2024年度 大学入学共通テスト 本試験「世界史B」の問題冊子をPDFで公開しています。全設問の解答・解説も無料で読めます。印刷して実戦形式の演習にお使いください。
目次
この問題の概要
2024年度 本試験 世界史Bは、試験時間60分・満点100点、大問4題(第1問27点・第2問23点・第3問22点・第4問28点、計33問)の構成で、各大問はいずれもA・B・C三つの文章や会話文に分かれます。第1問が古代中国の統治制度をめぐる議論・中世イングランド・近代ヨーロッパの老齢年金、第2問がアレクサンドロス大王とその評価・19世紀アメリカ合衆国の奴隷制関連法・冷戦初期のアジアと東欧、第3問がインドの交通と都市・20世紀前半のアメリカの鉄道・19世紀後半のロシアの鉄道建設、第4問がキリスト教の公認と東方キリスト教・ルネサンス以降のヨーロッパ・唐代後半から清までの中国文化を扱います。なお解答の(注)により、第2問Bの設問4(解答番号13)は「2又は4」が正解(配点2点)で、続く設問5(解答番号14)は設問4で2を選んだ場合は1、4を選んだ場合は5を正解として3点を与えるとされています。
| 大問 | 出題内容 | 配点 | 難易度 | ひとこと |
|---|---|---|---|---|
| 第1問 | A 秦・魏晋・明の統治制度をめぐる議論/B ノルマン=コンクェスト前後のイングランドとヨーロッパ/C ドイツ・イギリスの老齢年金制度 | 27 | ★★★★☆ | 資料1・2は封建制と郡県制のどちらを支持する立場かで読み分ける。Bは同じ王位継承をイングランド側とノルマンディー側の記録で突き合わせる点が要 |
| 第2問 | A アレクサンドロス大王と後世の評価/B 19世紀アメリカ合衆国の奴隷制をめぐる法/C 朝鮮戦争と東欧・第1次五か年計画 | 23 | ★★★★☆ | 設問4は正解が二通りあり、設問5の正解が設問4の選択に連動する(解答の(注)参照)。どちらの法律を選んだかを必ず控えてから設問5に進むこと |
| 第3問 | A 古代から現代までのインドの都市と道路網/B 20世紀前半のアメリカ合衆国と鉄道輸送/C 19世紀後半のロシアの外交と鉄道建設 | 22 | ★★★☆☆ | 鉄道輸送量のグラフは山と谷の時期を仮説の空欄に当てはめる。ロシアの手紙は書き手がどの国との関係にいら立っているかを本文の文脈から特定する |
| 第4問 | A ローマ帝国のキリスト教公認と東方キリスト教・シリア語/B ルネサンスから大航海時代のヨーロッパとコロンブス/C 唐代後半から清までの中国文化 | 28 | ★★★☆☆ | ポルトガル王室がコロンブスの西回り計画を支援しなかった理由は、当時進めていた東回り航路との比較で考える。Cは安史の乱から乾隆帝まで時代順に整理 |
対策のポイント: 全時代・全地域から出題され、前近代の比重も大きい科目です。各大問に史料・図・グラフ・手紙といった資料が組み込まれており、知識だけで即答できる設問は多くありません。資料を読む設問は「誰が、いつ、何のために書いたか」を先に押さえると選択肢の絞り込みが速くなります。第2問Bの連動する設問4・設問5は、自分がどちらを選んだかを問題冊子に控えておきましょう。 各設問の詳しい解き方は上の「解答・解説はこちら」からどうぞ。
※ 難易度は当サイトの独自評価です(★1 基礎 〜 ★5 難)。

