2021年度 大学入学共通テスト 本試験「物理」の問題冊子をPDFで公開しています。大問ごとの出題内容・配点・難易度をまとめた「この問題の概要」つき。全設問の解答・解説も無料で読めます。印刷して実戦形式の演習にお使いください。
目次
この問題の概要
2021年度 本試験 物理は、共通テスト初年度の問題で、試験時間60分・満点100点、大問4題(第1問25点・第2問25点・第3問30点・第4問20点、計21問)の構成です。第1問が5分野の小問集合、第2問が電磁気(A 回路・B 導体棒)、第3問が波動と原子(A ダイヤモンドの輝き・B 蛍光灯)、第4問が力学(斜方投射と衝突)で、身近な題材から物理を引き出す共通テストらしい構成です。
| 大問 | 出題内容 | 配点 | 難易度 | ひとこと |
|---|---|---|---|---|
| 第1問 | 小問集合(慣性力・滑車・電場・うなり・気体の断熱変化) | 25 | ★★★☆☆ | 問2の滑車は「人が引く力の反作用も人を持ち上げる」を見落とすと答えが 2/3 になる頻出の罠。問5は等温と断熱の p-V グラフの傾きの違い |
| 第2問 | A コンデンサーを含む回路とホイートストンブリッジ/B 磁場中のレール上を動く2本の導体棒 | 25 | ★★☆☆☆ | Aは「閉じた瞬間は導線・十分時間後は断線」の読み替えで普通の直流回路に。Bは2本の棒の運動量が保存することに気づけばグラフは計算なしで決まる |
| 第3問 | A ダイヤモンドが輝く理由(分散と全反射)/B 蛍光灯が光る原理(電子と水銀原子の衝突) | 30 | ★★★☆☆ | Aは問3のグラフ読み取りが山場で「臨界角が小さいほど全反射する範囲が広い」に着地。Bは運動量は保存するが運動エネルギーは非弾性衝突では保存しない、の確認 |
| 第4問 | 力学(氷上のそりへの投球:斜方投射と衝突) | 20 | ★★★★☆ | 問2で「水平方向の運動量だけが保存する」ことに気づけるかが分かれ目。氷が鉛直方向の力を受け持つので鉛直の運動量は保存しない |
対策のポイント: 初年度らしく計算量は少なく、「何が保存して何が保存しないか」を場面ごとに判断させる設問が得点を分けます。第2問は確実に取り、第1問 問2と第4問 問2のような「作用・反作用」「外力の有無」の見落としを本番前に一度経験しておくと安心です。 各設問の詳しい解き方は上の「解答・解説はこちら」からどうぞ。
※ 難易度は当サイトの独自評価です(★1 基礎 〜 ★5 難)。

