2024年度 大学入学共通テスト 追試験「現代社会」の問題冊子をPDFで公開しています。全設問の解答・解説も無料で読めます。印刷して実戦形式の演習にお使いください。
目次
この問題の概要
2024年度 追試験 現代社会は、試験時間60分・満点100点、大問5題(第1問25点・第2問22点・第3問18点・第4問19点・第5問16点、計31問)の構成です。第1問が国籍・民族と国際人権および国連(8問)、第2問が日本の政治と財政(7問)、第3問が生命倫理・人権と国会(6問)、第4問が国際経済と近代日本の思想(6問)、第5問が多文化共生をテーマにした探究(4問)で、第5問のみ全問4点配点となっています。
| 大問 | 出題内容 | 配点 | 難易度 | ひとこと |
|---|---|---|---|---|
| 第1問 | 国籍・民族と国際社会(血統主義と出生地主義/国家と国際社会/民族・文化に関する国際宣言/ステレオタイプの実験結果の表/ヒューマニズム思想の変遷/ジェノサイド条約と国際人権制度/安全保障理事会/国連軍とPKO三原則) | 25 | ★★★☆☆ | 問4の実験結果表と問8が山場。国連憲章に基づく軍事的措置とPKO三原則の性格の違いを区別できているかで得点が分かれる |
| 第2問 | 日本の政治と財政(戦後の農業政策の変遷/橋本内閣の行政改革/租税制度/財政法と国債発行/国債保有者構成の変化と金融政策/政教分離をめぐる最高裁判例/財政収支モデルとプライマリー・バランス) | 22 | ★★★☆☆ | 問7はプライマリー・バランスと累積債務残高の増減を別々に判定させる設問で、ここが最大の関門。問5は保有者構成の変化を金融政策と結び付けたい |
| 第3問 | 生命倫理と人権、国会(iPS細胞とES細胞の違い/女性の就労に関わる法制度/子どもの権利と少年の定義/生命倫理をめぐる法制度と国際ルール/国会の権限と議員の特権/障害の医学モデルと社会モデル) | 18 | ★★☆☆☆ | 用語の正確な理解で押し切れる大問。iPS細胞とES細胞、障害の医学モデルと社会モデルという対概念の線引きを確実に取りたい |
| 第4問 | 国際経済と近代日本の思想(比較生産費説と機会費用の計算/核兵器と国際情勢/フェアトレードの仕組み/GDPに含まれるものの判定/ジニ係数と所得再分配政策/福沢諭吉・新渡戸稲造・夏目漱石の文章) | 19 | ★★★★☆ | 問1の比較生産費説と問4のGDPは手を動かす計算問題。問6は三人の文章の主題と語り口から書き手を当てる読解で、知識だけでは決まらない |
| 第5問 | 多文化共生(在留資格別の在留外国人数の統計表/異文化接触における統合・同化・分離・周縁化の四類型/ボルダルールによる当選者の計算/多文化主義にもとづく公的な取組み) | 16 | ★★★★☆ | 4問で16点と一問の重みが大きい。問3のボルダルールは点数を実際に集計し、問1は増加率を割り算して確かめないと引っかかる |
対策のポイント: 第1問から第3問までの65点分は教科書レベルの知識で取り切れる設問が中心なので、まずここを固めるのが基本方針です。第4問の比較生産費説・GDP・ジニ係数、第5問のボルダルールや増加率は、その場で手を動かして確かめる設問なので、時間配分に余裕を残しておきましょう。とくに第5問は1問4点と重いため、最後に慌てて解く展開は避けたいところです。 各設問の詳しい解き方は上の「解答・解説はこちら」からどうぞ。
※ 難易度は当サイトの独自評価です(★1 基礎 〜 ★5 難)。

