2018年度 大学入試センター試験 本試験「世界史A」の問題冊子をPDFで公開しています。全設問の解答・解説も無料で読めます。印刷して実戦形式の演習にお使いください。
目次
この問題の概要
試験時間60分・満点100点。大問4題・小問33問はすべて必答です。第1問30点・第2問31点・第3問21点・第4問18点という配点で、前半の2題だけで全体の6割を占めます。19〜20世紀の近現代を軸に、東欧諸国の独立、冷戦期の国際組織、列強の植民地支配、ヨーロッパ統合、日米・日中関係まで地域を横断して問われ、資料の読み取りよりも知識の正確さで差がつく構成です。全体の難易度はやや易〜標準です。
| 大問 | 出題内容 | 配点 | 難易度 | ひとこと |
|---|---|---|---|---|
| 第1問 | 近現代の国際関係(東欧諸国の独立とベルリン会議、民族運動と国家統一、東側陣営の国際組織、建国者と初代大統領、日本の対外関係、イラク戦争と国の位置、華北の歴史、ユーラシアの勢力圏、清末の政変、各地の宗教と神殿) | 30 | ★★☆☆☆ | 10問中9問が四択の正誤判定。問6だけ地図上の位置と組み合わせる形式なので、aとbの取り違えに注意したい |
| 第2問 | 植民地支配と近現代の社会(列強の植民地・保護国、古代文明と思想、中国系移民とアメリカの金生産のグラフ、大航海時代とラテンアメリカ、アパルトヘイトとKKK、ヨーロッパ統合の年表、各国の指導者、外地の経済、諸制度の変遷、科挙の廃止と白話運動) | 31 | ★★★☆☆ | 配点が最も大きい大問。問13のグラフと問16の年表で時間を取られやすい。グラフは「増えた時期」と出来事を結ぶだけで決まる |
| 第3問 | 交流と移動の世界史(インド洋の交易と航海技術、ヨーロッパ君主の政策、文化と技術の伝播、アメリカ合衆国の海外進出、三角貿易とパナマ運河、日米関係史の年代配列、クーデタと反乱) | 21 | ★★★☆☆ | 問26の年代配列がこの大問の山。日米和親条約・石油禁輸・占領開始のように、教科書の太字だけで並べられる出来事が選ばれている |
| 第4問 | 宗教と社会(教皇権と王権、ユグノー戦争の時期、都市と政治運動、ラーマ5世のタイ近代化、軍事組織の創設者、仏教の伝播と保護者) | 18 | ★★☆☆☆ | 6問と最も少ない。宗教史の定番が並ぶので、時間が余ったらここから確実に取りにいきたい |
対策のポイント: 世界史Aは近現代に範囲が絞られる分、同じテーマが年度をまたいで繰り返し出ます。東欧の独立、冷戦期の国際組織(コメコン・ワルシャワ条約機構)、植民地と宗主国の対応、各地の独立運動の指導者は、表にして覚え直すと得点が安定します。年代配列は西暦を丸暗記するより「どの戦争の前か後か」で並べるほうが速く、確実です。各設問の詳しい解き方は上の「解答・解説はこちら」からどうぞ。
※ 難易度は当サイトの独自評価です(★1 基礎 〜 ★5 難)。

