2018年度 大学入試センター試験 本試験 現代社会 過去問題

2018年度 大学入試センター試験 本試験「現代社会」の問題冊子をPDFで公開しています。全設問の解答・解説も無料で読めます。印刷して実戦形式の演習にお使いください。

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この問題の概要

試験時間60分・満点100点。大問6題・小問36問はすべて必答で、第1問と第3問が各22点、第2問・第4問・第5問・第6問が各14点という配点です。企業と労働、政治制度、環境と消費者、社会保障とロボット、経済思想、地球環境問題という順に並び、政治・経済・倫理・環境が一冊にまとまった現代社会らしい構成でした。用語の正誤判定が中心で、資料を使う設問は統計表と写真が数問ずつにとどまります。全体の難易度はやや易〜標準です。

大問出題内容配点難易度ひとこと
第1問企業・労働・地域(会社法と企業形態、社会参加と企業の社会貢献、技術革新と産業革命、高度経済成長期以降の産業構造の変化、日本的雇用慣行と労働法制、信用創造と直接金融・間接金融、ナショナルトラストと住民投票条例、都市規模別に期待される地域政策)22★★☆☆☆配点が最も大きいが、問われているのは教科書の太字ばかり。問8だけが資料の読み取りで、都市の規模が大きいほど何を求めるかという傾向をつかめば決まる
第2問政治のしくみ(アメリカの大統領制と連邦議会、日本の選挙制度と連座制、地方自治と国地方係争処理委員会、青年期とマージナルマン、国会議員の不逮捕特権と免責特権)14★★☆☆☆定番の政治分野。問12の青年期だけ倫理寄りだが、第二次性徴・マージナルマンという語を知っていれば取れる
第3問環境・消費者・行政(防衛機制、契約の成立要件と未成年者の事例、公害健康被害補償法、世界遺産の写真と登録区分、世界の人口問題とローマクラブ、循環型社会と3R、中央省庁再編、統計データの活用についての本文読解)22★★★☆☆問15は三つの事例それぞれで契約が成立するかを判定する組合せ形式で、一つでも取り違えると落とす。問17の写真は富士山・知床・屋久島で、文化遺産と自然遺産の区別がそのまま答えになる
第4問社会保障とロボット(コミュニケーションの形態、介護保険と後期高齢者医療制度、ロボットに対する意識の調査方法、神仏習合・漢意・誠など日本の思想、ロボット普及に伴う個人情報と著作の課題)14★★★☆☆問24と問26は選択肢が八つある組合せ形式。調査方法を問う問24は、比較したい対象が何かを設問文から取り出せば消去法で絞れる
第5問経済のしくみ(アダム=スミスとリスト、マルクスなどの経済思想、名目GDPと実質GDP・経済成長率、リカードの比較生産費説の表、バブル崩壊と累積債務問題、赤字国債と消費税)14★★★☆☆問29の比較生産費説は現代社会でも計算が必要な数少ない設問。表の数字は「一単位を作るのに要する労働量」なので、小さいほうに特化すると押さえれば手が止まらない
第6問地球環境と国際協調(後発開発途上国の指定、南北問題と国際交渉、パリ協定と1990〜2013年の温室効果ガス排出量の表、モントリオール議定書など環境条約、条約承認と国際機関の議決方法)14★★★☆☆問34は表から削減目標を計算させる設問。基準年をどこに取るかで答えが変わるので、設問文の仮定を線を引いて確かめてから計算したい

対策のポイント: 現代社会は範囲が広い代わりに、一つひとつの設問は浅く作られています。正誤判定は「主体(誰が)」と「時期(いつ)」のどちらかがすり替えられている場合がほとんどなので、その2点を先に確かめる読み方を身につけると安定します。統計や表が出たら、細かい数字を追う前に単位と基準年を確認するのが鉄則です。各設問の詳しい解き方は上の「解答・解説はこちら」からどうぞ。

※ 難易度は当サイトの独自評価です(★1 基礎 〜 ★5 難)。

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