2026年度 大学入学共通テスト 本試験 物理 過去問題

2026年度 大学入学共通テスト 本試験「物理」の問題冊子をPDFで公開しています。全設問の解答・解説も無料で読めます。印刷して実戦形式の演習にお使いください。

目次

この問題の概要

試験時間60分、100点満点。第1問〜第4問の4大問すべてが必答で、配点は各25点、解答番号は1〜22の22項目です。第1問が5分野からの小問集合、第2問が一直線上の衝突、第3問がA 熱力学サイクルとB 波の干渉、第4問が電場・磁場中の荷電粒子の運動という構成で、公式に代入して終わる設問は少なく、図の格子を数える・波面を1本ずつ動かすといった手を動かす作業が要ります。全体の難易度は標準からやや難。

大問出題内容配点難易度ひとこと
第1問小問集合(ドップラー効果、直流・交流回路、非慣性系での風船の傾き、コンプトン散乱、気体分子運動論)25★★★★☆問3は5つの図がどれも似ているので、まず「2本の糸は一直線に並ぶ」で折れ曲がった図を落とし、残りをカメラの向きで決める。問1アは、救急車が動いていても鳴らし始めの音は点Aから出ることに注意。
第2問一直線上の衝突(反発係数、弾性衝突、ばねでつないだ2物体を1つの物体として扱う)25★★☆☆☆前半は弾性衝突の公式を覚えていれば即答できる。後半も候補の式が並べて与えられる誘導型で、物体Bの速度がB₁の速度の半分であることに気づけば一気に進む。落としたくない大問。
第3問A 単原子分子理想気体のサイクルと熱効率(p-V図の階段近似)/B 円形波と平面波の干渉25★★★★★問2は階段の角を格子で読み、長方形の面積を足し引きするしかない。ここで時間を使いすぎないよう、先にBの問4・問5を片づけて戻るのも手。問6も図に手を入れて交点を追う設問。
第4問荷電粒子の運動(平行板内の放物運動、一様磁場中の等速円運動)25★★★☆☆電気量が負であることが問1のイと問4のエの両方で効く。問2は「仕事=0」と気づけば一瞬で終わるので、計算を始める前に始点と終点の位置を見ること。

対策のポイント: 第1問の小問集合は分野が散るので、波・熱・電磁気・原子のどれかを空白にしないことが得点の下支えになります。第3問問2のような「図の格子を数えて面積を足す」設問と、問6のような「波面を1本ずつ動かして交点を追う」設問は公式の暗記では届かないので、過去問で実際に手を動かして練習しておきたいところです。負電荷の粒子については、電場の向きと静電気力の向き、電流の向きと速度の向きがそれぞれ逆になることを、図に矢印を書き込んで確かめる習慣をつけてください。 各設問の詳しい解き方は上の「解答・解説はこちら」からどうぞ。

※ 難易度は当サイトの独自評価です(★1 基礎 〜 ★5 難)。

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