2025年度 大学入学共通テスト 追試験「国語」の問題冊子をPDFで公開しています。全設問の解答・解説も無料で読めます。印刷して実戦形式の演習にお使いください。
目次
この問題の概要
2025年度 追試験 国語は、試験時間90分・満点200点、大問5題(第1問45点・第2問45点・第3問20点・第4問45点・第5問45点、全26問)の構成です。第1問は「会うことはいかにして可能か」という問いから待ち合わせと社会秩序を論じ、ハチ公神話の変容にも及ぶ評論、第2問は「みんなのふつう」に息苦しさを覚える「私」と妹の澄香・父を描いた文学的な文章、第3問は読書と読解力、国立国会図書館の資料デジタル化に関する【資料Ⅰ】〜【資料Ⅲ】を読み取る問題、第4問は忽然と姿を消した女君をめぐり権中納言や乳母が言葉を交わす古文、第5問は魏の文侯と段干木を題材に反語の句法と論評の解釈を問う漢文です。
| 大問 | 出題内容 | 配点 | 難易度 | ひとこと |
|---|---|---|---|---|
| 第1問 | 待ち合わせと社会秩序を論じる評論(漢字・ハチ公神話・表現の特徴) | 45 | ★★★☆☆ | 問1の漢字が解答番号1〜5で各2点、問2〜問6は各7点。ハチ公神話の反転と1980年代以降の消費化が山場です |
| 第2問 | 「みんなのふつう」に揺れる「私」と妹・澄香を描く文学的な文章 | 45 | ★★★☆☆ | 問1の語句三つが各3点。問6だけは解答番号18が5点・19が7点で、ノートの空欄X・Yから本文全体を問われます |
| 第3問 | 読書・読解力と国会図書館のデジタル化に関する資料Ⅰ〜Ⅲの読み取り | 20 | ★★★☆☆ | 20点と最も軽い一方、問3の解答番号23・24は各4点・順不同で、適当でない意見を二つ選ばせる形式です |
| 第4問 | 女君の失踪をめぐる古文(語句・文法・敬意の方向と心情) | 45 | ★★★★☆ | 問1の語句解釈が各5点と重く、反語「いづくにか〜む」や「あくがる」を外すと15点分が一度に崩れます |
| 第5問 | 魏の文侯と段干木を題材とする漢文(句法と論評の解釈) | 45 | ★★★☆☆ | 「敢勿〜乎」「無乃〜乎」の反語が二問。問3の空欄は「義に富む」「徳に光る」との対比から決める設問です |
対策のポイント: 第1問・第2問・第4問・第5問が各45点、第3問だけが20点という配点なので、時間配分もこの比率が目安になります。まず第1問問1の漢字(各2点)、第2問問1の語句(各3点)、第4問問1の古語(各5点)、第5問問1の句法といった知識で決まる設問を確実に取り、そのうえで各大問の7点・8点問題に時間を回すのが安全です。第3問は複数回答可といった注記や表の数値そのものが正誤の根拠になるため、選択肢の言い換えではなく資料に戻って確認しましょう。第4問は誰の動作で誰への敬意かを追いながら読むことが、乳母の返答や「見たてまつり嘆かる」の主体を問う設問の得点に直結します。 各設問の詳しい解き方は上の「解答・解説はこちら」からどうぞ。
※ 難易度は当サイトの独自評価です(★1 基礎 〜 ★5 難)。

