2024年度 大学入学共通テスト 追試験 世界史B 過去問題

2024年度 大学入学共通テスト 追試験「世界史B」の問題冊子をPDFで公開しています。全設問の解答・解説も無料で読めます。印刷して実戦形式の演習にお使いください。

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この問題の概要

2024年度 追試験 世界史Bは、試験時間60分・満点100点、大問5題(第1問24点・第2問15点・第3問16点・第4問27点・第5問18点、計33問)の構成で、配点は第3問問5の4点を除きすべて3点です。第1問は清の藩部とチベット仏教、ベーメン反乱に始まる三十年戦争、オスマン帝国統治下のブルガリアの独立を、第2問はベトナム戦争とナショナリズム論、1911年のメキシコへの外国投資を扱います。第3問は中華民国の成立と台湾の民主化、イギリスの経済進出と南アフリカ、第4問はアイユーブ朝からマムルーク朝への交替と第7回十字軍、朝鮮王朝と『朝鮮王朝実録』、第一次世界大戦の総力戦、第5問は元の上都・大都を中心とする首都圏と、古代ローマ・アテネの「自由」をめぐる資料読解を取り上げ、古代から現代まで全時代・全地域に及びます。

大問出題内容配点難易度ひとこと
第1問A 清の藩部とチベット仏教(図と会話文)/B ベーメン反乱と三十年戦争/C オスマン帝国統治下のブルガリアの独立24★★★☆☆ミッレトによる宗教共同体単位の自治という仕組みが、民族意識が希薄だった理由を説明する鍵になる
第2問A ベトナム戦争とナショナリズム論/B 1911年のメキシコへの外国投資と絵画三点の年代配列15★★★☆☆投資比率の表は部門ごとに首位国を確認する。絵画はゴヤ1808年・マネ1867年・リベラ1910年代で並ぶ
第3問A 中華民国の成立と台湾の民主化(経済成長率のグラフ)/B イギリスの経済進出と南アフリカの人口統計16★★★★☆グラフは「10%を上回った年」「5%を下回った年」と条件どおり年ごとに拾う。表は白人比率の高低で地域を特定
第4問A アイユーブ朝からマムルーク朝への交替と第7回十字軍/B 朝鮮王朝と『朝鮮王朝実録』/C 第一次世界大戦の総力戦27★★★☆☆ルイ9世がエジプト側についた条件はイェルサレムの引き渡し。資料の取引条件を読み落とさないこと
第5問A 元の上都・大都と首都圏の交通・交易/B 古代ローマとアテネの「自由」、フランス第一共和政との比較18★★★☆☆メキシコ銀の流入は16世紀以降という時代感覚で誤りを外せる。ローマとアテネは平等観の違いで整理する

対策のポイント: 第4問27点・第1問24点で半分を占めますが、この2題は知識で解ける設問が比較的多く、確実な得点源にできます。一方で第3問は台湾の経済成長率グラフと南アフリカの人口統計と、数値の拾い出しが二問続くので時間を取られがちです。配点差がほとんどない出題なので、読み取りに詰まったら後回しにして知識問題を先に片付けるのが得策です。辛亥革命(1911年)・戒厳令解除(1987年)・スハルト政権崩壊(1998年)のように、現代史も西暦で覚えておきましょう。 各設問の詳しい解き方は上の「解答・解説はこちら」からどうぞ。

※ 難易度は当サイトの独自評価です(★1 基礎 〜 ★5 難)。

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