2023年度 大学入学共通テスト 追試験「地学」の問題冊子をPDFで公開しています。大問ごとの出題内容・配点・難易度をまとめた「この問題の概要」つき。全設問の解答・解説も無料で読めます。印刷して実戦形式の演習にお使いください。
目次
この問題の概要
試験時間60分・満点100点。大問5題(第1問20点・第2問18点・第3問24点・第4問18点・第5問20点)はすべて必答で、第2問〜第5問はA・B(・C)の複数パートに分かれます。ハワイ諸島の地学現象、太陽と地磁気・固体地球・岩石、地質図と深成岩体、高層天気図と大気の循環、ケンタウルス座α星と銀河の進化という構成で、計算問題が各大問に1つずつ置かれています。全体の難易度は標準です。
| 大問 | 出題内容 | 配点 | 難易度 | ひとこと |
|---|---|---|---|---|
| 第1問 | ハワイ諸島(海山列からプレート速度、鉱物の構造、エクマン吹送流、天球) | 20 | ★★★☆☆ | 問1の速度計算は年代差と距離の単位を cm/年 にそろえるところがポイント |
| 第2問 | A 太陽と地磁気/B ジオイド・海洋底の年代・地震のエネルギー/C 深成岩の密度計算 | 18 | ★★★☆☆ | 「M が2大きい=エネルギー1000倍」を面積比と組み合わせる問4と、体積%で重みづけする密度計算 |
| 第3問 | A 地質図と深成岩体(断層のずれ・堆積構造・結晶分化作用)/B パンゲア・ヒマラヤ山脈と大気 | 24 | ★★★★☆ | 断層の両側で深成岩の露出幅が違うことから上下のずれを復元する問1が、この年でいちばん骨のある設問 |
| 第4問 | A 500 hPa 等圧面天気図と地衡風/B 乾燥・湿潤断熱減率/C 緯度別の降水量と蒸発量 | 18 | ★★☆☆☆ | 等高度線の間隔が狭いほど風が強い、凝結の潜熱が冷え方をゆるめる、差の正負がそのまま答え。定番ばかり |
| 第5問 | A ケンタウルス座α星(光度・年周視差・ハビタブルゾーン)/B 星形成率から銀河の年齢を推定 | 20 | ★★★☆☆ | パーセクと光年の換算を覚えているか。問6は割り算の結果が宇宙の年齢を超えることから仮定の誤りを結論づける |
対策のポイント: 第4問の定番3題を先に確実に取り、第3問Aの地質図に時間を残す配分が有効です。計算問題は単位の換算(cm/年、パーセク↔光年)で落とす人が多いので、解説の手順どおりに単位を書きながら進めてください。 各設問の詳しい解き方は上の「解答・解説はこちら」からどうぞ。
※ 難易度は当サイトの独自評価です(★1 基礎 〜 ★5 難)。

