2025年度 大学入学共通テスト 本試験「情報Ⅰ」の問題冊子をPDFで公開しています。全設問の解答・解説も無料で読めます。印刷して実戦形式の演習にお使いください。
目次
この問題の概要
2025年度 本試験 情報Ⅰは、新課程で新設された科目として初めて実施された試験です。試験時間60分・満点100点、大問4題(第1問20点・第2問30点・第3問25点・第4問25点、計18問)の構成で、選択問題はなく全問必答です。第1問がデジタル署名から情報デザインまでをまたぐ小問集合、第2問がA 店舗の情報システムとPOSデータ・B 集金のシミュレーション、第3問が工芸品の割り当てを題材にしたプログラミング、第4問が散布図と箱ひげ図を用いたデータの活用という配置です。
| 大問 | 出題内容 | 配点 | 難易度 | ひとこと |
|---|---|---|---|---|
| 第1問 | デジタル署名の役割/7個の要素がとる組合せの総数とビット/2種類のチェックディジットの計算と誤り検出能力/フィッツの法則の適用 | 20 | ★★★☆☆ | 問2は2の7乗まで一気に押し切りたい。問4は「ディスプレイの端は実質的に無限の大きさをもつ」と読み替えられるかが分かれ目 |
| 第2問 | A レシートの項目とデータ分析/属性情報と購買履歴で分かること/情報と商品の流れの読み取り/実店舗とネットショップの連携 B 集金シミュレーションのトレース/ヒストグラムの解釈/起こり得ないシナリオの判断 | 30 | ★★★★☆ | 配点最大の30点。B問1は手元の千円札の増減を表の上から一行ずつ追う作業で、ここを正確にこなせるかが山場になります |
| 第3問 | 最も早く空く部員に工芸品を割り当てる手順のシミュレーション/配列の最小値を探すアルゴリズム/割り当て全体を自動化するプログラムの構造 | 25 | ★★★★☆ | 問1で手作業した割り当てが、そのまま問2問3のプログラムになります。各部員の作業終了時刻を配列で管理する発想が要です |
| 第4問 | 尺度水準の判断と棒グラフ・帯グラフの読み取り/散布図と相関係数/人口で割った指標への変換の効果/散布図と箱ひげ図の組合せと第3四分位数 | 25 | ★★★☆☆ | 問2は相関と因果を切り分ける定番。問3の「人口で割ると何が変わるか」と、問4の四分位数による分類が得点差になります |
対策のポイント: 第2問と第3問で55点を占め、どちらも与えられた手順を一行ずつ正確にたどる作業が中心です。プログラムは配列と繰り返しが軸なので、添字の範囲と繰り返しの終了条件を落ち着いて確認する練習を重ねましょう。第4問は相関と因果の区別や四分位数の定義といった基礎用語を正確に押さえれば安定して取れ、第1問の情報量の計算とチェックディジットも手を動かして慣れておくと時間の余裕が生まれます。 各設問の詳しい解き方は上の「解答・解説はこちら」からどうぞ。
※ 難易度は当サイトの独自評価です(★1 基礎 〜 ★5 難)。

