2022年度 大学入学共通テスト 本試験 生物 過去問題

2022年度 大学入学共通テスト 本試験「生物」の問題冊子をPDFで公開しています。全設問の解答・解説も無料で読めます。印刷して実戦形式の演習にお使いください。

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この問題の概要

2022年度 本試験 生物は、試験時間60分・満点100点、大問6題(第1問12点・第2問22点・第3問19点・第4問12点・第5問16点・第6問19点、計26問)の構成です。第1問がヒトの進化と分子系統・分子時計、第2問がA 植物の二つの系統と病原菌をめぐる個体群の変化/B 遺伝子組換えの手順と遺伝の計算、第3問がHox遺伝子と体軸形成にかかわる実験の考察、第4問がアリの道標フェロモンと採餌行動、第5問が被子植物の共通形質・連鎖と配偶子の種類・ショウジョウバエ複眼R7の分化と光走性、第6問が被子植物の種子形成と低温の影響です。なお第1問問3と第4問問2には部分点、第4問問1には順序を問わない解答の指定があります。

大問出題内容配点難易度ひとこと
第1問直立二足歩行にともなう大後頭孔と骨盤の変化/アミノ酸配列の差から読む分岐の順序/置換率の計算と機能的制約12★★★☆☆問3は置換率から予測値を出す計算で、部分点の設定もある。問1・問2はヒトの特徴と分子系統樹の読み方の基本なので、ここは落とせない
第2問A A型株・B型株の個体重と種子生産数のグラフ選択、病原菌の移入前後と光をめぐる競争/B 制限酵素とDNAリガーゼ、薬剤による形質転換体の選抜、転写の鋳型鎖、自家受粉の分離比22★★★★☆Aの問1は「個体数はほぼ同じなのに種子数が約10倍違う」という数値から曲線の形を逆算する難問。Bの問3〜問6は組換え実験の定番なので、ここで確実に取り返したい
第3問Hox遺伝子の性質/中胚葉と外胚葉の役割分担/遺伝子の必要性を示す実験の組み立て/細胞増殖の標識/抑制を外したときの予測19★★★★☆問3・問5は実験の向きを問う設問。「必要性を示すなら働かせない実験」「抑制を外せば増えるはず」と言い換える習慣が効く。問1のHox遺伝子は取りどころ
第4問通路の長さを変えたアリの通行数の表の読み取り/道標フェロモンの蓄積と正のフィードバック/フェロモンの定義12★★★☆☆表1は「40-60%の回数がどちらの条件でも最少」という偏りが全て。問2は正のフィードバックで、④を選んでも3点が入る部分点つきの設問
第5問被子植物とほかの植物に共通する形質/連鎖した三つの遺伝子座と配偶子の種類/ショウジョウバエ複眼R7の分化を導く受容体/紫外線への正の光走性16★★★☆☆問2は乗換えなしで2種類、自由に起これば2×2×2=8種類。問3・問4はR7だけが分化しない変異体Yが紫外線に無反応という一点から読み解ける
第6問種子の成熟と乾燥耐性・休眠/低温処理の時期と受精しない割合/低温の実験から言えること/ジベレリンの働きと実験計画19★★★☆☆問2は「受精しない割合が最大の段階」を表から拾うだけ。問3・問5は実験の条件が何を確かめられるかを問うており、結論を広げすぎないことが大切

対策のポイント: 知識だけで決まる設問は第1問の一部や第3問問1、第6問問1などに限られ、大半はその場で示された図表から結論を引き出す問題です。第2問Aのように数値の食い違いからグラフの形を逆算する型と、第3問・第6問のように「この実験で何が言えて何が言えないか」を切り分ける型を重点的に練習し、選択肢を本文の数値と一つずつ照合する読み方を身につけましょう。 各設問の詳しい解き方は上の「解答・解説はこちら」からどうぞ。

※ 難易度は当サイトの独自評価です(★1 基礎 〜 ★5 難)。

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