2024年度 大学入学共通テスト 本試験「地理B」の問題冊子をPDFで公開しています。全設問の解答・解説も無料で読めます。印刷して実戦形式の演習にお使いください。
目次
この問題の概要
2024年度 本試験 地理Bは、試験時間60分・満点100点、大問5題(第1問20点・第2問20点・第3問20点・第4問20点・第5問20点、各6問の計30問)の構成です。第1問が世界の自然環境と自然災害、第2問が資源と工業、第3問が都市と都市問題、第4問が太平洋を取り巻く地域の地誌、第5問が島根県石見地方(浜田市)の地域調査という構成で、統計地図・グラフ・空中写真・地形図を突き合わせて判断させる出題が中心です。第5問は地理Aの第5問と共通問題です。
| 大問 | 出題内容 | 配点 | 難易度 | ひとこと |
|---|---|---|---|---|
| 第1問 | 世界の自然環境と自然災害(地形と土地利用、永久凍土と氷河の緯度別分布、海岸地形、日照時間、洪水の発生時期、気象の極値分布) | 20 | ★★★★☆ | 問5は南半球で季節が逆になる点、問6は記録が出やすい場所を気候のしくみから説明できるかで差がつきます |
| 第2問 | 資源と工業(鉄鉱石の産出・貿易、日本の製鉄所の立地、石炭の輸入先、製造業の付加価値、空中写真の比較、地域の取組み) | 20 | ★★★☆☆ | 問1は産出・輸出・輸入で上位国の顔ぶれがどうずれるかが鍵。問4は付加価値額と製造業割合の二軸で読み分けます |
| 第3問 | 都市と都市問題(大都市圏の景観変化、昼夜間人口比率と通勤手段、都市圏人口の推移、順位規模分布、貧困地区、家庭で使う言語) | 20 | ★★★☆☆ | 問4は1位を100とした指数なので、2位以下の落ち込み方だけを比べれば国が決まります |
| 第4問 | 太平洋を取り巻く地域(海底地形の断面、ハイサーグラフと民族衣装、たんぱく質供給、観光客の出発地、輸出額の変化、日系現地法人) | 20 | ★★★☆☆ | 問1は海嶺・海溝・ホットスポットの断面の違いが決め手。問5は1999年と2019年の変化の大きさから中国を特定します |
| 第5問 | 島根県石見地方(浜田市)の地域調査(冬の気候、商圏、施設の立地、地形図と写真、近世の商品流通、過疎対策) | 20 | ★★★★☆ | 地理A第5問と共通で配点も同一。問3は人口分布図・立地図・距離別グラフの三点照合が必要で、ここが最大の山場 |
対策のポイント: 第1問は自然環境の仕組みから資料を説明させる設問が並び、ここでの取りこぼしが失点につながります。第2問・第3問・第4問は統計の判別が中心なので、上位国や指標の意味を教科書で確認し、数値そのものではなく順位や変化の向きで判断する練習を積んでおきましょう。第5問は地理Aと共通の地域調査で、複数の図を順に重ねる手順を決めてから取りかかるのが得策です。 各設問の詳しい解き方は上の「解答・解説はこちら」からどうぞ。
※ 難易度は当サイトの独自評価です(★1 基礎 〜 ★5 難)。

