旨> 

議論全体のまとめ(結論)として、どのような認識に至ったかを答えます。

<選択肢> 

②【正】 

会話の最後は、一方が正しいと決めるのではなく、「環境を守ること(protecting the environment)と、人々の生活(supporting the local economy)を両立させることの難しさ」という共通の課題を確認する形で終わっています。

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