2023年度 大学入学共通テスト 追試験「生物」の問題冊子をPDFで公開しています。大問ごとの出題内容・配点・難易度をまとめた「この問題の概要」つき。全設問の解答・解説も無料で読めます。印刷して実戦形式の演習にお使いください。
目次
この問題の概要
試験時間60分・満点100点。大問6題(第1問12点・第2問12点・第3問22点・第4問20点・第5問21点・第6問13点)はすべて必答です。MHC 分子と抗原提示、卵膜タンパク質と受精、トゲウオの進化と遺伝子発現、光合成とルビスコ・気孔、植物の生殖と系統、骨格筋と膝蓋腱反射という構成で、実験結果の表やグラフから「矛盾する選択肢を落とす」読み方が全体を貫きます。全体の難易度は標準〜やや難です。
| 大問 | 出題内容 | 配点 | 難易度 | ひとこと |
|---|---|---|---|---|
| 第1問 | 生体膜のタンパク質と免疫(MHC 分子・抗原提示・抗体遺伝子の再構成) | 12 | ★★★☆☆ | マウスの2つの注射実験を比べて「結果と矛盾する選択肢」を探す。MHC と抗体遺伝子の再構成を混同しない |
| 第2問 | 卵膜のタンパク質と受精(結合した/しなかったの表の読み比べ) | 12 | ★★★☆☆ | グラフの「分子の数は同じで長さだけ変わる」からタンパク質 W の働きを1つに絞る |
| 第3問 | トゲウオの腹棘と鱗板(海洋型と淡水型の分化、相補性、転写調節領域と遺伝子の変異の切り分け) | 22 | ★★★★☆ | 「別々の遺伝子が原因なら子はどうなるか」の相補性と、変異箇所を実験で切り分ける問3が難所 |
| 第4問 | 光合成とルビスコ・気孔(酵素の阻害、気孔開閉のフィードバック、CO₂ 濃度上昇の影響) | 20 | ★★★☆☆ | 問3は矢印の向きと+−を1つずつたどれば必ず解ける |
| 第5問 | 植物の分類・生殖・系統(重複受精、胚のうの核数と染色体数、系統樹上の形質の変化) | 21 | ★★★☆☆ | 系統樹は「いちばん外側で分かれた枝」が祖先の状態を教えてくれる |
| 第6問 | 骨格筋の形成と膝蓋腱反射(電気泳動のバンドで細胞融合を判定、伝導速度とシナプス遅延の計算) | 13 | ★★★☆☆ | シナプスを何個数えるかで答えが変わる |
対策のポイント: 第3問に22点と難所が集中しているので、第1問・第2問・第6問を20分で片づけてから取り組む配分が有効です。実験問題は「この結果と矛盾するのはどれか」の消去法で解くと安定します。 各設問の詳しい解き方は上の「解答・解説はこちら」からどうぞ。
※ 難易度は当サイトの独自評価です(★1 基礎 〜 ★5 難)。

