2024年度 大学入学共通テスト 追試験「世界史A」の問題冊子をPDFで公開しています。全設問の解答・解説も無料で読めます。印刷して実戦形式の演習にお使いください。
この問題の概要
2024年度 追試験 世界史Aは、試験時間60分・満点100点、大問4題(第1問29点・第2問26点・第3問28点・第4問17点、計30問)の構成です。第1問はマラッカ・ウラジヴォストーク・ベルリンという三つの都市を題材に、海域交易と多民族社会、ロシアの東アジア進出、ドイツ現代史を扱います。第2問は人間と自然環境との関わりをテーマに、中世ヨーロッパの三圃制とその再評価、宋から清にかけての蘇州と穀倉地帯の移動、門戸開放宣言と19世紀末の中国分割を取り上げ、第3問は中印関係と平和五原則、第二次世界大戦前後のポーランド、植民地総督数の推移と中南米諸国の独立を、第4問は大韓民国の成立と1987年改正憲法、カール5世の皇帝選出と主権国家体制の形成を扱います。近現代を中心にしつつ、第2問と第4問では中世・近世のヨーロッパやアジアにも範囲が及びます。
| 大問 | 出題内容 | 配点 | 難易度 | ひとこと |
|---|---|---|---|---|
| 第1問 | A マラッカと海峡植民地の貿易統計/B 19〜20世紀初頭のウラジヴォストーク/C 近現代ベルリンの都市空間 | 29 | ★★★★☆ | 表の空欄はリード文の断片から埋める。1913年当時の朝鮮は日本の統治下という前提が船籍推定の決め手 |
| 第2問 | A 中世ヨーロッパの三圃制とその再評価/B 宋〜清の蘇州と穀倉地帯の移動/C 門戸開放宣言と19世紀末の中国分割 | 26 | ★★★☆☆ | 「蘇湖熟すれば」から「湖広熟すれば」への変化は、地図上の東から西への移動として押さえたい |
| 第3問 | A 中印関係と平和五原則/B 第二次世界大戦前後のポーランド/C 植民地総督数の推移と中南米諸国の独立 | 28 | ★★★☆☆ | カーゾン線は対ソ連の東部国境、オーデル=ナイセ線は対ドイツの西部国境と、方角ごと覚えるのが有効 |
| 第4問 | A 大韓民国の成立と1987年改正憲法/B カール5世の皇帝選出と主権国家体制の形成 | 17 | ★★★☆☆ | 憲法前文の(注)にある臨時政府や4・19民主理念が解答根拠。資料の注記を飛ばさず読むことが必要 |
対策のポイント: 第1問と第2問だけで55点を占め、しかも表・地図・写真の読み取りがここに集中します。史料や統計は「リード文のどの一文が根拠になるか」を線で結ぶ習慣をつけてください。一方で第2問問2・問4・問7、第3問問3・問5・問6のように、教科書レベルの知識だけで即答できる設問も各大問に数問あります。そこを取りこぼさず固めたうえで、三国干渉(1895年)・義和団事件(1900年)・第一次世界大戦(1914年)といった年代を軸に時期を絞る練習を重ねると安定します。 各設問の詳しい解き方は上の「解答・解説はこちら」からどうぞ。
※ 難易度は当サイトの独自評価です(★1 基礎 〜 ★5 難)。

