2017年度 大学入試センター試験 本試験「世界史B」の問題冊子をPDFで公開しています。大問ごとの出題内容・配点・難易度をまとめた「この問題の概要」つき。全設問の解答・解説も無料で読めます。印刷して実戦形式の演習にお使いください。
目次
この問題の概要
2017年度 センター試験 本試験 世界史Bは、試験時間60分・満点100点で、第1問〜第4問(各25点)がすべて必答、選択問題はありません。各大問はA・B・Cの3つの文章からなり、それぞれに3問ずつ、合計36問。解答番号は 1 〜 36 の通し番号で、配点は3点が中心、一部が2点です。地域・時代とも幅広く、古代オリエントから20世紀末のチェチェン紛争まで出題されています。
| 大問 | 出題内容 | 配点 | 難易度 | ひとこと |
|---|---|---|---|---|
| 第1問 | 世界史上のマイノリティ(キリスト教の異端とアフリカ/インドのヒンドゥーとムスリム/ロシアのドイツ系住民) | 25 | ★★★☆☆ | 問8の銑鉄生産量グラフは「ドイツがイギリスを抜いたのはいつか」を目盛りで確かめる必要がある。問9のチェチェン紛争(1994年)も年代を知らないと決まらない |
| 第2問 | 革命や政治体制の変化(フランス1791年憲法/ロストフツェフとローマ史/20世紀の革命と政治指導) | 25 | ★★☆☆☆ | ミドハト憲法、アテネの民会、メキシコ革命など定番の語句が中心。問5のヴェネツィアの位置だけ地図で確認が要る |
| 第3問 | 国家が諸地域を統合するための制度(アッバース朝の統治/中国の南北統合/中世ヨーロッパの戦争) | 25 | ★★★☆☆ | イクター制・ティマール制・プロノイア制・郡国制と、似た土地制度・統治制度が集中して問われる。ここが本試験の山場 |
| 第4問 | 自然環境・資源と人間(アメリカ大陸の銀/海洋交易/「木の時代」のドイツ) | 25 | ★★☆☆☆ | ポトシとマニラ、コルテスとピサロなど対で覚えている語が多く、取り組みやすい。問8の波線部形式には慣れておきたい |
対策のポイント: 全体に教科書の太字レベルの知識で解ける標準的な出題ですが、第3問に土地制度・統治制度が集中しており、「制度名とそれを用いた国家」の対応があいまいだと失点が重なります。地図問題が3問(第2問問5、第3問問4、第4問問1・問5)あるので、主要都市と王朝の位置は地図で確認する習慣をつけておきましょう。 各設問の詳しい解き方は上の「解答・解説はこちら」からどうぞ。
※ 難易度は当サイトの独自評価です(★1 基礎 〜 ★5 難)。

