2024年度 大学入学共通テスト 追試験 生物 過去問題

2024年度 大学入学共通テスト 追試験「生物」の問題冊子をPDFで公開しています。全設問の解答・解説も無料で読めます。印刷して実戦形式の演習にお使いください。

目次
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この問題の概要

2024年度 追試験 生物は、試験時間60分・満点100点、大問6題(第1問15点・第2問15点・第3問18点・第4問19点・第5問14点・第6問19点、計21問)の構成です。第1問が遺伝子発現と遺伝的浮動、第2問が代謝経路の遺伝と伴性遺伝、第3問が植物ホルモンと情報伝達、第4問がミツバチの行動と血縁選択、第5問が生態系の物質生産、第6問が光合成の進化と生物の陸上進出です。なお解答表には、第2問問1で別の選択肢を解答した場合に部分点を与える(注)と、ハイフンでつながれた正解は順序を問わないという(注)が付いています。

大問出題内容配点難易度ひとこと
第1問翻訳と分泌タンパク質の小胞輸送/ミトコンドリアDNAの多様性と遺伝的浮動15★★★☆☆問1は翻訳の要素と小胞輸送の経路を知識で確実に取りたい。問2・問3は卵形成でのミトコンドリア数の減少をボトルネック効果と読み替えられるかで決まる。
第2問昆虫の眼の色素合成経路と移植実験/遺伝子CのX染色体上の伴性遺伝15★★★★☆問1・問2は物質2・3は移動可、物質4は移動不可という条件を表に整理してから変異体を当てはめたい。問3は雌雄の遺伝子型を書き出せば分離比を追える。
第3問植物ホルモンの働き/ジベレリン合成と受容体の変異体/仮説を検証する実験の設計18★★★☆☆問1のホルモンの働きは知識で二つとも取りたい。問4は「適当でないもの」を選ぶ形式で、仮説のどの部分を検証する実験かを選択肢ごとに確かめる必要がある。
第4問ミツバチのワーカーの利他行動と血縁選択/生得的行動/餌場までの距離の知覚とダンス19★★★☆☆問1の血縁選択の成立条件と問2の生得的行動は知識で確保できる。問3・問4はダンスが巣を基点とした相対的な方向と距離を伝える点を実験結果から読み取りたい。
第5問生態系の物質生産(総生産量・純生産量・呼吸量)/海域による純生産量の違い/鉄の添加実験14★★★☆☆問1の物質生産の用語の定義は落とせない。問3は鉄の添加と水温という二つの要因を、クロロフィル量と窒素の消費の両方のグラフで突き合わせるのが勘所。
第6問光合成の進化と大気の変遷/細胞内共生説と葉緑体の起源/植物の陸上進出/ルビスコとCO₂濃度19★★★☆☆問1〜問3は光合成の進化・細胞内共生説・乾燥への適応の知識で取りたい。問4はルビスコの性質の違いを大気のCO₂濃度の変遷に結びつけるグラフ考察が山場。

対策のポイント: 知識で即答できる設問と、実験結果やグラフから論理を組み立てる設問がほぼ半々です。第1問問1、第3問問1、第4問問1・問2、第5問問1、第6問問1〜問3のような知識問題を素早く処理し、第2問の移植実験と伴性遺伝、第5問問3・第6問問4のグラフ考察に時間を回す配分が有効です。考察問題では、実験結果から言えることと言えないことを切り分ける読み方を身につけておきましょう。 各設問の詳しい解き方は上の「解答・解説はこちら」からどうぞ。

※ 難易度は当サイトの独自評価です(★1 基礎 〜 ★5 難)。

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