2021年度 大学入学共通テスト 本試験「地学」の問題冊子をPDFで公開しています。大問ごとの出題内容・配点・難易度をまとめた「この問題の概要」つき。全設問の解答・解説も無料で読めます。印刷して実戦形式の演習にお使いください。
目次
この問題の概要
2021年度 本試験 地学は、共通テスト初年度の問題で、試験時間60分・満点100点、大問5題(第1問18点・第2問18点・第3問21点・第4問23点・第5問20点、計29問)の構成です。第1問が「地球と水」をめぐる分野横断、第2問が固体地球(地磁気・地震・隕石)、第3問が岩石と地質、第4問が大気と海洋、第5問が宇宙で、平均点が低かった年です。
| 大問 | 出題内容 | 配点 | 難易度 | ひとこと |
|---|---|---|---|---|
| 第1問 | 地球における水と多様な現象(気象・マグマ・アイソスタシー・地質時代・ハビタブルゾーン) | 18 | ★★☆☆☆ | 図1のノートに沿って1問ずつ確かめる構成。計算は問3のアイソスタシーだけで、ここが取りどころ |
| 第2問 | A 磁北極の移動/B 走時曲線からのP波速度/C 隕石と鉱物・地球の元素組成 | 18 | ★★★☆☆ | 角距離を km に直す換算と、走時曲線の「震央距離 0 の切片」の使い方。Cの問5は地球全体と地殻の帯から核を差し引いてマントルを推理する |
| 第3問 | A 変成岩と造山帯(昭和基地周辺の岩石)/B 地質調査と古生物(走向・傾斜と地層の新旧) | 21 | ★★★☆☆ | Aは接触変成と広域変成の区別がすべて。Bは「標高+東への距離」というひとつの量を計算すれば機械的に片づく |
| 第4問 | A 日本周辺の天候(梅雨・温帯低気圧・高層天気図)/B 海上の風と海洋表層の流動(エクマン輸送) | 23 | ★★★★☆ | Aは「向き」をひとつ取り違えると落とす設問が続く。Bの問5は「輸送量は風速の2乗に比例する」と気づけるかで決まり、配点も最大 |
| 第5問 | A 銀河系と銀河(ダークマター・セファイド・赤方偏移)/B 恒星と星団(HR図の読み取り) | 20 | ★★☆☆☆ | 問2・問4は式に代入するだけの計算。散開星団と球状星団の見分けは主系列の上端の折れる位置で決まる |
対策のポイント: 知識問題は教科書の範囲ですが、第2問〜第4問の計算・読み取りは手順を自分で組み立てる必要があり、ここで平均点が下がりました。第1問・第5問で35点前後を先に確保し、第3問Bのような「一つの量に還元する」型を練習しておくと安定します。 各設問の詳しい解き方は上の「解答・解説はこちら」からどうぞ。
※ 難易度は当サイトの独自評価です(★1 基礎 〜 ★5 難)。

