2023年度 大学入学共通テスト 本試験「物理」の問題冊子をPDFで公開しています。大問ごとの出題内容・配点・難易度をまとめた「この問題の概要」つき。全設問の解答・解説も無料で読めます。印刷して実戦形式の演習にお使いください。
目次
この問題の概要
2023年度 本試験 物理は、試験時間60分・満点100点で、大問4題(各25点・各5問)の構成です。第1問が5分野の小問集合、第2問が力学(空気抵抗の探究実験)、第3問が波動(円運動する音源のドップラー効果)、第4問が電磁気(コンデンサーの放電実験)で、実験データの扱い方を問う設問が2題入っています。
| 大問 | 出題内容 | 配点 | 難易度 | ひとこと |
|---|---|---|---|---|
| 第1問 | 小問集合(力のモーメント・熱サイクル・運動量とエネルギー・磁場中の荷電粒子・光電効果) | 25 | ★★☆☆☆ | 5分野から1問ずつ。p-V図の回る向きと仕事の符号、運動量保存と力学的エネルギー保存を独立に判定する問3が要注意 |
| 第2問 | 力学:アルミカップの落下実験と空気抵抗 | 25 | ★★★☆☆ | 抵抗力が速さに比例するか2乗に比例するかを実験で確かめる探究型。問4の「軸の取り方を工夫して原点を通る直線にする」が実験データ処理の核心 |
| 第3問 | 波動:円運動する音源とドップラー効果 | 25 | ★★★★☆ | 「観測者に向かう速度成分だけがドップラー効果を生む」の一点で押し切る。接点と直径の端の役割を図で整理できないと後半が崩れる |
| 第4問 | 電磁気:コンデンサーの電気容量を測る実験 | 25 | ★★★☆☆ | 放電電流のグラフの面積から電気量を出し、「半分になる時間が一定」という指数関数の性質につなげる。作業量が多いが手順は素直 |
対策のポイント: 計算量は控えめで、その分「設定を式に翻訳する」段階で差がつく試験です。第1問で20点以上を確保し、第2問・第4問の実験問題は問題文の指示どおりにグラフを読み替える練習をしておくと安定します。第3問はドップラー効果の式を丸暗記するのではなく、速度成分で考える習慣が問われます。 各設問の詳しい解き方は上の「解答・解説はこちら」からどうぞ。
※ 難易度は当サイトの独自評価です(★1 基礎 〜 ★5 難)。

