2019年度 大学入試センター試験 本試験「物理」の問題冊子をPDFで公開しています。大問ごとの出題内容・配点・難易度をまとめた「この問題の概要」つき。全設問の解答・解説も無料で読めます。印刷して実戦形式の演習にお使いください。
目次
この問題の概要
2019年度 センター試験 本試験 物理は、試験時間60分・満点100点で、第1問(25点)〜第4問(各20点)が必答、第5問・第6問(各15点)から1問を選択する構成です。当サイトでは選択の2題とも解説しているため、下の表の配点合計は115点になります。第1問が小問集合、第2問が電磁気、第3問が波動、第4問が力学で、それぞれA・Bの2テーマに分かれています。
| 大問 | 出題内容 | 配点 | 難易度 | ひとこと |
|---|---|---|---|---|
| 第1問 | 小問集合(運動量・電場・凸レンズ・気体・ばね振り子) | 25 | ★★☆☆☆ | 「倍率 1.0 なら物体もスクリーンも焦点距離の2倍の位置」「重力があってもばね振り子の周期は変わらない」など頻出テーマの確認 |
| 第2問 | A 半導体ダイオードと交流の整流/B 磁場中のレール上の導体棒 | 20 | ★★★☆☆ | Aは「ダイオードのある枝が半周期だけ導通する」で電流が 2:1。Bは抵抗 0 の棒が止まっている間は R を短絡している、という設定の読み取りがミソ |
| 第3問 | A 薄膜による光の干渉と透明な板による屈折/B 単振動する音源のドップラー効果 | 20 | ★★★★☆ | Aの問1は薄膜干渉を作図の線分だけで表す珍しい形式で、EF = n·AB から経路差が n(BD+DF) に化けるのが山場。Bは「いちばん高い音=観測者に向かう速さが最大」だけ |
| 第4問 | A 減速する電車内の運動と慣性力/B 釘にかかる振り子 | 20 | ★★★☆☆ | Aは重力と慣性力を合成した「見かけの重力」を描けばおもりの傾きもボールの軌道も一度に決まる。Bはエネルギー保存→円運動の運動方程式の王道 |
| 第5問〔選択〕 | 熱力学(p-V 図の長方形サイクル) | 15 | ★★☆☆☆ | 仕事は面積、温度は pV に比例、の2点だけで3問とも解ける |
| 第6問〔選択〕 | 原子(X線の発生とスペクトル) | 15 | ★★★☆☆ | 連続X線の最短波長は加速電圧で、特性X線のピークは陽極金属で決まる。この二本立てが問3にそのまま効く |
対策のポイント: 第3問Aの薄膜干渉は見慣れない表現で戸惑いやすく、ここで時間を失わないことが大切です。第1問・第4問・選択問題(第5問が手堅い)で60点近くを先に固め、第2問Bの「抵抗 0」や第3問Aのような設定の読み替えは最後に落ち着いて取り組んでください。 各設問の詳しい解き方は上の「解答・解説はこちら」からどうぞ。
※ 難易度は当サイトの独自評価です(★1 基礎 〜 ★5 難)。

