2026年度 大学入学共通テスト 本試験「国語」の問題冊子をPDFで公開しています。全設問の解答・解説も無料で読めます。印刷して実戦形式の演習にお使いください。
目次
この問題の概要
2026年度の共通テスト「国語」は試験時間90分・200点満点、第1問から第5問までの5大問で、解答番号は1〜37、全問必答です。現代文が評論(第1問45点)・小説(第2問45点)・実用的な文章(第3問20点)の3大問、古典が古文(第4問45点)・漢文(第5問45点)の2大問という構成で、現代文だけでも110点を占めます。全体の難易度は標準からやや難で、傍線部の説明問題と、本文以外の資料や抜粋を突き合わせる設問で差がつきました。
| 大問 | 出題内容 | 配点 | 難易度 | ひとこと |
|---|---|---|---|---|
| 第1問 | 美術の制作体験から「わかりえないもの」と「美しさ」の関係を論じた評論(漢字5問+傍線部A〜Eの説明5問) | 45 | ★★★★☆ | 傍線部の説明問題では、本文全体としては正しいが傍線部の言い換えになっていない選択肢が必ず混ざります。傍線部の直前・直後で根拠を固めてから選択肢に当たること。 |
| 第2問 | ヴァイオリンを手放した母の記憶を描く小説と、本文以外の抜粋を用いた生徒の【ノート】による解釈 | 45 | ★★★★☆ | 4つの「哀しそう」な表情を場面ごとに読み分ける問3と、本文外の抜粋2つを根拠にする問6が山場。抜粋に書かれていないことを補って選ばないこと。 |
| 第3問 | 一冊の絵本の工夫を、編集者へのインタビュー記事と別の本の記述と比べて考える実用的な文章 | 20 | ★★★☆☆ | 資料はいずれも短く、図が何を示していて何を示していないかを確かめれば決まります。ここを手早く抜けて古典に時間を残したい大問です。 |
| 第4問 | 『うつほ物語』——琴の一族に生まれた子と名器「龍角」、仲忠と母尚侍のおとどの演奏 | 45 | ★★★★★ | 主語が省かれるので敬語の向きで人物を追う必要があります。問1(イ)は「はしたなし」を「きまりが悪い」と早合点すると外れます。 |
| 第5問 | 長野豊山『松陰快談』——唐詩・宋詩をめぐる党派争いの批判と、詩を評価する基準 | 45 | ★★★☆☆ | 「不必」の重なり、「不亦〜乎」の詠嘆、返り点の処理という句法の問題が中心で得点しやすい大問です。注を先に読んでから本文に入ると速くなります。 |
対策のポイント: 現代文は、傍線部の直前・直後で根拠を固めてから選択肢に当たり、「本文全体としては正しいが傍線部の説明になっていない」型を落とす練習を重ねてください。【ノート】や複数資料を使う設問は、与えられた抜粋・資料に書かれている範囲だけで判断する姿勢が必要です。古典は、古文なら敬語の向きから主語を補う訓練と多義語の第一義の確認、漢文なら句法と返り点の処理を優先すると、短い時間で安定して得点できます。 各設問の詳しい解き方は上の「解答・解説はこちら」からどうぞ。
※ 難易度は当サイトの独自評価です(★1 基礎 〜 ★5 難)。

