2017年度 大学入試センター試験 本試験「物理」の問題冊子をPDFで公開しています。大問ごとの出題内容・配点・難易度をまとめた「この問題の概要」つき。全設問の解答・解説も無料で読めます。印刷して実戦形式の演習にお使いください。
目次
この問題の概要
2017年度 センター試験 本試験 物理は、試験時間60分・満点100点で、第1問(25点)〜第4問(各20点)が必答、第5問・第6問(各15点)から1問を選択する構成です。当サイトでは選択の2題とも解説しているため、下の表の配点合計は115点になります。第1問が小問集合、第2問が電磁気、第3問が波動と熱力学、第4問が力学で、第2問〜第4問はそれぞれA・Bの2テーマに分かれています。解答番号は大問ごとに1に戻ります。
| 大問 | 出題内容 | 配点 | 難易度 | ひとこと |
|---|---|---|---|---|
| 第1問 | 小問集合(運動量保存・剛体のつり合い・電気力線・凸レンズ・音の屈折) | 25 | ★★☆☆☆ | 力学・電磁気・波動から1問ずつ。手を動かす必要があるのは問2の棒のつり合いくらいで、あとは知識と即答で押し切れる |
| 第2問 | A 金属板を挿入した平行板コンデンサー/B コイル・ダイオード・電磁誘導 | 20 | ★★★☆☆ | Aは「金属内部は電場0で等電位」で即決。Bは B-t グラフの傾きが0の区間で電流が止まること、ダイオードがどちらの区間を通すかの判断が要る |
| 第3問 | A くさび形空気層による光の干渉/B 単原子分子理想気体のサイクル | 20 | ★★☆☆☆ | A問2の「透過光では明暗が入れかわる」「液体を入れると縞間隔は 1/n 倍」だけ一段上。Bの3問は U=(3/2)nRT と C_p=(5/2)R を知っていれば一本道 |
| 第4問 | A なめらかな円錐面上の運動/B エレベーター内の滑車とばね | 20 | ★★★☆☆ | 角θを中心軸から測っている点に注意。母線方向の重力成分が g cosθ か g sinθ かで大きく分かれる。Bは見かけの重力に置きかえるのが速い |
| 第5問〔選択〕 | 波動(音のドップラー効果) | 15 | ★★☆☆☆ | 反射板の設定も含めて典型。公式を忘れても「波長は音源が決め、振動数は観測者が決める」から導ける |
| 第6問〔選択〕 | 原子(放射線・結合エネルギー・核融合反応) | 15 | ★★☆☆☆ | 知識中心で、計算があるのは問3の結合エネルギーの比較だけ。時間をかけずに得点したいならこちら |
対策のポイント: 全体として定番テーマの比率が高く、教科書の基本公式をどれだけ速く正確に運用できるかで差がつきます。第1問・第3問・選択問題で手早く得点を固め、第2問Bのダイオードの向きと第4問Aの角θの取り方という「図をもう一度読み直すべき2か所」に時間を残しておくのが得策です。 各設問の詳しい解き方は上の「解答・解説はこちら」からどうぞ。
※ 難易度は当サイトの独自評価です(★1 基礎 〜 ★5 難)。

