2018年度 大学入試センター試験 本試験 世界史B 過去問題

2018年度 大学入試センター試験 本試験「世界史B」の問題冊子をPDFで公開しています。全設問の解答・解説も無料で読めます。印刷して実戦形式の演習にお使いください。

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この問題の概要

試験時間60分・満点100点。大問4題(各25点)・小問36問はすべて必答で、どの大問もA・B・Cの3つの文章に3問ずつぶら下がる形です。古代オリエントから冷戦後まで時代の幅が広く、ヨーロッパ・西アジア・南アジア・東アジア・アメリカ大陸が毎年まんべんなく出ます。四択の正誤判定が中心で、「誤っているものを選ぶ」形式と、二つの文a・bの正誤を組み合わせる形式にどれだけ落ち着いて対応できるかが得点を分けます。全体の難易度は標準です。

大問出題内容配点難易度ひとこと
第1問記録・伝承と統治(帝国の被支配層統治、パクス=ロマーナ期の出来事、ローマ支配下の諸都市のその後、各地の英雄伝説と叙事詩、ヘンリー2世、大帝国の記録制度と軍制改革、アジアの王朝と民族の興亡、東アジアの政策と呼称、中国とイスラーム圏の歴史書と著者)25★★★☆☆問4の叙事詩と問9の史書は、地域と作品名の対応表を作っておくと一瞬で決まる。ここを落とすと第1問全体が崩れやすい
第2問宗教と信仰の世界史(シク教の創始と特徴、マウリヤ朝の都の位置、古代〜近世の軍司令官、ヨーロッパのユダヤ人迫害、各地域の貿易と文化受容、シェイクスピアと同時代の出来事、ワッハーブ運動とサウード家、宗教史の出来事の時期と場所、20世紀の国際関係のa・b判定)25★★★★☆4題の中で最も細かい。シク教の暦、ワッハーブ運動の支援者といった「教科書の脚注」級が正解の決め手になる。問11は地図なので、都の名前だけ知っていても位置が分からないと取れない
第3問都市・交通と経済(世界の歴史的建造物、ドイツ騎士団の東方植民、ヨーロッパの君主と称号、バルト海周辺と東欧の勢力争い、アステカ・インカなど各文明の都、第二次世界大戦前後の動向、港湾都市と交易拠点、王安石の新法、1895〜1925年の中国の貿易総額グラフ)25★★★☆☆問27のグラフは第一次世界大戦中に列強の輸入が細るという「戦争と貿易」の定番の形。数字を読むより折れ線の向きが変わる年を探すほうが速い
第4問移動と難民の世界史(大航海時代以降の先住民社会、各地の反乱と内乱、エカチェリーナ2世とロシアの拡大、ルワンダ内戦の時期を選ぶ年表、モンゴル人民共和国成立期の出来事、レコンキスタ、第二次世界大戦期の亡命、辛亥革命後の臨時大総統、冷戦期の各国の動き)25★★★☆☆問31・問32のように「年表のどこに入るか」を問う形式が2問ある。20世紀は10年単位で区切って、どの事件がどの区間かを言えるようにしておきたい

対策のポイント: 世界史Bで確実に点を伸ばすには、年号そのものより「同時代に何が起きていたか」を横につなぐ練習が効きます。ヨーロッパの出来事と中国・イスラーム世界の出来事を同じ年表に並べると、時期判定と年代配列がまとめて解けるようになります。正誤判定は選択肢の主語(誰が)と目的語(どこを)のどちらかがすり替えられているだけのことが多いので、その2か所を先に確かめる読み方が有効です。各設問の詳しい解き方は上の「解答・解説はこちら」からどうぞ。

※ 難易度は当サイトの独自評価です(★1 基礎 〜 ★5 難)。

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